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公開番号
2025001293
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100799
出願日
2023-06-20
発明の名称
プリント配線板の製造方法
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
H05K
3/28 20060101AFI20241225BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】生産性が高く生産コストの低いプリント配線板を製造するための製造方法の提供。
【解決手段】プリント配線板の製造方法は、コア基板30上に、樹脂絶縁層150Uを形成することと、樹脂絶縁層150U上に電子部品90を搭載するためのパッド158pを形成することと、樹脂絶縁層150Uとパッド158p上に、パッド158pを露出するための開口71Uを有するソルダーレジスト層70Uを形成することと、開口71Uにより露出されるパッド158p上に半田バンプ76Uを形成することと、ソルダーレジスト層70U上にアンダーフィル材100の流れを防止するためのダム102を形成することと、ダム102を形成することの後に、半田バンプ76U上に電子部品90を搭載することと、電子部品90とソルダーレジスト層70Uの間にアンダーフィル材100を充填することと、を含む。ダム102は、ダム材料を吐出することで形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
最外の樹脂絶縁層を形成することと、
前記最外の樹脂絶縁層上に電子部品を搭載するためのパッドを形成することと、
前記最外の樹脂絶縁層と前記パッド上に前記パッドを露出するための開口を有するソルダーレジスト層を形成することと、
前記開口により露出される前記パッド上に半田バンプを形成することと、
前記ソルダーレジスト層上にアンダーフィル材の流れを防止するためのダムを形成することと、
前記ダムを形成することの後に、前記半田バンプ上に前記電子部品を搭載することと、
前記電子部品と前記ソルダーレジスト層の間に前記アンダーフィル材を充填すること、とを含むプリント配線板の製造方法であって、
前記ダムは、ダム材料を吐出することで形成される。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
請求項1のプリント配線板の製造方法であって、前記ダム材料は、ディスペンサを用いて吐出される。
【請求項3】
請求項2のプリント配線板の製造方法であって、前記ダム材料は連続して吐出される。
【請求項4】
請求項1のプリント配線板の製造方法であって、さらに、前記ダムを硬化することを含む。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、プリント配線板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電子部品の製造方法を開示している。特許文献1の図5に示されるように、特許文献1は、ダム材を孔版の環状通孔に押し込むことで、ダム部を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-67799号公報
【発明の概要】
【0004】
<特許文献1の課題>
特許文献1の技術では、ダム材を用いた印刷によってダムが形成される。ダム材を押し込むための環状通孔を有する孔版が必要である。そのため、生産性が低く、生産コストが高い。特許文献1の技術によるプリント配線板の製造方法は、生産性を向上し難いと考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板の製造方法は、最外の樹脂絶縁層を形成することと、前記最外の樹脂絶縁層上に電子部品を搭載するためのパッドを形成することと、前記最外の樹脂絶縁層と前記パッド上に前記パッドを露出するための開口を有するソルダーレジスト層を形成することと、前記開口により露出される前記パッド上に半田バンプを形成することと、前記ソルダーレジスト層上にアンダーフィル材の流れを防止するためのダムを形成することと、前記ダムを形成することの後に、前記半田バンプ上に前記電子部品を搭載することと、前記電子部品と前記ソルダーレジスト層の間に前記アンダーフィル材を充填すること、とを含む。前記ダムは、ダム材料を吐出することで形成される。
【0006】
本発明の実施形態の製造方法では、ダム材料を吐出することによってダムを形成する。印刷によりダムを形成しない。そのため、ダム材を押し込むための通孔を有する孔版を用意する必要がない。実施形態の製造方法によって形成されるプリント配線板では、生産性を向上できる。生産コストが低い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態のプリント配線板>
図3は途中基板2の断面を示す。図1は、実施形態の半導体装置200の断面図である。半導体装置200は、実施形態のプリント配線板10とプリント配線板10に実装されている電子部品90で形成されている。
【0009】
図1に示されるように、プリント配線板10は、コア基板30とコア基板30の表裏に形成されているビルドアップ層80A,80Bを有する。ビルドアップ層80A,80Bは、樹脂絶縁層150U、150Lと導体層158U、158Lと樹脂絶縁層150を貫通し隣接する導体層を接続するビア導体160U、160Dで形成されている。樹脂絶縁層150Uは最外の樹脂絶縁層である。
【0010】
プリント配線板10は、ビルドアップ層80A,80B上にソルダーレジスト層70U、70Dを有する。ソルダーレジスト層70Uは第1開口71Uを有する。第1開口71Uにより露出される導体層158Uは電子部品90を搭載するためのパッド158pとして機能する。パッド158p上に電子部品90を実装するための半田バンプ76Uが形成されている。ダム102は電子部品90を囲んでいる。ダム102の平面形状の例は環である。
(【0011】以降は省略されています)
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