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公開番号2025004260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024182470,2024541047
出願日2024-10-18,2023-11-22
発明の名称温度履歴推定装置、温度履歴推定方法、温度履歴推定プログラム
出願人NOK株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人
主分類G01N 25/38 20060101AFI20250106BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡便な方法により、ゴム組成物の温度履歴を推定する。
【解決手段】温度履歴推定装置(1)は、ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する。温度履歴推定装置(1)は、測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付ける測定値受付部(101)と、ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータ(202)を記憶する記憶部(20)と、炭化率の測定値とデータ(202)とに基づいて、測定対象物の温度履歴を推定する温度履歴推定部(102)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する装置であり、
前記測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付ける測定値受付部と、
前記ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータを記憶する記憶部と、
炭化率の前記測定値と前記データとに基づいて、前記測定対象物の温度履歴を推定する温度履歴推定部と、
を備える、温度履歴推定装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記温度履歴推定部は、炭化率の前記測定値を、前記データにおけるサンプルに含まれるポリマーの炭化率に対応付けて、前記測定対象物の温度履歴を推定する、
請求項1に記載の温度履歴推定装置。
【請求項3】
炭化率の前記測定値は、熱重量-示差熱分析装置を用いて測定する、
請求項1または2に記載の温度履歴推定装置。
【請求項4】
ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する方法であり、
前記測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付けるステップと、
炭化率の前記測定値と前記ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータとに基づいて、前記測定対象物の温度履歴を推定するステップと、
を実行する、温度履歴推定方法。
【請求項5】
前記測定対象物の温度履歴を推定するステップでは、炭化率の前記測定値を、前記データにおけるサンプルに含まれるポリマーの炭化率に対応付けて、前記測定対象物の温度履歴を推定する、
請求項4に記載の温度履歴推定方法。
【請求項6】
炭化率の前記測定値は、熱重量-示差熱分析装置を用いて測定する、
請求項4または5に記載の温度履歴推定方法。
【請求項7】
ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する処理をコンピュータに実行されるプログラムであり、
前記測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付けるステップと、
炭化率の前記測定値と前記ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータとに基づいて、前記測定対象物の温度履歴を推定するステップと、
を前記コンピュータに実行させる、温度履歴推定プログラム。
【請求項8】
前記測定対象物の温度履歴を推定するステップでは、炭化率の前記測定値を、前記データにおけるサンプルに含まれるポリマーの炭化率に対応付けて、前記測定対象物の温度履歴を推定する、
請求項7に記載の温度履歴推定プログラム。
【請求項9】
炭化率の前記測定値は、熱重量-示差熱分析装置を用いて測定する、
請求項7または8に記載の温度履歴推定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温度履歴推定装置、温度履歴推定方法、温度履歴推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ゴム組成物について、FT-IRを用いた構造変化の測定や、ゴム硬度変化を測定することにより、劣化度を推定することが行われてきた(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
川島 哲哉、小川 俊夫 著、「NBRの熱劣化による破壊」、「日本ゴム協会誌 2002年75巻6号」、一般社団法人 日本ゴム協会、p.257~262
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、これらの変化は定量化が困難であり、また誤差も大きいため、ゴム組成物のサンプルの温度履歴を正確に推定することは困難であった。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡便な方法によりゴム組成物の温度履歴を推定する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る温度履歴推定装置は、ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する装置であり、前記測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付ける測定値受付部と、前記ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータを記憶する記憶部と、炭化率の前記測定値と前記データとに基づいて、前記測定対象物の温度履歴を推定する温度履歴推定部と、を備える。
【0007】
本発明の一態様に係る温度履歴推定装置において、前記温度履歴推定部は、炭化率の前記測定値を、前記データにおけるサンプルに含まれるポリマーの炭化率に対応付けて、前記測定対象物の温度履歴を推定する。
【0008】
本発明の一態様に係る温度履歴推定装置において、炭化率の前記測定値は、熱重量-示差熱分析装置を用いて測定する。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係る温度履歴推定方法は、ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する方法であり、前記測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付けるステップと、炭化率の前記測定値と前記ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータとに基づいて、前記測定対象物の温度履歴を推定するステップと、を実行する。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係る温度履歴推定プログラムは、ゴム組成物である測定対象物の温度履歴を推定する処理をコンピュータに実行されるプログラムであり、前記測定対象物に含まれるポリマーの炭化率の測定値を受け付けるステップと、炭化率の前記測定値と前記ゴム組成物のサンプルに含まれるポリマーの炭化率と温度との関係を示すデータとに基づいて、前記測定対象物の温度履歴を推定するステップと、を前記コンピュータに実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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