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公開番号2025002288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102359
出願日2023-06-22
発明の名称搬送台車装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B65G 1/00 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】運搬路から段差を上がるエリアに受渡先があっても搬送物を受け渡し可能な搬送台車装置を提供すること。
【解決手段】搬送物Wをひな壇Sとの間で受け渡しする搬送台車装置1は、搬送物Wを載置可能な第1搬送台車10と、搬送物Wを載置可能な第2搬送台車20と、を有する。受渡先となるひな壇Sは、第1搬送台車10の運搬路となる地面Gよりも高位置となる車両のフロア面F上に配置される。第1搬送台車10は、フロア面Fに近い位置に第2搬送台車20を搭載可能な下棚面11Cを有する。第1搬送台車10は、下棚面11Cをフロア面Fに近接させることで第2搬送台車20を下棚面11Cとフロア面Fとの間で行き来可能とする。第2搬送台車20が、搬送物Wを第1搬送台車10とひな壇Sとの間でそれぞれ受け渡しできるように高さ調整することが可能な高さ調整機構22を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
搬送物を受渡先との間で受け渡しする搬送台車装置であって、
前記搬送物を載置可能な第1載置面を備える第1搬送台車と、
前記搬送物を載置可能な第2載置面を備える第2搬送台車と、を有し、
前記受渡先が、前記第1搬送台車が走行する運搬路よりも高位置となる上り段差面上の位置に配置され、
前記第1搬送台車が、前記運搬路よりも前記上り段差面に近い高位置に前記第2搬送台車を搭載可能な搭載面を有し、該搭載面を前記上り段差面に近接させることで前記第2搬送台車を前記搭載面と前記上り段差面との間で行き来可能とし、
前記第2搬送台車が、前記第2載置面の高さ位置を、前記上り段差面上の位置において前記第2載置面と前記第1搬送台車の前記第1載置面との間で前記搬送物を受け渡しすることが可能な第1高さ位置と、前記第2載置面と前記受渡先との間で前記搬送物を受け渡しすることが可能な第2高さ位置と、に調整可能な高さ調整機構を有する搬送台車装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の搬送台車装置であって、
前記第1搬送台車が、前記搭載面に搭載される前記第2搬送台車を外部から脱落防止可能なように覆う覆い部材を有し、該覆い部材が、前記第2搬送台車を外部から覆う閉状態と、前記搭載面と前記上り段差面との間を前記第2搬送台車が走行可能となるように架け渡す架渡状態と、に切り替え可能とされる搬送台車装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車装置であって、
前記第2搬送台車を前記搭載面上に位置固定することが可能なロック機構を更に有する搬送台車装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車装置であって、
前記第1搬送台車が、前記第1載置面を高さ方向の複数箇所に有する搬送台車装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車装置であって、
前記第2搬送台車が、前記第2載置面と前記第1載置面又は前記受渡先との間を架け渡す搬送路となる搬送レールと、該搬送レールを前記第1載置面又は前記受渡先から離れた位置から前記第1載置面又は前記受渡先において下支えされる位置までレール長方向に伸長させるように動かすことが可能なレール長可変機構と、を有する搬送台車装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車装置であって、
前記運搬路が地面とされ、前記上り段差面が車両のフロア面とされ、前記搬送物が前記車両の仕様に応じて搭載される車両設備とされる搬送台車装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送台車装置に関する。詳しくは、搬送物を受渡先との間で受け渡しする搬送台車装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、搬送物を載置して搬送先へと搬送する搬送台車が開示されている。この搬送台車は、その載置面に搬送ローラを備える。搬送台車は、搬送先に横付けされた後、搬送物を搬送ローラに沿って送り出すことで搬送先へと移し替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-184422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、搬送台車を地面から車両の床上のような段差のあるエリアに跨いで運搬することができない。そこで、本発明は、運搬路から段差を上がるエリアに受渡先があっても搬送物を適切に受け渡しすることが可能な搬送台車装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明の搬送台車装置は、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、搬送物を受渡先との間で受け渡しする搬送台車装置であって、前記搬送物を載置可能な第1載置面を備える第1搬送台車と、前記搬送物を載置可能な第2載置面を備える第2搬送台車と、を有し、前記受渡先が、前記第1搬送台車が走行する運搬路よりも高位置となる上り段差面上の位置に配置され、前記第1搬送台車が、前記運搬路よりも前記上り段差面に近い高位置に前記第2搬送台車を搭載可能な搭載面を有し、該搭載面を前記上り段差面に近接させることで前記第2搬送台車を前記搭載面と前記上り段差面との間で行き来可能とし、前記第2搬送台車が、前記第2載置面の高さ位置を、前記上り段差面上の位置において前記第2載置面と前記第1搬送台車の前記第1載置面との間で前記搬送物を受け渡しすることが可能な第1高さ位置と、前記第2載置面と前記受渡先との間で前記搬送物を受け渡しすることが可能な第2高さ位置と、に調整可能な高さ調整機構を有する搬送台車装置である。
【0007】
第1の発明によれば、第1搬送台車に搬送物と第2搬送台車とを搭載して搬送することができる。また、第1搬送台車を上り段差面に近接させることで、第1搬送台車の搭載面から第2搬送台車を上り段差面上へと移すことができる。そして、第2搬送台車の第2載置面の高さを調整することで、第2載置面と第1搬送台車の第1載置面との間で搬送物の受け渡しを行うことができる。
【0008】
更に、第2搬送台車の第2載置面の高さを調整することで、第2載置面と受渡先との間で搬送物の受け渡しを行うことができる。また、上り段差面上に移された第2搬送台車を第1搬送台車の搭載面へと戻すことで、第2搬送台車を第1搬送台車に搭載して移動させることができる。このような構成により、運搬路から段差を上がるエリアに受渡先があっても、搬送物を適切に受け渡しすることができる。
【0009】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記第1搬送台車が、前記搭載面に搭載される前記第2搬送台車を外部から脱落防止可能なように覆う覆い部材を有し、該覆い部材が、前記第2搬送台車を外部から覆う閉状態と、前記搭載面と前記上り段差面との間を前記第2搬送台車が走行可能となるように架け渡す架渡状態と、に切り替え可能とされる搬送台車装置である。
【0010】
第2の発明によれば、第1搬送台車に設けられる覆い部材により、搭載面に搭載される第2搬送台車の目隠しと脱落防止とに加え、搭載面と上り段差面との間の架け渡しを合理的に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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