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公開番号
2025001336
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100855
出願日
2023-06-20
発明の名称
ワイヤーハーネスの分岐構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20241225BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】製造コストの増加を抑えつつ、ワイヤーハーネスの分岐部に外装部材を簡易に設けることができるワイヤーハーネスの分岐構造を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネスの分岐構造BS1は、ワイヤーハーネスWH1の幹線10及び枝線20、第1、2コルゲートチューブ1、30、及び保護チューブ40を備える。枝線20は、ワイヤーハーネスWH1の分岐部50の一端51側で幹線10から分岐する。第1、2コルゲートチューブ1、30は、それぞれ、分岐部50の一端51及び他端52側で幹線10を覆う。保護チューブ40は枝線20を覆う。第1コルゲートチューブ1は、分岐部50を覆う分岐被覆部5と、保護チューブ40に覆われた枝線20が貫通する切欠穴部7とを有する。第1コルゲートチューブ1の開口端部6は、第2コルゲートチューブ30の開口端部36を覆った状態で、第2コルゲートチューブ30の開口端部36に固定される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ワイヤーハーネスの幹線と、
前記ワイヤーハーネスの分岐部にて、前記幹線から分岐する前記ワイヤーハーネスの枝線と、
前記分岐部の一端側で前記幹線を覆う第1管体と、
前記分岐部の他端側で前記幹線を覆う第2管体と、
前記枝線を覆う第3管体と、
を備え、
前記枝線は、前記分岐部の一端側で前記幹線から分岐しており、
前記第1管体は、
前記分岐部を覆い、前記分岐部の他端に配置される開口端部を有する被覆部と、
前記被覆部に設けられて、外部に開口する導入領域と、前記導入領域に連通する収容領域とを有する切欠穴部と、
を有し、
前記第1管体の長手方向における、前記導入領域の長さは、前記開口端部の長さ以上であり、
前記第3管体に覆われた前記枝線は、前記導入領域を介して前記収容領域に導入された状態で、前記切欠穴部を貫通しており、
前記第2管体は、前記分岐部の他端に配置される開口端部を有し、
前記第1管体の開口端部は、前記第2管体の開口端部を覆った状態で、固定部材により、前記第2管体の開口端部に固定されるワイヤーハーネスの分岐構造。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記第1管体には、前記第1管体の長手方向に沿ったスリットが形成されている請求項1に記載のワイヤーハーネスの分岐構造。
【請求項3】
前記ワイヤーハーネスの分岐構造は、前記ワイヤーハーネスの枝線及び前記第3管体を複数備えており、
前記第1管体は、前記被覆部に前記切欠穴部を複数有しており、
各切欠穴部には、各第3管体で覆われた各枝線が貫通している請求項1又は2に記載のワイヤーハーネスの分岐構造。
【請求項4】
前記第1管体及び前記第2管体は、環状の山部と環状の谷部とが長手方向に沿って交互に並んだ蛇腹形状に形成されている請求項1又は2に記載のワイヤーハーネスの分岐構造。
【請求項5】
前記第1管体の開口端部が前記第2管体の開口端部を覆った状態において、前記第1管体の各谷部は、前記第2管体の隣接する山部の間に配置されている請求項4に記載のワイヤーハーネスの分岐構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネスの分岐構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤーハーネスを車両に配策する際に、当該ワイヤーハーネスに分岐部が設けられることがある。分岐部は、ワイヤーハーネスの幹線と、当該幹線から分岐したワイヤーハーネスの枝線とからなる。
【0003】
一般的に、ワイヤーハーネスの分岐部には、幹線を形成する電線束と、幹線から分岐した枝線を形成する電線束とを保護するために、外装部材が別途設けられる。
【0004】
特許文献1に開示された外装部材は、幹線収容室と、幹線収容室に連接された枝線収容室とを有する。このような構成により、分岐部における幹線を幹線収容室に収容させ、かつ、分岐部における枝線を枝線収容室に収容させることで、ワイヤーハーネスの分岐部に、外装部材を簡易に設けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-53753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された外装部材では、幹線収容室及び枝線収容室の大きさは、収容対象の幹線及び枝線のサイズに合わせて設定されている。
【0007】
このため、幹線のサイズと枝線のサイズとの組み合わせ毎に、外装部材を複数用意しておく必要があり、部品数の増加により、製造コストが増加する可能性がある。
【0008】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、製造コストの増加を抑えつつ、ワイヤーハーネスの分岐部に外装部材を簡易に設けることができるワイヤーハーネスの分岐構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の態様に係るワイヤーハーネスの分岐構造は、ワイヤーハーネスの幹線と、前記ワイヤーハーネスの分岐部にて、前記幹線から分岐する前記ワイヤーハーネスの枝線と、前記分岐部の一端側で前記幹線を覆う第1管体と、前記分岐部の他端側で前記幹線を覆う第2管体と、前記枝線を覆う第3管体と、を備える。前記枝線は、前記分岐部の一端側で前記幹線から分岐しており、前記第1管体は、前記分岐部を覆い、前記分岐部の他端に配置される開口端部を有する被覆部と、前記被覆部に設けられて、外部に開口する導入領域と、前記導入領域に連通する収容領域とを有する切欠穴部と、を有し、前記第1管体の長手方向における、前記導入領域の長さは、前記開口端部の長さ以上であり、前記第3管体に覆われた前記枝線は、前記導入領域を介して前記収容領域に導入された状態で、前記切欠穴部を貫通しており、前記第2管体は、前記分岐部の他端に配置される開口端部を有し、前記第1管体の開口端部は、前記第2管体の開口端部を覆った状態で、固定部材により、前記第2管体の開口端部に固定される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、製造コストの増加を抑えつつ、ワイヤーハーネスの分岐部に外装部材を簡易に設けることができるワイヤーハーネスの分岐構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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