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公開番号2025004235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024179542,2021573836
出願日2024-10-15,2020-06-12
発明の名称着脱式歯科用補綴物を洗浄するための組成物
出願人アーミス・バイオファーマ,インコーポレーテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C11D 7/18 20060101AFI20250106BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】歯科用補綴物及び歯科矯正装置のための水性洗浄組成物、並びに洗浄組成物を用いて歯科用補綴物及び他の歯科矯正装置から微生物及び汚れを除去するための方法を提供する。
【解決手段】約125重量ppm~約25重量%の範囲内の量の過酸化水素、約150重量ppm~約30重量%の範囲内の量の1又は複数のカルボン酸、及び約100重量ppm~約20重量%の範囲内の量の1又は複数の過酸、を含み、前記過酸のうちの少なくとも1つは、前記カルボン酸のうちの1つと同じ数の炭素を有する、水性洗浄組成物が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
約125重量ppm~約25重量%の範囲内の量の過酸化水素、
約150重量ppm~約30重量%の範囲内の量の1又は複数のカルボン酸、及び
約100重量ppm~約20重量%の範囲内の量の1又は複数の過酸、
を含み、前記過酸のうちの少なくとも1つは、前記カルボン酸のうちの1つと同じ数の炭素を有する、水性洗浄組成物。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
約1.25重量ppm~約5重量%の範囲内の1又は複数のC
1~5
アルキルヒドロペルオキシドをさらに含む、請求項1に記載の洗浄組成物。
【請求項3】
前記過酸化水素が、約125重量ppm~約20重量%の範囲内である、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記過酸化水素が、約10重量%~約20重量%の範囲内である、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記1又は複数のカルボン酸が、約150重量ppm~20重量%の範囲内である、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記1又は複数のカルボン酸が、約12重量%~20重量%の範囲内である、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記1又は複数のカルボン酸が、C
2~10
の脂肪酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸、α-ケトカルボン酸、β-ケトカルボン酸、及びこれらの混合物から成る群より選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記1又は複数のカルボン酸が、前記組成物の総重量の約150ppm~20%の範囲内の酢酸を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記1又は複数のカルボン酸が、前記組成物の総重量の約15%~約20%の範囲内の酢酸を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記1又は複数のカルボン酸がさらに、プロピオン酸、クエン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、マロン酸、乳酸、グリコール酸、シュウ酸、ピルビン酸、シトラマル酸、アセト酢酸、シトラコン酸、マレイン酸、及びこれらのいずれかの混合物から成る群より選択される1又は複数のさらなる酸を含む、請求項8に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、歯科用補綴物及び歯科矯正装置から微生物を排除し、汚れを除去するための洗浄組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
着脱式の歯科用補綴物(義歯)及び他の口腔歯科用装具は、口内炎及び肺炎などの疾患を予防するために、定期的で頻繁な洗浄を行う必要がある。リテーナー及び他の着脱式歯科矯正装置に用いられる義歯ベースのアクリル樹脂及び他のポリマーは、義歯の下及び表面上にある粘膜中の口腔内在性細菌によって容易にコロニー形成される。この微生物の蓄積は、義歯に関連する口内炎、及び特に高齢者にとっては命に関わる感染症である誤嚥性肺炎の原因となり得る。
【0003】
歯科用補綴物を洗浄するためのより良好な製品が求められている。
【発明の概要】
【0004】
本特許文書は、例えば義歯、キャップ、インレー、アンレー、及びブリッジ、さらにはリテーナー及び他の着脱式歯科矯正装置を含む歯科用補綴物から微生物を排除するための洗浄組成物を開示する。従来の製品と比較して、本明細書で述べる組成物は、細菌、ウィルス、及び真菌などの微生物を排除することができ、さらには、バイオフィルム、汚れ、及び他の汚染物を除去することができる。洗浄プロセスは、短時間で完了することができ、歯科用補綴物に対して明瞭な損傷を残すことがない。
【0005】
本開示の第一の態様は、約125重量ppm~約25重量%の範囲内の量の過酸化水素、約150重量ppm~約30重量%の範囲内の量の1又は複数のカルボン酸、及び約100重量ppm~約20重量%の範囲内の量の1又は複数の過酸を含有する水性洗浄組成物を提供し、過酸のうちの少なくとも1つは、カルボン酸のうちの1つと同じ数の炭素を有する。
【0006】
1つの実施形態では、組成物はさらに、約1.25重量ppm~約5重量%の範囲内の1又は複数のC
1~5
アルキルヒドロペルオキシドを含有する。
別の実施形態では、カルボン酸は、酢酸である。1つの実施形態では、酢酸の量は、約15重量%~約20重量%の範囲内である。別の実施形態では、酢酸の量は、約150重量ppm~約20重量%の範囲内である。
【0007】
別の実施形態では、過酸化水素の量は、約125重量ppm~約20重量%の範囲内である。別の実施形態では、過酸化水素の量は、約5重量%~約20重量%の範囲内である。
【0008】
さらなる実施形態では、1又は複数のカルボン酸の量は、約150重量ppm~20重量%の範囲内である。さらなる実施形態では、1又は複数のカルボン酸の量は、約5重量%~20重量%の範囲内である。なおさらなる実施形態では、1又は複数のカルボン酸は、C2~10のモノカルボン酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸、α-ケトカルボン酸、β-ケトカルボン酸、及びこれらの混合物から選択される。なおさらなる実施形態では、1又は複数のカルボン酸は、組成物の総重量の約7%~約20%の範囲内の量の酢酸である。
【0009】
異なる実施形態では、1又は複数のカルボン酸はさらに、クエン酸、コハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、スベリン酸、マロン酸、乳酸、グリコール酸、シュウ酸、ピルビン酸、シトラマル酸、アセト酢酸、シトラコン酸、マレイン酸、及びこれらのいずれかの混合物から選択される1又は複数のさらなる酸を含有する。
【0010】
1つの実施形態では、過酸は、過酢酸である。別の実施形態では、1又は複数の過酸は、組成物の総重量の約100ppm~約12%の量の範囲内である。別の実施形態では、1又は複数の過酸は、組成物の総重量の約6%~約12%の量の範囲内である。
(【0011】以降は省略されています)

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