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公開番号
2025001777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101439
出願日
2023-06-21
発明の名称
シート着座検知装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】クッションパッドの裏面側に配設するシート着座検知装置において安定して着座者の有無検知が可能なシート着座検知装置を提供する。
【解決手段】シート着座検知装置10は、クッションパッド3を下側から支持するSばね構造体25に取付けられるブラケット11と、ブラケット11によって支持される押釦式センサ12の押釦部16と、を有する。ブラケット11は、クッションパッド3の下面に当接して支持するフランジ部13c及び後フランジ部14cと、フランジ部13c及び後フランジ部14cの内側で下方に向かって凹む凹面部13aと、を有する。押釦部16は凹面部13aの上面部における左右方向中央部に配設され、上面がクッションパッド3の裏面に当接して下方向に押圧されることによって着座者の存在を検知するものである。凹面部13aは左右方向の寸法及び前後方向の寸法とも押釦部16の直径より大きく設定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
クッションパッドの裏面側に配設されるシート着座検知装置であって、
前記クッションパッドを下側から支持するクッションスプリング又はクッションフレームに取付けられるブラケットと、該ブラケットによって支持される押釦式センサと、を有し、
前記ブラケットは、前記クッションパッドの下面に当接して支持する外周縁部と、該外周縁部の内側に形成された下方に向かって凹む凹面部と、を有しており、
前記押釦式センサは、前記ブラケットの前記凹面部の上面部に配設され、上面が前記クッションパッドの裏面に当接して下方向に押圧されることによって着座者の存在を検知する略円柱状の押釦部を有しており、
前記凹面部は左右方向の寸法及び前後方向の寸法とも前記押釦部の直径より大きく設定されているシート着座検知装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1において、前記押釦部は、前記凹面部の上面部における左右方向中央部に配設されており、前記凹面部の左右方向の寸法は前記押釦部の直径の略3倍であるシート着座検知装置。
【請求項3】
請求項2において、前記押釦部は、シートクッションにおける前後方向の位置が着座者のヒップポイントより前方に位置するように配置されており、
前記押釦部の後方に前記押釦部の直径より長い前後方向寸法の前記凹面部が形成されているシート着座検知装置。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記押釦式センサと制御装置とを電気的に連結する配線におけるコネクタは、前記ブラケットの下側面に取付けられているシート着座検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート着座検知装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の乗物のシートにおいて、エアバッグの展開動作の制御等の目的で着座者が存在するかどうかを検知するシート着座検知装置が配設されるものがある。かかるシート着座検知装置を配設する位置としてクッションパッドの着座面側とすると、意匠上の制約から配設可能な位置が限られることがある。そこで、シートの意匠上の自由度を狭めることなく検知性能を確保するためにクッションパッドの裏面側にシート着座検知装置を配設することがある。特許文献1に開示されるシート着座検知装置においては、箱状の荷重センサがクッションスプリングに固定され、クッションパッドの下方に配置されている。荷重センサは、センサ電極が設けられたセンサ基板と、センサ電極との間に隙間を有してセンサ電極を覆うカバー部材と、センサ基板及びカバー部材を収容するケースと、を備えている。クッションパッドに印加されたシート荷重に基づきセンサ電極に対向するカバー部材の天井部を押圧してカバー部材を変形させる荷重伝達部材を備える。荷重センサは、カバー部材の天井部とセンサ電極との間の静電容量に基づいたセンサ信号を出力するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-196980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された従来技術においては、円柱状の荷重伝達部材の上面部のみがクッションパッドの下面側に当接する構造とされている。これによって、クッションパッドの硬度や密度の影響を受けて着座者が存在するか否かの検知が安定しないという問題があった。具体的には、クッションパッドの硬度や密度が高いとクッションパッドに印加された荷重が荷重伝達部材の上面部に伝わりやすいが、クッションパッドの硬度や密度が低いとクッションパッド下面部の荷重伝達部材の上面部に当接する部分の周囲の部分がフレーム等の構造部材に当接してクッションパッドに印加された荷重が荷重伝達部材の上面部に伝わりにくくなってしまう。すなわち、クッションパッドの硬度や密度の違いによって、着座者が存在するか否かの検知感度が大きく異なってしまうという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、クッションパッドの裏面側に配設するシート着座検知装置において安定して着座者の有無検知が可能なシート着座検知装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、クッションパッドの裏面側に配設されるシート着座検知装置であって、前記クッションパッドを下側から支持するクッションスプリング又はクッションフレームに取付けられるブラケットと、該ブラケットによって支持される押釦式センサと、を有し、前記ブラケットは、前記クッションパッドの下面に当接して支持する外周縁部と、該外周縁部の内側に形成された下方に向かって凹む凹面部と、を有しており、前記押釦式センサは、前記ブラケットの前記凹面部の上面部に配設され、上面が前記クッションパッドの裏面に当接して下方向に押圧されることによって着座者の存在を検知する略円柱状の押釦部を有しており、前記凹面部は左右方向の寸法及び前後方向の寸法とも前記押釦部の直径より大きく設定されていることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、クッションパッドはその裏面側がブラケットの外周縁部に当接して支持され凹面部において下方に向かって撓む。そのとき左右方向の中央部に押釦式センサの押釦部が配設されているので押釦部は外周縁部間において下方に向かって撓んだクッションパッドの変形を安定して検知することができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記押釦部は、前記凹面部の上面部における左右方向中央部に配設されており、前記凹面部の左右方向の寸法は前記押釦部の直径の略3倍であることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、押釦部の左右両側に押釦部の直径と同程度の左右方向寸法のある凹面部が存在しているので、左右の外周縁部に当接して支持されたクッションパッドがその間で撓み押釦部の上面を押圧する。これによって、クッションパッドが硬度、密度とも低く柔軟なものであっても押釦部の近傍で下から支えられることがなく押圧力が充分押釦部の上面に印加されるので安定して着座者の存在の有無を検知できる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記押釦部は、シートクッションにおける前後方向の位置が着座者のヒップポイントより前方に位置するように配置されており、前記押釦部の後方に前記押釦部の直径より長い前後方向寸法の前記凹面部が形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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