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公開番号2025003072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103537
出願日2023-06-23
発明の名称学習支援装置、学習支援方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】学習者に学習機会をより多く提供する。
【解決手段】学習支援装置100は、制御部101を備える。制御部101は、学習者が予め設定された学習可能状態にあるか否かを示す状態判別情報を取得する。制御部101は、状態判別情報が、学習者が学習可能状態にあることを示す場合に、学習用コンテンツを用いた学習を学習者に促す学習促進処理を実行する。制御部101は、状態判別情報が、学習者が学習可能状態にないことを示す場合に、学習促進処理を実行しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備え、
前記制御部は、
学習者が予め設定された学習可能状態にあるか否かを示す状態判別情報を取得し、
前記状態判別情報が、学習者が学習可能状態にあることを示す場合に、学習用コンテンツを用いた学習を学習者に促す学習促進処理を実行し、
前記状態判別情報が、学習者が学習可能状態にないことを示す場合に、学習促進処理を実行しない、
学習支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、学習者が学習可能状態にあるか否かの判別を行い、当該判別の結果を示す情報を前記状態判別情報として取得する、
請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項3】
前記制御部は、
学習者の状態を示す状態情報を取得し、
前記状態情報が予め設定された基準条件を満たすか否かを判別し、
前記状態情報が基準条件を満たすと判別した場合に、学習者が学習可能状態にあると判別する、
請求項2に記載の学習支援装置。
【請求項4】
前記制御部は、
学習者の行動を表す行動情報を取得し、
前記行動情報に基づいて、学習者の行動が基準条件を満たすと判別した場合に、学習者が学習可能状態にあると判別する、
請求項3に記載の学習支援装置。
【請求項5】
前記制御部は、
学習者の空間的位置を示す位置情報を取得し、
前記位置情報に基づいて、学習者の空間的位置が基準条件を満たすと判別した場合に、学習者が学習可能状態にあると判別する、
請求項3に記載の学習支援装置。
【請求項6】
前記制御部は、
学習者のスケジュール情報を取得し、
前記スケジュール情報に基づいて、学習者のスケジュールが基準条件を満たすと判別した場合に、学習者が学習可能状態にあると判別する、
請求項3に記載の学習支援装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記状態判別情報が、学習者が学習可能状態にあることを示す場合に、i)学習用コンテンツの提供を開始するか、又は、ii)学習のタイミングであることを学習者に報知し、学習者の操作に応答して学習用コンテンツの提供を開始する、
請求項1から6の何れか一項に記載の学習支援装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記状態判別情報が、学習者が学習可能状態にないことを示す場合に、インターバル時間待機して、前記状態判別情報の取得を再度実行する、
請求項1から6の何れか一項に記載の学習支援装置。
【請求項9】
前記制御部は、
学習促進処理を行った後、学習用コンテンツを用いた学習が開始されたか否かを判別し、
学習が開始されていないと判別した場合に、前記インターバル時間待機して、前記状態判別情報の取得を再度実行する、
請求項8に記載の学習支援装置。
【請求項10】
前記制御部は、学習促進処理の実行回数に応じて前記インターバル時間を設定する、
請求項8に記載の学習支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、学習支援装置、学習支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
学習には、定期的な繰り返しが必要である。これは、エビングハウスの忘却曲線で示されるように、記憶は学習直後から徐々に失われるが、再学習を繰り返すことで記憶が蘇り、徐々に定着するからである。
【0003】
このような観点から、繰り返し学習を支援する学習支援装置が提案されている。例えば、特許文献1に開示された学習支援装置は、学習後の確認テストで誤った問題に対し、「問題-正解」のセットを学習者に提示して学習を促し、一定期間(例えば10分)後に、確認テストを行う。また、この学習支援装置は、学習完了後、記憶低減期間が経過したら、アラーム音とランプの点滅で復習テストの開始時刻の到来を告知して復習テストを開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-278745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された学習支援装置は、エビングハウスの忘却曲線に基づき、次の学習タイミングを設定して、学習者に学習情報を提示する。しかしながら、学習支援装置が設定する学習タイミングが学習者に適しているとは限らない。一般的には、例えば、学習する環境にない、一時的な所要で手が離せない、気分が乗らない、等の理由により、学習する態勢になく、学習に結びつかないことがある。このため、折角学習支援装置を使用しているにもかかわらず、学習機会が減ってしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、学習者に学習機会をより多く提供できる学習支援装置、学習支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る学習支援装置は、
制御部を備え、
前記制御部は、
学習者が予め設定された学習可能状態にあるか否かを示す状態判別情報を取得し、
前記状態判別情報が、学習者が学習可能状態にあることを示す場合に、学習用コンテンツを用いた学習を学習者に促す学習促進処理を実行し、
前記状態判別情報が、学習者が学習可能状態にないことを示す場合に、学習促進処理を実行しない。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、学習者に学習機会をより多く提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る学習支援装置の概要を示す図であり、(A)は外観形状を示す図、(B)は表示例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る学習支援装置の構成例を示す図であり、(A)はハードウェア構成の一例を示す図、(B)は機能的構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る学習支援装置に格納されるデータの構成例を示す図であり、(A)は教材情報の構成例を示す図、(B)は学習予定情報の構成例を示す図、(C)は学習履歴情報の構成例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る学習支援装置が実行する学習支援処理のフローチャートである。
図4に示す学習支援処理における行動評価処理を詳細に説明するフローチャートであり、(A)は、加速度センサの測定情報を蓄積する加速度情報蓄積処理の詳細を示すフローチャート、(B)は、蓄積された加速度情報を用いて、学習者が学習可能な状態にあるか否かを判別する学習可能状態判別処理の詳細を示すフローチャートである。
図4に示す学習支援処理におけるインターバル時間待機処理の詳細を示すフローチャートである。
本発明の変形例に係る学習支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
(A)~(D)は、本発明の変形例に係る学習支援装置の動作を説明するフローチャートである。
(A)、(B)は、本発明の変形例に係る学習支援装置の動作を説明するフローチャートである。
本発明の変形例に係る学習支援装置の動作を説明するフローチャートである。
本発明の変形例に係る学習支援装置の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態に係る学習支援装置、学習支援方法及びプログラムについて、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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