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公開番号2024178652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096953
出願日2023-06-13
発明の名称乗物用照明装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B60Q 3/64 20170101AFI20241218BHJP(車両一般)
要約【課題】複数の導光体を備える乗物用照明装置の組付け作業を簡便に行う。
【解決手段】乗物用照明装置10は、上段照明部20と、下段照明部30と、を備える。上段照明部20は、光源21、22と、導光体23、24と、光源21、22、導光体23の第1端部23A、及び導光体24の第2端部24Aを収容する第1収容部25と、導光体24の第2端部24A以外の部分を収容する第2収容部26と、導光体23、24を覆う第1レンズ部材27と、を備える。下段照明部30は、光源31、32と、導光体23、24と、光源21、22、導光体23の第3端部33A、及び導光体34の第4端部34Aを収容する第3収容部35と、第4導光体34の第4端部34A以外の部分を収容する第4収容部36と、導光体33、34を覆う第2レンズ部材37と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
上下方向に並んで配置される上段照明部と、下段照明部と、を備え、
前記上段照明部は、
第１光源と、第２光源と、
前記第１光源からの光を導光する第１導光体と、
前記第２光源からの光を導光する第２導光体と、
前記第１光源、前記第２光源、前記第１導光体の一端部である第１端部、及び前記第２導光体の一端部である第２端部を収容する第１収容部と、
前記第２導光体の前記第２端部以外の部分を収容する第２収容部と、
前記第１導光体、及び前記第２導光体を覆う第１レンズ部材と、を備え、
前記下段照明部は、
第３光源と、第４光源と、
前記第３光源からの光を導光する第３導光体と、
前記第４光源からの光を導光する第４導光体と、
前記第３光源、前記第４光源、前記第３導光体の一端部である第３端部、及び前記第４導光体の一端部である第４端部を収容する第３収容部と、
前記第４導光体の前記第４端部以外の部分を収容する第４収容部と、
前記第３導光体、及び前記第４導光体を覆う第２レンズ部材と、を備える乗物用照明装置。
続きを表示（約 270 文字）【請求項２】
前記第１収容部、及び前記第２収容部を支持し、乗物との接続部分を構成する支持部をさらに備える請求項１に記載の乗物用照明装置。
【請求項３】
前記第１収容部内の前記第１端部、及び前記第２端部を覆う補助部材を備え、
前記補助部材は、透光性を有する請求項１又は請求項２に記載の乗物用照明装置。
【請求項４】
前記第３収容部は、透光性を有する請求項１又は請求項２に記載の乗物用照明装置。
【請求項５】
前記第４収容部は、透光性を有する請求項１又は請求項２に記載の乗物用照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本技術は、乗物用照明装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
車両等の乗物の乗物室には、夜間や暗所での視認性や利便性を高める目的で、あるいは意匠性を高める目的で、照明装置が取り付けられることが知られており、その一例が特許文献１に記載されている。特許文献１に記載の照明装置は、光源を内蔵した発光部材と、光源からの光を導光する導光体と、発光部材及び導光体を収容する収容体と、を備える。特許文献１では、導光体に含まれるコア層と保護層が剥離することで、導光体中に気泡が発生し、導光体の発光が暗くなることを回避する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６４９９８７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで導光体内を伝播する光は減衰するため、照明装置を大型化しつつ発光強度を維持するには複数の光源及び複数の導光体を組み合わせることが有効である。しかしながら、複数の導光体を組付ける場合、工程が複雑になったり部品点数が増大したりして、作業効率が低下してしまう課題がある。
【０００５】
本技術は、複数の導光体を備える乗物用照明装置の組付け作業を簡便に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本技術に関わる乗物用照明装置は、上下方向に並んで配置される上段照明部と、下段照明部と、を備える。前記上段照明部は、第１光源と、第２光源と、前記第１光源からの光を導光する第１導光体と、前記第２光源からの光を導光する第２導光体と、前記第１光源、前記第２光源、前記第１導光体の一端部である第１端部、及び前記第２導光体の一端部である第２端部を収容する第１収容部と、前記第２導光体の前記第２端部以外の部分を収容する第２収容部と、前記第１導光体、及び前記第２導光体を覆う第１レンズ部材と、を備える。前記下段照明部は、第３光源と、第４光源と、前記第３光源からの光を導光する第３導光体と、前記第４光源からの光を導光する第４導光体と、前記第３光源、前記第４光源、前記第３導光体の一端部である第３端部、及び前記第４導光体の一端部である第４端部を収容する第３収容部と、前記第４導光体の前記第４端部以外の部分を収容する第４収容部と、前記第３導光体、及び前記第４導光体を覆う第２レンズ部材と、を備える。
【０００７】
このように第１収容部、第２収容部、第３収容部、及び第４収容部を設けることで、複数の導光体（第１導光体、第２導光体、第３導光体、第４導光体）が用いられる乗物用照明装置の組付け作業を容易にできる。また、第１レンズ部材、及び第２レンズ部材によって複数の導光体を覆うことで、光の拡散性を高めつつ、複数の導光体を安定的に収容できる。
【０００８】
また、前記第１収容部、及び前記第２収容部を支持し、乗物との接続部分を構成する支持部をさらに備えてもよい。このようにすれば、第１収容部、及び第２収容部を安定的に支持して、乗物に接続しやすくなる。
【０００９】
また、前記第１収容部内の前記第１端部、及び前記第２端部を覆う補助部材を備え、前記補助部材は、透光性を有してもよい。
【００１０】
また、前記第３収容部は、透光性を有してもよい。このようにすれば、第３導光体からの出射光が第３収容部によって遮られてしまう事態を抑制できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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