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公開番号
2025001930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101728
出願日
2023-06-21
発明の名称
振動刺激装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
A61H
23/02 20060101AFI20241226BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 使用者の静脈還流、及び神経活動を効果的に促すことが可能な装置及び方法の一例を開示する。
【解決手段】 制御部は、第1振動付与器3と第2振動付与器4とを交互に振動させる模擬走行モード制御が実行可能である。当該模擬走行モード制御時においては、少なくとも第1振動期と第2振動期とがずれるように第1振動付与器3と第2振動付与器4とが交互に振動させられる。なお、第1振動期とは、第1振動付与器3が最大振幅にて振動する時間をいう。第2振動期とは、第2振動付与器4が最大振幅にて振動する時間をいう。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の右半身側に振動を付与するための第1振動付与器と、
使用者の左半身側に振動を付与するための第2振動付与器と、
前記第1振動付与器及び前記第2振動付与器の作動を制御する制御部であって、当該第1振動付与器と当該第2振動付与器とを交互に振動させる模擬走行モード制御を実行することが可能な制御部と
を備える振動刺激装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1振動付与器が最大振幅にて振動する時間を第1振動期とし、前記第2振動付与器が最大振幅にて振動する時間を第2振動期としたとき、
前記模擬走行モード制御時において、前記制御部は、少なくとも第1振動期と第2振動期とがずれるように前記第1振動付与器と前記第2振動付与器とを交互に振動させる請求項1に記載の振動刺激装置。
【請求項3】
前記模擬走行モード制御時において、前記制御部が前記第1振動付与器又は前記第2振動付与器を振動させる際の振動波形は、
20Hz以上、かつ、110Hz以下の第1周波数と、0Hzより大きく、かつ、40Hz以下の第2周波数との合成振動波であって、
前記第1周波数の振幅が前記合成振動波振幅の30%以上であり、かつ、第2周波数の振幅が前記合成振動波振幅の70%以下である
請求項1又は2に記載の振動刺激装置。
【請求項4】
使用者の右半身側に振動を付与するための第1振動付与器と、
使用者の左半身側に振動を付与するための第2振動付与器とを用いた振動刺激方法において、
前記第1振動付与器と前記第2振動付与器とを交互に振動させる振動刺激方法。
【請求項5】
前記第1振動付与器が最大振幅にて振動する時間を第1振動期とし、前記第2振動付与器が最大振幅にて振動する時間を第2振動期としたとき、
少なくとも第1振動期と第2振動期とがずれるように前記第1振動付与器と前記第2振動付与器とを交互に振動させる請求項4に記載の振動刺激方法。
【請求項6】
前記第1振動付与器又は前記第2振動付与器を振動させる際の振動波形を、
20Hz以上、かつ、110Hz以下の第1周波数と、0Hzより大きく、かつ、40Hz以下の第2周波数との合成振動波であって、
前記第1周波数の振幅が前記合成振動波振幅の30%以上であり、かつ、第2周波数の振幅が前記合成振動波振幅の70%以下となるように
する請求項4又は5に記載の振動刺激方法。
【請求項7】
シートクッション、シートバック及びオットマンのうち少なくとも1つを備えるシート本体と、
前記シート本体のうちシート幅方向中央より右側に配置され、着席者に振動を付与する第1振動付与器と、
前記シート本体のうちシート幅方向中央より左側に配置され、着席者に振動を付与する第2振動付与器と、
前記第1振動付与器及び前記第2振動付与器の作動を制御する制御部であって、当該第1振動付与器と当該第2振動付与器とを交互に振動させる模擬走行モード制御を実行することが可能な制御部と
を備えるシート。
【請求項8】
前記第1振動付与器が最大振幅にて振動する時間を第1振動期とし、前記第2振動付与器が最大振幅にて振動する時間を第2振動期としたとき、
前記模擬走行モード制御時において、前記制御部は、少なくとも第1振動期と第2振動期とがずれるように前記第1振動付与器と前記第2振動付与器とを交互に振動させる請求項7に記載のシート。
【請求項9】
前記模擬走行モード制御時において、前記制御部が前記第1振動付与器又は前記第2振動付与器を振動させる際の振動波形は、
20Hz以上、かつ、110Hz以下の第1周波数と、0Hzより大きく、かつ、40Hz以下の第2周波数との合成振動波であって、
前記第1周波数の振幅が前記合成振動波振幅の30%以上であり、かつ、第2周波数の振幅が前記合成振動波振幅の70%以下である
請求項7又は8に記載のシート。
【請求項10】
使用者の右半身側に振動を付与するための第1振動付与器と、
前記第1振動付与器を使用者の身体に密着固定するための第1固定具と、
使用者の左半身側に振動を付与するための第2振動付与器と、
前記第2振動付与器を使用者の身体に密着固定するための第2固定具と、
前記第1振動付与器及び前記第2振動付与器の作動を制御する制御部であって、当該第1振動付与器と当該第2振動付与器とを交互に振動させる模擬走行モード制御を実行することが可能な制御部と
を備える振動刺激装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、使用者の静脈還流(「ミルキングアクション」ともいう。)、及び神経活動(筋や腱の各受容器から感覚ニューロン、介在ニューロンを介した運動ニューロンへの投射)を促すための振動刺激装置等である。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の発明では、「足載せ台に左右方向および前後方向に沿った振動を全身に与えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-168372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、使用者の静脈還流及び神経活動を効果的に促すことが可能な装置及び方法の一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
振動刺激装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。すなわち、当該構成要件は、使用者の右半身側に振動を付与するための第1振動付与器(3)と、使用者の左半身側に振動を付与するための第2振動付与器(4)と、第1振動付与器(3)及び第2振動付与器(4)の作動を制御する制御部(5)であって、当該第1振動付与器(3)と当該第2振動付与器(4)とを交互に振動させる模擬走行モード制御を実行することが可能な制御部(5)とである。
【0006】
これにより、当該振動刺激装置では、ウォーキングやジョギング時の筋活動パターンに類似した刺激を使用者の身体に作用させることが可能となり得るので、使用者の静脈還流及び神経活動を効果的に促すことが可能となり得る。
【0007】
なお、当該振動刺激装置においては、以下の構成であってもよい。
すなわち、第1振動付与器(3)が最大振幅にて振動する時間を第1振動期とし、第2振動付与器(4)が最大振幅にて振動する時間を第2振動期としたとき、前記模擬走行モード制御時において、制御部(5)は、少なくとも第1振動期と第2振動期とがずれるように第1振動付与器(3)と第2振動付与器(4)とを交互に振動させることが望ましい。
【0008】
さらに、前記模擬走行モード制御時において、制御部(5)が第1振動付与器(3)又は第2振動付与器(4)を振動させる際の振動波形は、(1)20Hz以上、かつ、110Hz以下の第1周波数と、0Hzより大きく、かつ、40Hz以下の第2周波数との合成振動波であって、(2)第1周波数の振幅が合成振動波振幅の30%以上であり、かつ、第2周波数の振幅が合成振動波振幅の70%以下であることが望ましい。
【0009】
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係るシートを示す図である。
第1実施形態に係るシートの電気系ブロック図である。
第1実施形態に係る振動付与器の作動を示すタイムチャートである。
第1実施形態に係る振動付与器の駆動波形を示す図である。
A及びBは、第1実施形態に係る振動付与器の駆動波形の説明図である。
A及びBは、第2実施形態に係る振動付与器の装着例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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