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公開番号
2025002473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102674
出願日
2023-06-22
発明の名称
コントローラシステム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G06F
11/20 20060101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約
【課題】冗長化構成されたコントローラを適切に運用できるようにする。
【解決手段】制御対象装置110の状態を制御する機能と、自機に障害が生じたか否かを監視する状態監視部200と、を各々が有する第1および第2のコントローラ1,2を備え、第1および第2のコントローラ1,2のうち一方は制御対象装置110を制御する実行系装置として機能し、他方は実行系装置に障害が発生した場合に前記実行系装置から供給されたデータに基づいて、制御対象装置110に対する制御を引き継ぐ待機系装置として機能する。第1および第2のコントローラ1,2は、それぞれ、相手側と通信する相互通信部53,54と、制御対象装置110と通信する対制御対象通信部46と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
制御対象装置の状態を制御する機能と、自機に障害が生じたか否かを監視する状態監視部と、を各々が有する第1および第2のコントローラを備え、
前記第1および第2のコントローラのうち一方は前記制御対象装置を制御する実行系装置として機能し、他方は前記実行系装置に障害が発生した場合に前記実行系装置から供給されたデータに基づいて、前記制御対象装置に対する制御を引き継ぐ待機系装置として機能する
ことを特徴とするコントローラシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1および第2のコントローラは、それぞれ、
相手側と通信する相互通信部と、
前記制御対象装置と通信する対制御対象通信部と、を備え、
前記第1および第2のコントローラにおける前記状態監視部は、自機における障害を検出すると、自機における前記相互通信部および自機における前記対制御対象通信部の双方に対してデータ出力を停止させる
ことを特徴とする請求項1に記載のコントローラシステム。
【請求項3】
前記第1および第2のコントローラは、それぞれ、
前記制御対象装置の状態をイコライズデータとして記憶するイコライズデータ記憶部と、
前記実行系装置として機能する場合に、自機における前記対制御対象通信部を介して前記制御対象装置の状態を取得し、取得結果を前記イコライズデータとして自機における前記イコライズデータ記憶部に書き込む機能と、
前記実行系装置として機能する場合に、自機における前記イコライズデータ記憶部に記憶された前記イコライズデータを、自機における前記相互通信部を介して、所定のイコライズ周期で前記待機系装置に送信する機能と、
前記待機系装置として機能する場合に、自機における前記相互通信部を介して受信した前記イコライズデータを自機における前記イコライズデータ記憶部に記憶させる機能と、
前記待機系装置として機能する場合であって前記イコライズデータを前回受信したタイミングから前記イコライズ周期を過ぎても次の前記イコライズデータが受信できなかった場合に、前記実行系装置に障害が生じたと判定する異常検出部と、をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載のコントローラシステム。
【請求項4】
前記第1および第2のコントローラは、それぞれ、
前記待機系装置として機能する場合に、自機における前記異常検出部が前記実行系装置に障害が生じたと判定すると、自機の機能を前記実行系装置に変更する主従状態管理部をさらに備える
ことを特徴とする請求項3に記載のコントローラシステム。
【請求項5】
前記相互通信部は、独立した第1および第2の回線を介して相互に通信するものであり、
前記第1および第2のコントローラは、それぞれ、前記実行系装置として機能する場合に、自機における前記相互通信部から、前記イコライズデータを前記第1および第2の回線を介して前記待機系装置に送信する機能を備え、
前記異常検出部は、前記イコライズデータを前回受信したタイミングから前記イコライズ周期を過ぎても、前記第1および第2の回線の双方から次の前記イコライズデータを受信できなかった場合に、前記実行系装置に障害が生じたと判定する
ことを特徴とする請求項4に記載のコントローラシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コントローラシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、下記特許文献1,2には、冗長化構成における異常検出方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-164472号公報
特開2013-232142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した技術において、冗長化構成されたコントローラを一層適切に運用したいという要望がある。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、冗長化構成されたコントローラを適切に運用できるコントローラシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため本発明のコントローラシステムは、制御対象装置の状態を制御する機能と、自機に障害が生じたか否かを監視する状態監視部と、を各々が有する第1および第2のコントローラを備え、前記第1および第2のコントローラのうち一方は前記制御対象装置を制御する実行系装置として機能し、他方は前記実行系装置に障害が発生した場合に前記実行系装置から供給されたデータに基づいて、前記制御対象装置に対する制御を引き継ぐ待機系装置として機能することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、冗長化構成されたコントローラを適切に運用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態によるコントローラシステムのブロック図(1/2)である。
第1実施形態によるコントローラシステムのブロック図(2/2)である。
第1実施形態によるコントローラの背面図である。
第1実施形態のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態の前提]
冗長化構成における異常検出方法として、ネットワークを介した実行系と待機系間との間において生存情報をやり取りし、そのデータ送受信において異常が発生した際に相手系の異常を検出する、という方法が考えられる。
【0009】
例えば、上述した特許文献1の技術を応用すると、実行系の生存監視を行うために専用のI/Oカードにより割込信号を自装置のCPUに対して定期的に発信することができる。すなわち、割込信号に対して実行系のCPU処理が正常に実行されなかった場合は、障害を通知するための障害通知信号を待機系に送信することができる。また、待機系の装置は障害通知信号の受信により、系の切替を実行することでシステム全体として動作を継続させることができる。
【0010】
また、特許文献2の技術を応用すると、生存監視の情報を所定の周期で実行系と待機系間でやり取りすることができ、異常が発生した場合には生存監視処理を構成する要素のどこが異常になっているかを判定する処理を実行できる。これにより、相手系の電源状態を確認することや異常系となった装置の電源を停止する情報を送信することで、確実な系の切替を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
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