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公開番号2025002808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103167
出願日2023-06-23
発明の名称乗物用シート
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60N 2/58 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約【課題】無彩色のシートカバーを張設した乗物用シートにおいて、視認性を高めることにある。
【解決手段】無彩色のクッションカバー10、バックカバー20を張設した自動車用シート1である。シートクッション2は、クッションカバー10が、メイン部2aとサイド部2bがRGB明度57である第1ファブリック10aで形成され、カマチ部13の主部分13bがRGB明度184である第2ファブリック10bで形成されている。シートバック3は、バックカバー20が、メイン部3aとサイド部3bが第1ファブリック10aで形成され、カマチ部23の主部分23bが第2ファブリック10bで形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無彩色のシートカバーを張設した乗物用シートであって、
シートクッション、シートバック及び/又はヘッドレストの前記シートカバーにおける着座乗員の身体に当接する面部である着座面部と該着座面部の側部の面部である側部面部との明度差を125以上に設定した乗物用シート。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記シートカバーの前記着座面部と前記シートカバーの前記側部面部との間には玉縁が配設されており、
該玉縁と前記着座面部との明度差の方が、前記着座面部と前記側部面部との明度差より大きく設定されている乗物用シート。
【請求項3】
請求項2において、
前記玉縁に隣接した前記シートカバーの前記側部面部には前記シートカバーの前記着座面部と同色の細帯状部分が配設されている乗物用シート。
【請求項4】
請求項1において、
前記シートバックの前記着座面部の左右上端部の肩口には、ファブリックより摩擦係数の大きい合成皮革が配設されている乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、視認性が良好で安心して乗降が可能な乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の乗物に装備される乗物用シートにおいて、表面に黒、グレー等の無彩色のシートカバーを張設したものが知られている。特許文献1には、全体が黒色のシートカバーを張設した自動車用シートが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1に記載された自動車用シートにおいては、視力が減退した高齢者等が着座しようとしたときシートの立体感が分かりにくくスムーズに着座にくいことがあるという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、無彩色のシートカバーを張設した乗物用シートにおいて、視認性を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、無彩色のシートカバーを張設した乗物用シートであって、シートクッション、シートバック及び/又はヘッドレストの前記シートカバーにおける着座乗員の身体に当接する面部である着座面部と該着座面部の側部の面部である側部面部との明度差を125以上に設定したことを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、視力が減退した着座乗員が車両に乗り込む際、乗物用シートを側方から見てシートクッション、シートバック及び/又はヘッドレストのシートカバーにおける着座面部と側部面部との明度差が125以上に設定されているのでシートの立体感を把握しやすくスムーズに着座することができる。なお、ここで、明度差とはRGBの明度差をいい、その算出方法については後述する。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記シートカバーの前記着座面部と前記シートカバーの前記側部面部との間には玉縁が配設されており、該玉縁と前記着座面部との明度差の方が、前記着座面部と前記側部面部との明度差より大きく設定されていることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、シートカバーの着座面部とシートカバーの側部面部との間に配設された玉縁は、着座面部との明度差が着座面部と側部面部との明度差より大きく設定されているので視認性が高く、よりシートの立体感を把握してスムーズに着座することができる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記玉縁に隣接した前記シートカバーの前記側部面部には前記シートカバーの前記着座面部と同色の細帯状部分が配設されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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