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公開番号2025003484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024181370,2023114091
出願日2024-10-16,2017-01-05
発明の名称部品実装システム
出願人株式会社FUJI
代理人個人
主分類H05K 13/00 20060101AFI20241226BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】部品実装システムの生産性を向上させる。
【解決手段】部品実装システムは、回路基板を搬送する搬送経路に沿って配列した複数の部品実装機12の交換用のユニット81を保管する保管庫19と、この保管庫19から離れた作業場所と保管庫19との間を自動走行し、前記交換用のユニット81を積載して、前記保管庫19まで運搬するとともに、前記複数の部品実装機12から前記保管庫19に回収されている交換済みのユニット81を載せて前記作業場所に戻るユニット運搬装置76と、前記保管庫19の前に移動して、前記保管庫19から交換用のユニット81を取り出した後、自動交換しようとする部品実装機12の前へ移動し、当該部品実装機12の自動交換が必要になったユニット81を前記交換用のユニット81と自動交換し、回収する自動交換装置26とを備えた構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回路基板を搬送する搬送経路に沿って配列した、前記回路基板に部品を実装する複数の部品実装機と、
前記複数の部品実装機の配列方向に前記部品実装機と並んで配置され、前記複数の部品実装機に対して交換可能な交換用のユニットを保管する保管庫と、
前記保管庫から離れた作業場所と前記保管庫との間を自動走行し、前記交換用のユニットを積載して、前記保管庫まで運搬するとともに、前記複数の部品実装機から前記保管庫に回収されている交換済みのユニットを載せて前記作業場所に戻るユニット運搬装置と、
前記保管庫の前に移動して、前記保管庫から交換用のユニットを取り出した後、自動交換しようとする部品実装機の前へ移動し、当該部品実装機の自動交換が必要になったユニットを前記交換用のユニットと自動交換し、回収する自動交換装置と
を備える、部品実装システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
回路基板を搬送する搬送経路に沿って配列した、前記回路基板に部品を実装する複数の部品実装機と、
前記複数の部品実装機に対して交換可能な交換用のユニットを保管する保管庫と、
を備えた部品実装ラインが複数設けられた部品実装システムにおいて、
前記複数の部品実装ラインの前記保管庫に回収した交換済みのユニットのメンテナンスや修理を行うために前記複数の部品実装ラインの前記保管庫から離れた場所に位置する共通の作業場所と前記保管庫との間を自動走行し、前記交換用のユニットを積載して、前記複数の部品実装ラインの前記保管庫まで運搬するとともに、前記複数の部品実装ラインの前記保管庫に回収されている前記交換済みのユニットを載せて前記作業場所に戻るユニット運搬装置と、
前記保管庫の前に移動して、前記保管庫から交換用のユニットを取り出した後、自動交換しようとする部品実装機の前へ移動し、当該部品実装機の自動交換が必要になったユニットを前記交換用のユニットと自動交換し、回収する自動交換装置と
を備える、部品実装システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、複数台の部品実装機を配列して構成した部品実装システムに関する技術を開示したものである。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、部品実装ラインは、回路基板を搬送する搬送経路に複数台の部品実装機を配列して構成され、各部品実装機で、フィーダから供給される部品を吸着ノズルで吸着して回路基板に実装して部品実装基板を生産する。生産中に、いずれかの部品実装機のフィーダが故障したり、吸着ノズルが破損や孔詰りすると、部品吸着ミス等の異常が発生するため、その異常を検出したときに当該部品実装機の稼働を停止して、作業者がフィーダや吸着ノズルを交換する作業を行った後に、当該部品実装機の稼働を再開するようにしている。また、フィーダや吸着ノズルも使用期間が長くなるに従って故障しやすくなるため、その故障を予防するために、定期的にフィーダや吸着ノズルを交換してメンテナンスする必要がある。
【0003】
そこで、特許文献1(特開2002-190700号公報)の部品実装機では、生産中にフィーダ毎又は吸着ノズル毎に、部品吸着率、装着率、部品吸着位置ずれ量、装着位置ずれ量等を算出してメンテナンスが必要になったか否かを監視し、いずれかのフィーダや吸着ノズルのメンテナンスが必要になったときに、そのフィーダや吸着ノズルを表示部に表示して生産を停止し、作業者にフィーダや吸着ノズルのメンテナンスを行わせるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-190700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、メンテナンスが必要になったフィーダや吸着ノズルが表示部に表示されたときに、速やかに作業者が手作業で当該フィーダや吸着ノズルを部品実装機から取り外して交換用のフィーダや吸着ノズルを取り付けて生産を再開する必要があり、その作業が面倒である。しかも、メンテナンスが必要になったフィーダや吸着ノズルが表示部に表示されたときに、作業者が別の作業を行っている場合は、メンテナンスが必要になったフィーダや吸着ノズルをすぐに取り替えることができず、生産停止時間が長くなって、稼働率(生産性)が低下してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の部品実装システムは、回路基板を搬送する搬送経路に沿って配列した、前記回路基板に部品を実装する複数の部品実装機と、
前記複数の部品実装機の配列方向に前記部品実装機と並んで配置され、前記複数の部品実装機に対して交換可能な交換用のユニットを保管する保管庫と、
前記保管庫から離れた作業場所と前記保管庫との間を自動走行し、前記交換用のユニットを積載して、前記保管庫まで運搬するとともに、前記複数の部品実装機から前記保管庫に回収されている交換済みのユニットを載せて前記作業場所に戻るユニット運搬装置と、 前記保管庫の前に移動して、前記保管庫から交換用のユニットを取り出した後、自動交換しようとする部品実装機の前へ移動し、当該部品実装機の自動交換が必要になったユニットを前記交換用のユニットと自動交換し、回収する自動交換装置と
を備える。
【0007】
この構成では、保管庫から離れた作業場所と保管庫との間を自動走行するユニット運搬装置が、交換用のユニットを積載して前記保管庫まで運搬するとともに、複数の部品実装機から前記保管庫に回収されている交換済みのユニットを載せて前記作業場所に戻るようにしているため、作業場所と保管庫との間で交換用のユニットの補給及び交換済みのユニットの回収を能率良く行うことができる。しかも、自動交換装置が保管庫から交換用のユニットを受け取って、自動交換しようとする部品実装機の前へ移動し、当該部品実装機の自動交換が必要になったユニットを前記交換用のユニットと自動交換し、回収するようにしているため、保管庫と各部品実装機との間で、交換用のユニットと交換済みのユニットとの入れ替えを能率良く行うことができ、各部品実装機から取り外した交換済みのユニットを能率良く回収することができる。
【0008】
請求項2に記載の部品実装システムは、回路基板を搬送する搬送経路に沿って配列した、前記回路基板に部品を実装する複数の部品実装機と、
前記複数の部品実装機に対して交換可能な交換用のユニットを保管する保管庫と、
を備えた部品実装ラインが複数設けられた部品実装システムにおいて、
前記複数の部品実装ラインの前記保管庫に回収した交換済みのユニットのメンテナンスや修理を行うために前記複数の部品実装ラインの前記保管庫から離れた場所に位置する共通の作業場所と前記保管庫との間を自動走行し、前記交換用のユニットを積載して、前記複数の部品実装ラインの前記保管庫まで運搬するとともに、前記複数の部品実装ラインの前記保管庫に回収されている前記交換済みのユニットを載せて前記作業場所に戻るユニット運搬装置と、
前記保管庫の前に移動して、前記保管庫から交換用のユニットを取り出した後、自動交換しようとする部品実装機の前へ移動し、当該部品実装機の自動交換が必要になったユニットを前記交換用のユニットと自動交換し、回収する自動交換装置と
を備える。
【0009】
この構成では、作業場所とユニット運搬装置を、複数の部品実装ラインで共用するようにしたので、複数の部品実装ラインの保管庫への交換用のユニットの補給と、複数の部品実装ラインの保管庫に回収した交換済みのユニットのメンテナンスや修理を、共通の作業場所で同じ作業者が行うことが可能となり、各部品実装ライン毎に作業場所やユニット運搬装置を設ける必要がなく、その分、工場内に複数の部品実装ラインをコンパクトに設置できると共に、複数の部品実装ラインの管理に従事する作業者の人数を削減することができて、一層の省力化が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本発明の一実施例の部品実装ライン全体の構成を示す斜視図である。
図2は自動交換装置と部品実装機の構成を概略的に示す斜視図である。
図3は自動交換装置付きの部品実装ラインの管理システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図4はカセット式のフィーダを示す斜視図である。
図5はカセット式の吸着ノズル交換ユニットを示す斜視図である。
図6はカセット式の吸着ノズル交換ユニットから回転型ノズルステーションを取り外した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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