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公開番号
2025001191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100647
出願日
2023-06-20
発明の名称
光モジュール
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01S
5/024 20060101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、低消費電力で光半導体素子の温度を所定の範囲内に保持できる光モジュールを提供する。
【解決手段】第1面と、前記第1面と反対の第2面と、を有する温度緩衝部材と、前記第1面に接続され、自己発熱する光半導体素子と、前記第2面に接続される放熱部材と、を備え、前記温度緩衝部材は、相変態温度を境にして熱伝導率が変化する相変態材料によって構成されている光モジュール。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、前記第1面と反対の第2面と、を有する温度緩衝部材と、
前記第1面に接続され、自己発熱する光半導体素子と、
前記第2面に接続される放熱部材と、
を備え、
前記温度緩衝部材は、相変態温度を境にして熱伝導率が変化する相変態材料によって構成されている、
光モジュール。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記放熱部材における熱伝導率は、前記温度緩衝部材における熱伝導率より大きい、
請求項1に記載の光モジュール。
【請求項3】
前記第1面は、前記第2面の温度が前記相変態温度に等しいとき、前記相変態温度より高い第1温度を有し、
前記第2面は、前記第1面の温度が前記相変態温度に等しいとき、前記相変態温度より低い第2温度を有し、
前記第1温度と前記相変態温度との差の第1温度差は、前記相変態温度と前記第2温度との差の第2温度差より小さく設定されている、
請求項2に記載の光モジュール。
【請求項4】
前記第1温度は、前記光半導体素子における動作上限温度より低い温度に設定されている、
請求項3に記載の光モジュール。
【請求項5】
前記温度緩衝部材は、
前記第2面の温度が前記相変態温度に等しいとき、前記第1面と前記第2面との間に第1熱抵抗を有するとともに、
前記第2面の温度が前記第2温度に等しいとき、前記第1面と前記第2面との間に前記第1熱抵抗より大きい第2熱抵抗を有する、
請求項3に記載の光モジュール。
【請求項6】
前記第2熱抵抗における抵抗値は、前記第1熱抵抗における抵抗値の2倍より大きい、
請求項5に記載の光モジュール。
【請求項7】
前記相変態材料は、70℃以上100℃以下の前記相変態温度を有する、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光モジュール。
【請求項8】
前記相変態材料は、硫化銀、銀カルコゲン化合物およびテルル化銅ガリウムのいずれかを含む、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光モジュール。
【請求項9】
前記温度緩衝部材の前記第2面と前記放熱部材との間に、更に放熱グリス、半田および金属ペーストのいずれかを備える、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光モジュールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体レーザを具備してなり、該半導体レーザから出射される光の波長を制御する半導体レーザモジュールが開示されている。特許文献1には、当該半導体レーザモジュールにおいて、波長の制御はペルチェ冷却を伴わない発熱体によって行うことが開示されている。
【0003】
特許文献2には、3以上の半導体レーザ素子が第1の方向に並んで搭載される載置面を有するサブマウントが開示されている。特許文献1には、当該サブマウントが、3以上の半導体レーザ素子の温度を上昇させるための発熱体を備えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-094200号公報
特開2018-160520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光モジュールにおいて、低消費電力で光半導体素子の温度を所定の範囲内に保持することが求められている。
【0006】
本開示は、低消費電力で光半導体素子の温度を所定の範囲内に保持できる光モジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、第1面と、前記第1面と反対の第2面と、を有する温度緩衝部材と、前記第1面に接続され、自己発熱する光半導体素子と、前記第2面に接続される放熱部材と、を備え、前記温度緩衝部材は、相変態温度を境にして熱伝導率が変化する相変態材料によって構成されている光モジュールである。
【発明の効果】
【0008】
本開示の光モジュールによれば、低消費電力で光半導体素子の温度を所定の範囲内に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る光モジュールの概略を示す斜視図である。
図2は、本実施形態に係る光モジュールの使用状態について説明する図である。
図3は、本実施形態に係る光モジュールが備える温度緩衝部材の温度について説明する図である。
図4は、本実施形態に係る光モジュールが備える温度緩衝部材の熱抵抗について説明する図である。
図5は、本実施形態に係る光モジュールの動作結果について説明する図である。
図6は、本実施形態に係る光モジュールの動作結果について説明する図である。
図7は、本実施形態に係る光モジュールの動作結果について説明する図である。
図8は、本実施形態に係る光モジュールの動作結果について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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