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公開番号2025002202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102214
出願日2023-06-22
発明の名称軟質部材の取付構造
出願人株式会社パイロットコーポレーション
代理人
主分類B43K 29/02 20060101AFI20241226BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】軟質部材を迅速且つ容易に交換することができ、且つ部品の紛失を避けることができる軟質部材の取付構造を提供する。
【解決手段】筆記具4を構成する筒体1の後端に軟質部材3を取り付ける軟質部材の取付構造である。筒体1は後端に蓋体2を備える。筒体1と蓋体2とが分離不能に接続される。筒体1と蓋体2との相対位置は変化可能である。筒体1は嵌合部11を備える。蓋体2は嵌合部11と係脱自在な被嵌合部21を備える。嵌合部11と被嵌合部21とが嵌合した状態では、蓋体2と筒体1とによって軟質部材3が挟持固定される。嵌合部11と被嵌合部21とが離脱した状態では、軟質部材3が筒体1に対して着脱可能となる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
筆記具を構成する筒体の後端に軟質部材を取り付ける軟質部材の取付構造であって、
前記筒体は後端に蓋体を備え、
前記筒体と前記蓋体とが分離不能に接続され、
前記筒体と前記蓋体との相対位置は変化可能であり、
前記筒体は嵌合部を備え、
前記蓋体は前記嵌合部と係脱自在な被嵌合部を備え、
前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合した状態では、前記蓋体と前記筒体とによって前記軟質部材が挟持固定され、
前記嵌合部と前記被嵌合部とが離脱した状態では、前記軟質部材が前記筒体に対して着脱可能となることを特徴とする軟質部材の取付構造。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記筒体又は前記蓋体は係合部を備え、
前記軟質部材は被係合部を備え、
前記係合部と前記被係合部とが係合することにより、軟質部材が挟持される方向と直交する方向の前記軟質部材の移動が阻止されることを特徴とする請求項1に記載に軟質部材の取付構造。
【請求項3】
前記係合部及び前記被係合部の横断面形状が非円形状であり、前記軟質部材の周方向の回転が阻止されることを特徴とする請求項2に記載の軟質部材の取付構造。
【請求項4】
前記筒体と前記蓋体とがヒンジを介して回動可能に接続され、
前記蓋体は前記筒体に対して前記ヒンジを軸に開閉可能であり、
前記蓋体の開閉によって前記嵌合部と前記被嵌合部とが係脱することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の軟質部材の取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軟質部材の取付構造に関する。詳細には、筆記具を構成する筒体の後端に軟質部材を取り付ける軟質部材の取付構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1には、弾性部(本発明の軟質部材に相当)を備えた頭冠をネジ嵌合によって軸筒の後部に着脱自在に装着した多芯筆記具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-49192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構造は、頭冠の着脱時に1回転以上の回転操作を必要とし、弾性部を迅速に交換できないおそれがある。また、頭冠が軸筒から分離可能であるため、頭冠ごと弾性部を紛失するおそれがあった。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、軟質部材を迅速且つ容易に交換することができ、且つ部品の紛失を防ぐことができる軟質部材の取付構造を提供しようとするものである。本発明において、筒体が筆記具の軸筒である場合は、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。軸方向とは筆記具の長手方向である。径方向とは軸方向と直交する方向である。周方向とは軸方向を中心とする円周の方向である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の第1の発明は、
筆記具を構成する筒体の後端に軟質部材を取り付ける軟質部材の取付構造であって、
前記筒体は後端に蓋体を備え、
前記筒体と前記蓋体とが分離不能に接続され、
前記筒体と前記蓋体との相対位置は変化可能であり、
前記筒体は嵌合部を備え、
前記蓋体は前記嵌合部と係脱自在な被嵌合部を備え、
前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合した状態では、前記蓋体と前記筒体とによって前記軟質部材が挟持固定され、
前記嵌合部と前記被嵌合部とが離脱した状態では、前記軟質部材が前記筒体に対して着脱可能となることを特徴とする。
【0007】
前記第1の発明の軟質部材の取付構造は、前記構成により、蓋体を筒体に対して係脱することで、軟質部材を筆記具から容易に着脱して交換することができる。また、筒体と蓋体とが分離不能であるため、蓋体を紛失するおそれがない。
【0008】
本願の第2の発明は、前記第1の発明の軟質部材の取付構造において、
前記筒体又は前記蓋体は係合部を備え、
前記軟質部材は被係合部を備え、
前記係合部と前記被係合部とが係合することにより、軟質部材が挟持される方向と直交する方向の前記軟質部材の移動が阻止されることが好ましい。
【0009】
前記第2の発明の軟質部材の取付構造は、前記構成により、軟質部材を筒体に取り付けた状態で、軟質部材の位置が筒体に対してずれることがなく、軟質部材を筒体に対して安定して取り付けることができる。
【0010】
本願の第3の発明は、前記第2の発明の軟質部材の取付構造において、
前記係合部及び前記被係合部の横断面形状が非円形状であり、前記軟質部材の周方向の回転が阻止されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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