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公開番号
2025002451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102639
出願日
2023-06-22
発明の名称
透明部材破壊構造
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
21/00 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転時における乗員の視認性を確保しつつ、緊急時において乗員が確実に使用できる透明部材破壊構造を提供する。
【解決手段】透明部材破壊構造15は、透明部材16を破壊できるように構成された破壊構造部19を有する構造体である。透明部材16は、車体11の開口12に対して開閉可能に配設された第1透明部材17と、第1透明部材17に隣接された第2透明部材18と、を有する。破壊構造部19は、固定部20と、可動部21と、当接部22と、を有する。固定部20は、第2透明部材18の近傍に固定される。可動部21は、固定部20に対して移動可能に配設され、平常時においては第2透明部材18の近傍に配設され、緊急時においては第1透明部材17の近傍に配設さる。当接部22は、緊急時において第1透明部材17に接近するように、可動部21に備えられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
透明部材を破壊できるように構成された破壊構造部を有する透明部材破壊構造であり、
前記透明部材は、車体の開口に対して開閉可能に配設された第1透明部材と、前記第1透明部材に隣接された第2透明部材と、を有し、
前記破壊構造部は、固定部と、可動部と、当接部と、を有し、
前記固定部は、前記第2透明部材の近傍に固定され、
前記可動部は、前記固定部に対して移動可能に配設され、平常時においては前記第2透明部材の近傍に配設され、緊急時においては前記第1透明部材の近傍に配設され、
前記当接部は、前記緊急時において前記第1透明部材に接近するように、前記可動部に備えられることを特徴とする透明部材破壊構造。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記可動部は、前記固定部に対してスライド可能とされ、
前記緊急時において、前記可動部を前記第1透明部材の側にスライドさせることで、前記当接部を前記第1透明部材に接近させることを特徴とする請求項1に記載の透明部材破壊構造。
【請求項3】
前記車体の前記開口は、前方ドアに設けられたものであり、
前記第1透明部材は、前記前方ドアの前記開口に対して上下方向にスライド可能に取り付けられたドアガラスであり、
前記第2透明部材は、前記第1透明部材の前方において前記前方ドアに固定された固定窓であることを特徴とする請求項1に記載の透明部材破壊構造。
【請求項4】
前記可動部は、前記固定部に対して着脱可能とされることを特徴とする請求項1に記載の透明部材破壊構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、透明部材破壊構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両が水没する等の緊急時においては、ドアの開口から脱出する必要性が生じることがあり得る。係る場合、ドアの開口を閉鎖するドアガラスは、水圧や電装品の不具合等により、開閉できないことも考えられる。よって、緊急時において、ドアの開口から脱出する場合、ドアガラスを破壊する必要がある。ドアガラスを破壊する機構を車両に備える事項が、以下の特許文献に記載されている。
【0003】
引用文献1では、ウインドウガラス手動破壊装置が記載されている。ここでは、緊急時に迅速に車外へ脱出できるように、ウィンドウガラス破壊装置は車体に組み込まれる。またウィンドウガラス破壊装置は、弾性体を用いた人力により、ウィンドウガラスを破壊できる。この仕組みにより、力が弱い人でも、ウィンドウガラスを破壊できる。
【0004】
引用文献2では、特別な工具を使わずに車両ガラスを破壊できる車両脱出装置が記載されている。車両脱出装置は、衝撃部材ピンと、ピンをガラスに向かって破壊位置まで移動させるレバーと、を備えている。ピンはドアガラスを破壊しやすい形状であり、レバーは緊急時に手前に引くことでピンをストロークさせ、ガラスを破壊する。これにより、車両ガラスを破壊し、安全かつ迅速に脱出が可能となる。
【0005】
引用文献3に記載された発明では、窓ガラス破壊装置を自動車や建築物に取り付けることができる。窓ガラス破壊装置では、破壊ヘッドが窓ガラスに衝突する際、操作者の手は遠ざかっているため、破片による怪我を防止できる。窓ガラス破壊装置は、固定または組込み式で、緊急脱出が必要な場合に、迅速に窓ガラスを破壊できる。これにより、収納時に窓ガラス面への突出物がないため、視界を遮らず、自動車のドア部以外にもフロントガラスや後部ガラスに取り付けが可能である。
【0006】
引用文献4では、インナーミラーの支持構造でフロントウィンドウを破壊する破壊構造が記載されている。この破壊構造において、本体部をルーフに取り付ける支持部は、フロントウインドウに対して凸状に屈曲した屈曲部を有していると共に、回転軸によって車両前後方向に回動可能とされる。屈曲部の車両前後方向の前側には、フロントウインドウに向かって凸状の鋲が設けられている。乗員は、インナーミラーを回動させることによりフロントウインドウに鋲を突き当て、フロントウインドウを破壊することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-352214号公報
特開平08-164809号公報
特開平11-188660号公報
特開2017-071244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前述した各特許文献に記載された発明では、緊急時における安全性の観点から改善の余地があった。
【0009】
具体的には、車両が水没するなどの緊急時においては、車両に搭乗する乗員は混乱状態である場合が多い。よって、ウィンドウを破壊する破壊装置が、車内に装備されていたとしても、破壊装置が認識容易な箇所になければ、緊急時において破壊装置を乗員が発見できない課題がある。
【0010】
一方、破壊装置の視認性を向上させるために、ウィンドウガラスと重畳する箇所に破壊装置を配置すると、通常走行時における運転者等の視認性を、破壊装置が低下させる恐れがある。
(【0011】以降は省略されています)
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