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公開番号
2024180185
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099675
出願日
2023-06-16
発明の名称
車両の油圧制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
10/08 20060101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約
【課題】電動式オイルポンプの負荷が過大となることを抑制しつつ、ライン圧の低下を抑制できる、車両の油圧制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン12と一対の駆動輪32との間の動力伝達経路PTに動力伝達可能に接続され且つエンジン12の出力トルクに対する反力トルクを出力可能な第1電動機MG1、動力伝達経路PTに動力伝達可能に接続され且つ一対の駆動輪32にトルクを出力可能な第2電動機MG2、エンジン12により駆動されるMOP16、及びEOP46を備える車両10の、電子制御装置90(油圧制御装置)90は、車両10の走行中において走行用の動力源をエンジン12から第2電動機MG2へ切り替える場合に、EOP46の作動中且つエンジン回転速度Neの低下中においてMOP回転速度Nmopを上昇させるように第1電動機MG1を制御する上昇制御を所定回数である3回実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路に動力伝達可能に接続され且つ前記エンジンの出力トルクに対する反力トルクを出力可能な第1電動機、前記動力伝達経路に動力伝達可能に接続され且つ前記一対の駆動輪にトルクを出力可能な第2電動機、前記エンジンにより駆動される機械式オイルポンプ、及び電動式オイルポンプを備える車両の、油圧制御装置であって、
前記車両の走行中において走行用の動力源を前記エンジンから前記第2電動機へ切り替える場合に、前記電動式オイルポンプの作動中且つ前記エンジンの回転速度の低下中において前記機械式オイルポンプの回転速度を上昇させるように前記第1電動機を制御する駆動制御を所定回数実行する
ことを特徴とする車両の油圧制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
エンジンにより駆動される機械式オイルポンプと電動式オイルポンプとを備える車両の、油圧制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路に動力伝達可能に接続され且つエンジンの出力トルクに対する反力トルクを出力可能な第1電動機、動力伝達経路に動力伝達可能に接続され且つ一対の駆動輪にトルクを出力可能な第2電動機、エンジンにより駆動されるMOP(=機械式オイルポンプ)、及びEOP(=電動式オイルポンプ)を備える車両の、油圧制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-186154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両において、車両の走行中において走行用の動力源がエンジンから第2電動機へ切り替えられると、油圧制御回路の油圧源がMOPからEOPへ切り替えられる。電動機の出力制御に比較して、油圧制御回路に設けられた調圧弁による所定のライン圧の出力制御は応答性が低いため、この油圧源の切替期間においてEOPによるライン圧の生成が不十分となることでライン圧が低くなってしまうおそれがある。ライン圧が低下しないようにするには、例えば切替期間における電動オイルポンプの回転速度を増大させることが考えられるが、EOPの負荷が過大となるおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、電動式オイルポンプの負荷が過大となることを抑制しつつ、ライン圧の低下を抑制できる、車両の油圧制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路に動力伝達可能に接続され且つ前記エンジンの出力トルクに対する反力トルクを出力可能な第1電動機、前記動力伝達経路に動力伝達可能に接続され且つ前記一対の駆動輪にトルクを出力可能な第2電動機、前記エンジンにより駆動される機械式オイルポンプ、及び電動式オイルポンプを備える車両の、油圧制御装置であって、前記車両の走行中において走行用の動力源を前記エンジンから前記第2電動機へ切り替える場合に、前記電動式オイルポンプの作動中且つ前記エンジンの回転速度の低下中において前記機械式オイルポンプの回転速度を上昇させるように前記第1電動機MG1を制御する駆動制御を所定回数実行することにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の油圧制御装置によれば、前記車両の走行中において走行用の動力源が前記エンジンから前記第2電動機へ切り替えられる場合に、前記電動式オイルポンプの作動中且つ前記エンジンの回転速度の低下中において前記機械式オイルポンプの回転速度を上昇させるように前記第1電動機MG1を制御する駆動制御が所定回数実行される。これにより、電動式オイルポンプの負荷が過大となることが抑制されつつ、ライン圧の低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る電子制御装置が搭載される車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
図1に示す電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの一例である。
図2のフローチャートが実行された場合のタイムチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例に係る電子制御装置90が搭載される車両10の概略構成図であるとともに、車両10における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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