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公開番号
2025000452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100315
出願日
2023-06-19
発明の名称
複数のユーザに利用されるプリンタに関する方法、サーバ、および、コンピュータプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
鳳国際弁理士法人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約
【課題】印刷材の残量を考慮して印刷枚数を制限できる新たな技術を提供する。
【解決手段】複数のユーザに共用されるプリンタの印刷材の残量に関する情報を取得し、プリンタの印刷材の残量が第1基準値以下に減少したか否かを判定し、プリンタの印刷材の残量が第1基準値以下に減少した場合に、複数のユーザのそれぞれの指示に基づいてプリンタによって実行可能な印刷の枚数をユーザごとに設定される上限値以内に制限する印刷制限を開始する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のユーザに共用されるプリンタに関する方法であって、
前記プリンタの印刷材の残量に関する情報を取得する取得工程と、
前記プリンタの前記印刷材の残量が第1基準値以下に減少したか否かを判定する第1判定工程と、
前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第1基準値以下に減少した場合に、前記複数のユーザのそれぞれの指示に基づいて前記プリンタによって実行可能な印刷の枚数をユーザごとに設定される上限値以内に制限する印刷制限を開始する制限開始工程と、
を備える方法。
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【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、さらに、
前記印刷制限の開始後に、前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第1基準値よりも多い第2基準値以上に増加したか否かを判定する第2判定工程と、
前記印刷制限の開始後に、前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第2基準値以上に増加した場合に、前記印刷制限を解除する制限解除工程と、
を備える、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、さらに、
前記印刷制限の開始時に、前記印刷制限の開始を示す開始通知を前記複数のユーザのそれぞれの端末装置に送信する開始通知送信工程を備える、方法。
【請求項4】
請求項2に記載の方法であって、
前記複数のユーザは、前記プリンタを管理する管理ユーザと、前記管理ユーザとは異なる一般ユーザと、を含み、
前記方法は、さらに、
前記プリンタの前記印刷材の残量が第3基準値以下に減少したか否かを判定する第3判定工程と、
前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第3基準値以下に減少した場合に、前記印刷材の補給を促す補給通知を前記管理ユーザの端末装置に送信し、前記補給通知を前記一般ユーザの端末装置に送信しない補給通知送信工程と、
を備える、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、
前記方法は、さらに、
前記印刷制限の実行中に、特定の変更条件が満たされる場合に、特定のユーザについて設定される前記上限値を変更する上限変更工程を備える、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、さらに、
前記印刷制限の開始後に、前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第1基準値よりも多い第2基準値以上に増加したか否かを判定する第2判定工程と、
前記印刷制限の開始後に、前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第2基準値以上に増加した場合に、前記印刷制限を解除する制限解除工程と、
前記印刷制限が解除される場合に、次回の前記印刷制限のための前記上限値を初期値に設定する上限値設定工程と、
を備える、方法。
【請求項7】
請求項5に記載の方法であって、
前記上限変更工程では、
前記特定のユーザの端末装置から送信される変更要求に応じて、管理ユーザの端末装置に許可要求を送信し、
前記許可要求に応じて、管理ユーザの端末装置から上限変更の許可通知が取得される場合に、前記特定の変更条件が満たされると判断される、方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法であって、
前記印刷制限の開始後に印刷された印刷枚数をカウントするカウント工程を備え、
前記上限変更工程では、前記印刷制限の実行中に印刷された印刷枚数に基づく情報と前記許可要求とを前記管理ユーザの端末装置に送信する、方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法であって、さらに、
前記プリンタを共用するユーザの数が変動した場合に、ユーザ数の変動後のユーザのそれぞれについて定められる分配率に基づいて、ユーザごとに前記上限値を設定する上限値設定工程を備える方法。
【請求項10】
請求項7に記載の方法であって、さらに、
前記印刷制限の開始後に、前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第1基準値よりも少ない第3基準値以下に減少したか否かを判定する第2判定工程を備え、
前プリンタの前記印刷材の残量が前記第3基準値以下に減少した場合に、前記上限変更工程では、前記管理ユーザの端末装置に前記許可要求を送信せずに、前記上限値の変更を制限する、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、プリンタとサーバとで実行される方法、プリンタとサーバとを含む通信システム、および、プリンタと通信可能なサーバに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された画像形成システムでは、上位部門と、上位部門に属する複数の下位部門と、のそれぞれで独立して印刷枚数がカウントされる。この画像形成システムでは、上位部門と下位部門とのそれぞれで印刷枚数の上限が独立して設定されており、上位部門と下位部門とのいずれかの印刷枚数が設定された上限を超えると印刷が停止される。印刷が停止されると、その旨を示す電子メールが管理者宛に送信され、管理者が印刷の継続を認める場合には、印刷の停止が解除されて、印刷が再開される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-123290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書は、印刷材の残量を考慮して印刷枚数を制限できる新たな技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]複数のユーザに共用されるプリンタに関する方法であって、前記プリンタの印刷材の残量に関する情報を取得する取得工程と、前記プリンタの前記印刷材の残量が第1基準値以下に減少したか否かを判定する第1判定工程と、前記プリンタの前記印刷材の残量が前記第1基準値以下に減少した場合に、前記複数のユーザのそれぞれの指示に基づいて前記プリンタによって実行可能な印刷の枚数をユーザごとに設定される上限値以内に制限する印刷制限を開始する制限開始工程と、
を備える方法。
【0007】
上記構成によれば、印刷材の残量が第1基準値以下に減少した場合に、ユーザの指示に基づいてプリンタによって実行可能な印刷の枚数をユーザごとに設定される上限値以内に制限する印刷制限が開始される。この結果、印刷材の残量を考慮して、各ユーザの指示に基づく印刷枚数を制限できる。例えば、常時、印刷を制限する場合よりも、過剰な印刷制限を抑制できるので、印刷の利用を促進できる。
【0008】
なお、本明細書に開示された技術は、種々の形態で実現可能であり、例えば、通信システム、方法、サーバ、プリンタ、これらの装置、システム、方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システム1000の構成を示すブロック図。
アカウントデータベースDBaと管理データベースDBbとの説明図。
事前処理のシーケンス図。
インク残量管理処理の第1のシーケンス図。
インク残量管理処理の第2のシーケンス図。
印刷処理の第1のシーケンス図。
印刷処理の第2のシーケンス図。
印刷制限管理テーブルPTの一例を示す図。
上限変更許可画面W1の一例を示す図。
印刷制限の再設定処理の説明図。
変形例の上限変更判定処理の一例のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
A.実施例
A1.システム1000の構成
図1は、システム1000の構成を示すブロック図である。システム1000は、プリンタ100と、第1サーバ200と、第2サーバ300と、第1端末装置400Aと、第2端末装置400Bと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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