TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025000411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100252
出願日
2023-06-19
発明の名称
アクティブフィルタ装置及びそれを備えた電動圧縮機
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20241224BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】大きな体積や重量の増加を伴わずに、コモンモードノイズフィルタの減衰特性を効果的に向上させることができるアクティブフィルタ装置を提供する。
【解決手段】コモンモード電圧を検出する検出部29と、検出部29で検出されたコモンモード電圧を反転増幅する反転増幅回路37と、Yコンデンサ21、22を備え、反転増幅回路37の出力電圧を補償電圧としてYコンデンサ21、22に印加する。反転増幅回路37の増幅部32は、オペアンプ35と、電流増幅器40を有し、電流増幅器の入出力間の電圧差に応じて、増幅部の出力インピーダンスの増加に伴う電圧降下を補償する出力インピーダンス補償回路56を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の電源ラインに挿入されたコモンモードチョークコイルと、
コモンモード電圧を検出する検出部と、
該検出部で検出されたコモンモード電圧を反転増幅する反転増幅回路と、
該反転増幅回路の出力と前記一対の電源ライン間にそれぞれ接続されたYコンデンサを備え、
前記反転増幅回路の増幅部は、オペアンプと、該オペアンプの出力に設けられた電流増幅器を有し、
前記反転増幅回路の出力電圧を補償電圧として前記Yコンデンサに印加すると共に、
前記電流増幅器の入出力間の電圧差に応じて、前記増幅部の出力インピーダンスの増加に伴う電圧降下を補償する出力インピーダンス補償回路を備えたことを特徴とするアクティブフィルタ装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記電流増幅器は前記オペアンプとは別体構成とされて当該オペアンプの出力に接続されると共に、
前記電流増幅器の出力を補償電圧として前記Yコンデンサに印加することを特徴とする請求項1に記載のアクティブフィルタ装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のアクティブフィルタ装置と、インバータ装置を、筐体と一体に設けたことを特徴とする電動圧縮機。
【請求項4】
前記アクティブフィルタ装置を、前記インバータ装置とは異なる基板で構成したことを特徴とする請求項3に記載の電動圧縮機。
【請求項5】
前記アクティブフィルタ装置を、前記インバータ装置からシールドしたことを特徴とする請求項4に記載の電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コモンモードノイズを抑制するためのアクティブフィルタ装置、及び、当該アクティブフィルタ装置を備えた電動圧縮機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
コモンモードノイズの低減を目的としたパッシブ方式のコモンモードノイズフィルタ(パッシブフィルタ)は、一対の電源ラインとグランド電位間にそれぞれ接続されたYコンデンサと、一対の電源ラインに挿入されたコモンモードチョークコイルから構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、例えば電動圧縮機のモータを駆動するインバータ装置の場合、パッシブ方式でコモンモードノイズフィルタの減衰特性を向上させるために、構成要素であるYコンデンサで対応しようとすると、漏れ電流増加による安全面からの容量値の制約や、現実的でない容量値のものを採用する必要が生じる。また、コモンモードチョークコイルで対応しようとしても、実装可能なコイルに寸法的な制約が生じる課題があった。
【0004】
そこで、コモンモードノイズフィルタにアクティブ方式を採用したものも種々開発されている(例えば、特許文献2~特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-78844号公報
特許第3044650号公報
特許第5528543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記何れの文献においてもコモンモードノイズの検出や補償にコモンモードトランスを必要とし、アクティブフィルタ装置の大型化を伴うため、改善が望まれていた。
【0007】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、コモンモードトランスを用いること無く、また、パッシブ方式のコモンモードノイズフィルタに対して、大きな体積や重量の増加を伴わずに、コモンモードノイズフィルタの減衰特性を効果的に向上させることができるアクティブフィルタ装置、及び、それを備えた電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のアクティブフィルタ装置は、一対の電源ラインに挿入されたコモンモードチョークコイルと、コモンモード電圧を検出する検出部と、この検出部で検出されたコモンモード電圧を反転増幅する反転増幅回路と、この反転増幅回路の出力と一対の電源ライン間にそれぞれ接続されたYコンデンサを備え、反転増幅回路の増幅部は、オペアンプと、このオペアンプの出力に設けられた電流増幅器を有し、反転増幅回路の出力電圧を補償電圧としてYコンデンサに印加すると共に、電流増幅器の入出力間の電圧差に応じて、増幅部の出力インピーダンスの増加に伴う電圧降下を補償する出力インピーダンス補償回路を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明のアクティブフィルタ装置は、上記発明において電流増幅器はオペアンプとは別体構成とされて当該オペアンプの出力に接続されると共に、電流増幅器の出力を補償電圧としてYコンデンサに印加することを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明の電動圧縮機は、上記各発明のアクティブフィルタ装置と、インバータ装置を、筐体と一体に設けたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
サンデン株式会社
熱交換器
1か月前
サンデン株式会社
空調装置
1日前
サンデン株式会社
空調装置
1日前
サンデン株式会社
空調装置
1日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
1か月前
サンデン株式会社
車両用空調装置
1か月前
サンデン株式会社
車両用空調装置
1か月前
サンデン株式会社
車両用空調装置
2日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
2日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
2日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
2日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
2日前
サンデン株式会社
熱マネジメントシステム
2日前
サンデン株式会社
熱マネジメントシステム
2日前
サンデン株式会社
熱マネジメントシステム
1日前
サンデン株式会社
インバータ一体型電動圧縮機
2日前
サンデン株式会社
発熱素子の放熱構造および熱媒体ヒータ
15日前
サンデン株式会社
アクティブフィルタ装置及びそれを備えた電動圧縮機
3日前
個人
発電機
29日前
個人
インバーター
16日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
2日前
個人
共振電流制御形直流電源
22日前
カヤバ株式会社
モータ
29日前
株式会社東光高岳
開閉器
1日前
株式会社ミクニ
電動装置
1か月前
株式会社アイシン
ロータ
3日前
国立大学法人信州大学
回転電機
22日前
ニチコン株式会社
電源装置
22日前
株式会社アイシン
モータ装置
3日前
ブラザー工業株式会社
充電器
29日前
ブラザー工業株式会社
充電器
29日前
キヤノン株式会社
振動波モータ
17日前
続きを見る
他の特許を見る