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公開番号
2025001082
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100454
出願日
2023-06-20
発明の名称
車両用灯具のブラケット部材
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人あお葉国際特許事務所
主分類
F21S
41/19 20180101AFI20241225BHJP(照明)
要約
【課題】軸体を容易に嵌合可能な軸受部が設けられたブラケット部材を提供する。
【解決手段】側壁面に、軸体を軸支する軸受部が設けられたブラケット部材であって、前記側壁面は内壁と外壁からなる二重壁で、前記内壁および前記外壁を貫通する貫通孔が形成されており、前記内壁には、前記内壁の端面から前記貫通孔まで、前記外壁の方向にむかって窪む凹部が形成され、前記凹部の前記貫通孔に臨む端部から、前記貫通孔に向かって突出する舌部が形成されており、前記舌部の先端には円弧状に窪む軸嵌合部が形成されているように構成されたブラケット部材を提供する。凹部から軸体を差し込むだけで、貫通孔に軸体が挿入され、舌部が抜け止めとして働き、ワンタッチで軸受部に軸体を嵌合することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
側壁面に、軸体を軸支する軸受部が設けられたブラケット部材であって、
前記側壁面は内壁と外壁からなる二重壁で、前記内壁および前記外壁を貫通する貫通孔が形成されており、
前記内壁には、前記内壁の端面から前記貫通孔まで、前記外壁の方向に向かって窪む凹部が形成され、
前記凹部の前記貫通孔に臨む端部から、前記貫通孔に向かって突出する舌部が形成されており、
前記舌部の先端には円弧状に窪む軸嵌合部が形成されている、
ことを特徴とする、ブラケット部材。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記二重壁には、前記二重壁に挟持され、前記内壁と前記外壁と一体化する枝壁が、前記内壁の前記凹部と前記外壁との間に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のブラケット部材。
【請求項3】
前記二重壁は、前後の開口部を有し、前後方向に延伸した周回形状の周側壁の一部として構成され、
前記二重壁は、前記二重壁に挟持され、前記周側壁の周方向に沿って伸びる内部壁を前後の前記開口部の双方から離間した中間部に有する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラケット部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、車両用灯具のブラケット部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用灯具において、灯室内に配置される灯具(ランプユニット)の少なくとも一部を支持するブラケット部材には、軸体を軸支する軸受部が設けられることがある(例えば特許文献1)。特許文献1においては、灯具の一部(リフレクタ)が一体化した軸部が、ブラケット部材に設けられた軸受部に回動可能に嵌め込まれ、リフレクタは水平軸回りに回動可能に支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-134980号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では、軸受部はブラケット部材の側面の内側に水平に設けられた係合孔として形成されているだけであり、軸部を軸受部に嵌合させるには、ブラケット部材や軸部を弾性変形させる、あるいはガタにより強引に、軸部を軸孔に嵌合させる必要がある。これでは、軸部の剛性が高く弾性変形がし難い場合、例えば、樹脂部材ではなく金属部材である場合や、軸径の大きな場合、上手く嵌合させることができない。これを解消するため、他の部品を用いて、軸部を軸受けに嵌合させると嵌合作業に手間がかかる。
【0005】
本件は、このような問題に鑑みてなされたものであり、軸体を容易に嵌合可能な軸受部が設けられたブラケット部材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題を解決するため、本開示のある態様においては、側壁面に軸体を軸支する軸受部が設けられたブラケット部材であって、前記側壁面は内壁と外壁からなる二重壁で、前記内壁および前記外壁を貫通する貫通孔が形成されており、前記内壁には、前記内壁の端面から前記貫通孔まで、前記外壁の方向に向かって窪む凹部が形成され、かつ、前記凹部の前記貫通孔に臨む端部から、前記貫通孔に向かって突出する舌部を有し、前記舌部の先端は円弧状に窪む軸嵌合部が形成されているようにブラケット部材を構成した。
【0007】
また、ある態様においては、前記二重壁は、前記二重壁に挟持され、前記内壁と前記外壁と一体化する枝壁が、前記内壁の前記凹部と前記外壁との間に設けられているようにブラケット部材を構成した。
【0008】
また、ある態様においては、前記二重壁は、前後の開口部を有し、前後方向に延伸した周回形状の周側壁の一部として構成され、前記二重壁は、前記二重壁に挟持され、前記周側壁の周方向に沿って伸びる内部壁を前後の前記開口部の双方から離間した中間部に有するようにブラケット部材を構成した。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかなように、軸体を容易に嵌合可能な軸受部が設けられたブラケット部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
好適な実施形態に係るブラケット部材を含む車両用灯具の概略正面図である。
ブラケット部材と軸体の嵌合状態を示す。図2(A)は、軸体がブラケット部材に嵌合される前の状態を示す。図2(B)は、軸体がブラケット部材に嵌合された後の状態を示す。
ブラケット部材の斜視図である。
ブラケット部材の正面図である。
ブラケット部材の背面図である。
ブラケット部材の側面図である。
ブラケット部材の端面図である。図7(A)は、図4のA-A線に沿った断面図である。図7(B)は、図4のB-B線に沿った端面図である。
ブラケット部材の軸受部であり、図3のD部を示す。図8(A)が軸受部の側面図である。図8(B)が軸受部を内周壁側から見た内側斜視図を示す。図8(C)が軸受部を外周壁側から見た外側斜視図を示す。
軸体の嵌合工程を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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