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公開番号
2025002437
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102618
出願日
2023-06-22
発明の名称
払出システム及び払出方法
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/087 20230101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約
【課題】古い溶接材料を優先して払い出すことができる払出システムを提供する。
【解決手段】払出システムは、作業指示システムと、溶接士端末と、在庫管理システムと、を有し、前記作業指示システムは、溶接対象の溶接線ごとに、使用する溶接材料の銘柄を定義した溶接作業情報を上位システムから取得する手段と、溶接作業情報を含む溶接作業の指示情報を作成する手段、指示情報に対する承認を受け付ける手段、を有し、溶接士端末は、指示情報に含まれる銘柄の使用量の入力を受け付ける手段と、前記銘柄を入力された使用量分払い出すことを庫管理システムへ要求する手段を有し、在庫管理システムは、払出を要求された銘柄と使用量に基づいて溶接材料の在庫を管理するデータベースを参照し、製造日が古い銘柄を優先的に引き当てる手段を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業指示システムと、溶接士端末と、在庫管理システムと、を有し、
前記作業指示システムは、
溶接対象の溶接線ごとに使用する溶接材料の銘柄を定義した溶接作業情報を上位システムから取得する手段と、
前記溶接作業情報を含む溶接作業の指示情報を作成する手段と、
前記指示情報に対する承認を受け付ける手段と、
を有し、
前記溶接士端末は、
承認された前記指示情報に含まれる前記銘柄の使用量の入力を受け付ける手段と、
前記銘柄を入力された前記使用量分払い出すことを前記在庫管理システムへ要求する手段と、
を有し、
前記在庫管理システムは、
前記要求する手段によって要求された前記銘柄と前記使用量に基づいて、前記溶接材料の在庫を管理するデータベースを参照して、製造日が古い前記銘柄を優先して前記使用量分引き当てる手段、
を有する払出システム。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記溶接士端末は、
前記引き当てる手段で引き当てられ、払い出された前記銘柄の払出量の入力を受け付ける手段と、
入力された前記払出量を前記在庫管理システムへ送信する手段と、
をさらに有し、
前記在庫管理システムは、
前記払出量を受信する手段と、
前記データベースにおける前記引き当てた前記銘柄の在庫量を、当該在庫量から前記払出量を減算した値で更新する手段と、
をさらに有する請求項1に記載の払出システム。
【請求項3】
前記在庫管理システムは、
前記要求する手段によって要求された前記銘柄と前記使用量を含む払出伝票を印刷する手段、
をさらに有する請求項1又は請求項2に記載の払出システム。
【請求項4】
溶接作業の指示者が使用するコンピュータによって、
溶接対象の溶接線ごとに使用する溶接材料の銘柄を定義した溶接作業情報を上位システムから取得し、
前記溶接作業情報を含む溶接作業の指示情報を作成し、
前記指示情報に対する承認を受け付け、
溶接作業を実行する溶接士が使用するコンピュータによって、
承認された前記指示情報に含まれる前記銘柄の使用量の入力を受け付け、前記銘柄を入力された前記使用量分払い出すことを溶接材料の在庫を管理する在庫管理システムへ要求し、
前記在庫管理システムによって、
前記要求された前記銘柄と前記使用量に基づいて、前記溶接材料の在庫を管理するデータベースを参照して、製造日が古い前記銘柄を優先して前記使用量分引き当てる、
払出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、溶接材料の払出システム及び払出方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
溶接材料の払い出しは、例えば、以下のようにして行われている。(1)生産技術担当者が溶接の指示情報を紙媒体に記載し、溶接士に渡す。(2)溶接士は、指示情報を確認して、溶接材料の払出用の紙帳票に溶接材料の銘柄、サイズ、使用量などを転記し、作業長に確認と承認を求める。(3)作業長の承認が得られると、溶接士は、払出用の紙帳票を提出して、保管庫の担当者に払出依頼を行う。(4)保管庫の担当者は、払出用の紙帳票に記載された銘柄の溶接材料を指定された使用量だけ払い出す。
【0003】
このような運用については、次のような課題がある。(A)紙媒体による指示からの転記作業のため、溶接材料の銘柄等の誤記が生じて払出対象の溶接材料を間違える。(B)転記作業や作業長の承認待ちなどの無駄な労力や時間が生じる。(C)払出依頼を受けた保管庫の担当者は、指定された銘柄の溶接材料を払い出すが、どの溶接材料を選定するかは属人的であり、必ずしも古い(使用期限の近い)溶接材料を選定して払い出すとは限らない。古い溶接材料が残ると使用期限を迎えた場合に廃棄しなければならなくなり、無駄が生じる。
【0004】
特許文献1には、溶接材料のトレーサビリティと溶接作業者による溶接材料の誤使用防止を図る溶接材料払出システムが開示されているが、(A)~(C)の課題を解決する手段は開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-192449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
溶接材料の払い出しに関し、上記の(A)~(C)の課題を解決することができる方法が必要とされている。
【0007】
本開示は、上記課題を解決することができる払出システム及び払出方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る払出システムは、作業指示システムと、溶接士端末と、在庫管理システムと、を有し、前記作業指示システムは、溶接対象の溶接線ごとに、使用する溶接材料の銘柄を定義した溶接作業情報を上位システムから取得する手段と、前記溶接作業情報を含む溶接作業の指示情報を作成する手段と、前記指示情報に対する承認を受け付ける手段と、を有し、前記溶接士端末は、承認された前記指示情報に含まれる前記銘柄の使用量の入力を受け付ける手段と、前記銘柄を入力された前記使用量分払い出すことを前記在庫管理システムへ要求する手段、を有し、前記在庫管理システムは、前記要求する手段によって要求された前記銘柄と前記使用量に基づいて、前記溶接材料の在庫を管理するデータベースを参照して、製造日が古い前記銘柄を優先して前記使用量分引き当てる手段、を有する。
【0009】
本開示に係る払出方法によれば、溶接作業の指示者が使用するコンピュータによって、溶接対象の溶接線ごとに使用する溶接材料の銘柄を定義した溶接作業情報を上位システムから取得し、前記溶接作業情報を含む溶接作業の指示情報を作成し、前記指示情報に対する承認を受け付け、溶接作業を実行する溶接士が使用するコンピュータによって、承認された前記指示情報に含まれる前記銘柄の使用量の入力を受け付け、前記銘柄を入力された前記使用量分払い出すことを溶接材料の在庫を管理する在庫管理システムへ要求し、前記在庫管理システムによって、前記要求された前記銘柄と前記使用量に基づいて、前記溶接材料の在庫を管理するデータベースを参照して、製造日が古い前記銘柄を優先して前記使用量分引き当てる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の払出システム及び払出方法によれば、転記ミスによる誤った溶接材料の払い出しや、払い出しプロセスにおける無駄な労力や時間を削減し、確実に古い溶接材料を優先して払い出すことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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