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公開番号2025001538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101171
出願日2023-06-20
発明の名称緊急搬送先選出装置
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G16H 10/00 20180101AFI20241225BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】緊急搬送先の決定に要する時間を削減する。
【解決手段】緊急搬送先選出装置は、緊急搬送対象の患者の現在位置を示す第1の情報、緊急搬送の受け入れを行う複数の医療機関の各々の病床使用率を示す第2の情報、患者の症状を示す第3の情報及び複数の医療機関の各々における診療科目を示す第4の情報を取得する取得部と、第1乃至第4の情報に基づいて、複数の医療機関のうち、患者の搬送先候補となる医療機関を選出する選出部と、選出された少なくとも1つの医療機関に関する情報を出力する出力部とを有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
緊急搬送対象の患者の現在位置を示す第1の情報、緊急搬送の受け入れを行う複数の医療機関の各々の病床使用率を示す第2の情報、前記患者の症状を示す第3の情報及び前記複数の医療機関の各々における診療科目を示す第4の情報を取得する取得部と、
前記第1乃至第4の情報に基づいて、前記複数の医療機関のうち、前記患者の搬送先候補となる医療機関を選出する選出部と、
選出された少なくとも1つの医療機関に関する情報を出力する出力部と、
を含む緊急搬送先選出装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記出力部は、選出された複数の医療機関の各々に関する情報を、前記第1の情報によって示される位置から当該医療機関までの距離に応じた順序で並べて表示画面に表示させる
請求項1に記載の緊急搬送先選出装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記患者の基礎疾患に関する第5の情報を更に取得し、
前記選出部は、前記第1乃至第5の情報に基づいて、前記患者の搬送先候補となる医療機関を選出する
請求項1に記載の緊急搬送先選出装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記患者が所持する通信端末装置にインストールされているパーソナルヘルスレコードアプリケーションと連携することで前記第3の情報又は前記第5の情報を取得する
請求項3に記載の緊急搬送先選出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、緊急搬送先選出装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、少なくとも一つのプロセッサにより遂行される、ペルソナチャットボット制御方法であって、ユーザ発話を受信するステップと、前記ユーザ発話を、チャットボットのキャラクターに関する説明と関連した指示文を含むプロンプトに追加するステップと前記プロンプトをエンコードするステップと、前記エンコードしたプロンプトを言語モデルに入力して、前記ユーザ発話に応答するチャットボット発話を生成するステップ、を含む、方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-180282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
傷病者を医療機関に緊急搬送する場合の搬送先の選定においては、傷病者の観察の結果、医療機関リストのうち当該傷病者に適した区分に属する医療機関の中から最も搬送時間が短いものを選定することが基本である。選定された医療機関に対しては電話連絡によって傷病者の受け入れを要請するが、当該医療機関において空き病床がないといった理由等により受け入れを拒否される場合がある。この場合、新たな搬送先を選定して受け入れの要請を行う。しかしながら傷病者の受け入れ要請を複数の医療機関に試みてもなお、傷病者の搬送先が決定せず、搬送先の決定に時間がかかるケースがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術に係る緊急搬送先選出装置は、緊急搬送対象の患者の現在位置を示す第1の情報、緊急搬送の受け入れを行う複数の医療機関の各々の病床使用率を示す第2の情報、前記患者の症状を示す第3の情報及び前記複数の医療機関の各々における診療科目を示す第4の情報を取得する取得部と、前記第1乃至第4の情報に基づいて、前記複数の医療機関のうち、前記患者の搬送先候補となる医療機関を選出する選出部と、選出された少なくとも1つの医療機関に関する情報を出力する出力部と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係るシステム5の一例を概略的に示す。
第1実施形態に係るロボット100の機能構成を概略的に示す。
第1実施形態に係るロボット100による収集処理の動作フローの一例を概略的に示す。
第1実施形態に係るロボット100による応答処理の動作フローの一例を概略的に示す。
第1実施形態に係るロボット100による自律的処理の動作フローの一例を概略的に示す。
複数の感情がマッピングされる感情マップ400を示す。
複数の感情がマッピングされる感情マップ900を示す。
(A)第2実施形態に係るぬいぐるみ100Nの外観図、(B)ぬいぐるみ100Nの内部構造図である。
第2実施形態に係るぬいぐるみ100Nの背面正面図である。
第2実施形態に係るぬいぐるみ100Nの機能構成を概略的に示す。
第3実施形態に係るエージェントシステム500の機能構成を概略的に示す。
エージェントシステムの動作の一例を示す。
エージェントシステムの動作の一例を示す。
第4実施形態に係るスマート眼鏡720で用いるエージェントシステム700の機能構成を概略的に示す。
スマート眼鏡によるエージェントシステムの利用態様の一例を示す。
コンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
第5実施形態に係る緊急搬送先選出装置の機能構成を概略的に示す。
医療機関データベースの一例を示す。
搬送先候補となる医療機関に関する情報の出力形態の一例を示す。
第5実施形態に係る緊急搬送先選出装置の動作フローの一例を概略的に示す。
第5実施形態に係る緊急搬送先選出装置の動作態様の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係るシステム5の一例を概略的に示す。システム5は、ロボット100、ロボット101、ロボット102、及びサーバ300を備える。ユーザ10a、ユーザ10b、ユーザ10c、及びユーザ10dは、ロボット100のユーザである。ユーザ11a、ユーザ11b及びユーザ11cは、ロボット101のユーザである。ユーザ12a及びユーザ12bは、ロボット102のユーザである。なお、本実施形態の説明において、ユーザ10a、ユーザ10b、ユーザ10c、及びユーザ10dを、ユーザ10と総称する場合がある。また、ユーザ11a、ユーザ11b及びユーザ11cを、ユーザ11と総称する場合がある。また、ユーザ12a及びユーザ12bを、ユーザ12と総称する場合がある。ロボット101及びロボット102は、ロボット100と略同一の機能を有する。そのため、ロボット100の機能を主として取り上げてシステム5を説明する。
【0009】
ロボット100は、ユーザ10と会話を行ったり、ユーザ10に映像を提供したりする。このとき、ロボット100は、通信網20を介して通信可能なサーバ300等と連携して、ユーザ10との会話や、ユーザ10への映像等の提供を行う。例えば、ロボット100は、自身で適切な会話を学習するだけでなく、サーバ300と連携して、ユーザ10とより適切に会話を進められるように学習を行う。また、ロボット100は、撮影したユーザ10の映像データ等をサーバ300に記録させ、必要に応じて映像データ等をサーバ300に要求して、ユーザ10に提供する。
【0010】
また、ロボット100は、自身の感情の種類を表す感情値を持つ。例えば、ロボット100は、「喜」、「怒」、「哀」、「楽」、「快」、「不快」、「安心」、「不安」、「悲しみ」、「興奮」、「心配」、「安堵」、「充実感」、「虚無感」及び「普通」のそれぞれの感情の強さを表す感情値を持つ。ロボット100は、例えば興奮の感情値が大きい状態でユーザ10と会話するときは、早いスピードで音声を発する。このように、ロボット100は、自己の感情を行動で表現することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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