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公開番号
2025001369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100904
出願日
2023-06-20
発明の名称
熱マネジメントシステム
出願人
サンデン株式会社
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
B60H
1/22 20060101AFI20241225BHJP(車両一般)
要約
【課題】除湿暖房運転時の除湿量や車室内への送風温度をコントロールしやすい熱マネジメントシステムを提供する。
【解決手段】低温側熱媒体回路30は、クーラコア31の下流側に配置された比例制御弁V31を含み、車室内の除湿暖房運転を行うときに、高温側熱媒体回路20では高温側熱交換器12とヒータコア21との間を熱媒体が循環し、流路切替装置70は、低温側熱媒体回路30と室外熱交換回路60とを接続し、比例制御弁V31は、クーラコア31を流れた熱媒体を、ラジエータ61の下流かつ低温側熱交換器14の上流側に流す第1流路と、ラジエータ61に流す第2流路と、に分流可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒が循環するように構成されており、圧縮機、高温側熱交換器、減圧装置、及び低温側熱交換器を含む冷媒回路と、
車室内に供給される空気を加熱するヒータコアを含み、前記高温側熱交換器を介して前記冷媒と熱交換可能な熱媒体が循環するように構成された高温側熱媒体回路と、
車室内に供給される空気を冷却するクーラコアを含み、前記低温側熱交換器を介して前記冷媒と熱交換可能な熱媒体が循環するように構成された低温側熱媒体回路と、
吸熱対象との熱交換部を含み、熱媒体が循環するように構成された吸熱対象熱交換回路と、
前記低温側熱媒体回路と前記吸熱対象熱交換回路との互いの接続と独立とを切替えられるように構成された流路切替装置と、
を備えた熱マネジメントシステムであって、
前記低温側熱媒体回路は、前記クーラコアの下流側に配置された熱媒体の分流装置を含み、
車室内の除湿暖房運転を行うときに、
前記高温側熱媒体回路では前記高温側熱交換器と前記ヒータコアとの間を熱媒体が循環し、
前記流路切替装置は、前記低温側熱媒体回路と前記吸熱対象熱交換回路とを接続し、
前記分流装置は、前記クーラコアを流れた熱媒体が前記吸熱対象との熱交換部を経由することなく前記低温側熱交換器に流れる第1流路と、前記クーラコアを流れた熱媒体が前記吸熱対象との熱交換部を経由して前記低温側熱交換器に流れる第2流路とに前記クーラコアを流れた熱媒体を分流可能である、
熱マネジメントシステム。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記吸熱対象との熱交換部はラジエータである
請求項1に記載の熱マネジメントシステム。
【請求項3】
前記吸熱対象との熱交換部は車載発熱機器を温調する車載発熱機器温調部である
請求項1に記載の熱マネジメントシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱マネジメントシステムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の利用が増えている。電気自動車では、車室内、各種車載機器等の温調にもバッテリの電力が用いられる。充電されたバッテリによる十分な走行距離を確保するためには、効率的に電力を利用する必要がある。例えば特許文献1には、冷媒回路と熱媒体回路を有する熱管理システムに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-180136
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、除湿暖房運転時に除湿量や送風温度をコントロールしやすい熱マネジメントシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、熱マネジメントシステムは、冷媒が循環するように構成されており、圧縮機、高温側熱交換器、減圧装置、及び低温側熱交換器を含む冷媒回路と、車室内に供給される空気を加熱するヒータコアを含み、前記高温側熱交換器を介して前記冷媒と熱交換可能な熱媒体が循環するように構成された高温側熱媒体回路と、車室内に供給される空気を冷却するクーラコアを含み、前記低温側熱交換器を介して前記冷媒と熱交換可能な熱媒体が循環するように構成された低温側熱媒体回路と、吸熱対象との熱交換部を含み、熱媒体が循環するように構成された吸熱対象熱交換回路と、前記低温側熱媒体回路と前記吸熱対象熱交換回路との互いの接続と独立とを切替えられるように構成された流路切替装置と、を備えた熱マネジメントシステムであって、前記低温側熱媒体回路は、前記クーラコアの下流側に配置された熱媒体の分流装置を含み、車室内の除湿暖房運転を行うときに、前記高温側熱媒体回路では前記高温側熱交換器と前記ヒータコアとの間を熱媒体が循環し、前記流路切替装置は、前記低温側熱媒体回路と前記吸熱対象熱交換回路とを接続し、前記分流装置は、前記クーラコアを流れた熱媒体が前記吸熱対象との熱交換部を経由することなく前記低温側熱交換器に流れる第1流路と、前記クーラコアを流れた熱媒体が前記吸熱対象との熱交換部を経由して前記低温側熱交換器に流れる第2流路とに前記クーラコアを流れた熱媒体を分流可能である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、除湿暖房運転時に除湿量や車室内への送風温度をコントロールしやすい熱マネジメントシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る熱マネジメントシステムの構成例の概略を示す図であって、冷房運転を行うときの熱マネジメントシステムの状態の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る熱マネジメントシステムの構成例の概略を示す図であって、除湿暖房運転を行うときの熱マネジメントシステムの状態の一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る熱マネジメントシステムの構成例の概略を示す図であって、除湿暖房運転を行うときの熱マネジメントシステムの状態の一例を示す図である。
図4は、一実施形態に係る熱マネジメントシステムの構成例の概略を示す図であって、除湿暖房運転を行うときの熱マネジメントシステムの状態の一例を示す図である。
図5は、一実施形態に係る熱マネジメントシステムの構成例の概略を示す図であって、除湿暖房運転を行うときの熱マネジメントシステムの状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。
【0009】
[システムの構成]
〈システムの概要〉
第1実施形態における一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、冷媒回路と熱媒体回路とを有する熱マネジメントシステムに係る。本実施形態の熱マネジメントシステムは、電気自動車に搭載され、状況に応じた冷房運転を行うことができるように構成されている。
【0010】
図1は、本実施形態に係る熱マネジメントシステム1の構成例の概略を示す説明図である。熱マネジメントシステム1は、各種動作に応じて回路が切り替わるように構成されている。図1は、それら各種動作のうち冷房運転時における回路構成を示す。なお、図中の矢印は熱媒体の流れる方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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