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公開番号
2024179813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098964
出願日
2023-06-16
発明の名称
音楽提供システム
出願人
株式会社ファーストスター・ヘルスケア
代理人
個人
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20241219BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ユーザの身体状況の改善のため、ユーザの生体情報に基づいて、より実効的な選曲を行うことができる音楽提供システムを提供する。
【解決手段】ユーザUから取得生体情報Ibに基づき、楽曲を選択して提供する選曲装置200と、選曲装置200によって提供された楽曲を出力する音楽出力装置300と、を備える音楽提供システム1であって、選曲装置は、楽曲を鑑賞したユーザUの生体情報の変化量を示す鑑賞効果情報が楽曲毎に登録される鑑賞効果情報記憶部と、生体情報取得装置100によって、ユーザUから取得した生体情報Ibから、ユーザUの生体情報の改善量を算出し、かつ、算出した改善量と、鑑賞効果情報登録手段によって登録された鑑賞効果情報とを突き合わせてユーザに提供する楽曲を選曲する選曲部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザから生体情報を取得する生体情報取得装置と、前記生体情報取得装置によって取得された生体情報に基づき、楽曲を選択して提供する選曲装置と、前記選曲装置によって提供された楽曲を出力する音楽出力装置とを備えた音楽提供システムであって、
前記音楽提供システムは、楽曲を鑑賞したユーザの生体情報の変化量を示す鑑賞効果情報を楽曲ごとに登録する鑑賞効果情報登録手段を備え、さらに、
前記生体情報取得装置によって、ユーザから取得した生体情報から、ユーザの生体情報の改善量を算出するよう構成され、かつ、前記算出された改善量と、前記鑑賞効果情報登録手段によって登録された鑑賞効果情報とを突き合わせてユーザに提供する楽曲を選曲する選曲手段とを備えたことを特徴とする音楽提供システム。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記選曲手段は、ユーザから取得した生体情報の数値と、予め登録された理想生体情報の数値との差分を求めることで前記改善量を算出するよう構成され、さらに、前記理想生体情報の数値を、ユーザ周囲の環境要素を示す情報に基づき補正可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の音楽提供システム。
【請求項3】
音楽提供によるユーザの身体状況の改善度合いを評価する改善度合評価部をさらに備え、
前記改善度合評価部は、音楽出力後のユーザの生体情報の数値の変化量が、
前記鑑賞効果登録手段によって登録された鑑賞効果情報が示す生体情報の変化量と異なる場合、音楽出力後のユーザの生体情報の数値の変化量に基づき、鑑賞効果情報を更新するよう構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音楽提供システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音楽提供システムに関するものであり、特に、ユーザの生体情報に基づいて選曲を行う音楽提供システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
音楽には、人の脳や自律神経に作用し、身体に様々な影響を及ぼすことが知られている。そこで、計測装置によって取得したユーザの生体情報に基づき選曲を行うことで、ユーザの身体状況に適した音楽を提供する種々のシステムが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、脈拍センサによってユーザの心拍数を取得し、ユーザの心拍数が速くなるほど、ダウンテンポの曲を選択して再生するようにした音楽提供システムが開示されている。係る音楽提供システムによれば、ユーザの運動負荷率が高まるにつれて、テンポの遅い楽曲が提供される。その結果、ユーザは、楽曲のテンポで身体の負荷状況を知得できるため、適切な負荷(ペース)による運動を促すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-63265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の音楽提供システムは、計測装置によって取得したユーザの生体情報に基づき選曲を行うが、選曲対象となる楽曲が、それぞれ、ユーザの生体情報に与える影響については不明確である。したがって、取得したユーザの生体情報に基づいて、ユーザの身体に好影響を与える選曲を行うために、改善の余地が存在するものであった。
【0006】
また、近年、コロナ禍による人々の健康意識の高まりを受け、音楽が心身に与える健康効果や治療効果についても注目されているところであり、ユーザの身体状況の改善のため、より実効的な選曲を行うことができる音楽提供システムが望まれている。
【0007】
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ユーザの身体状況の改善のため、ユーザの生体情報に基づいて、より実効的な選曲を行うことができる音楽提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、第1の発明は、
ユーザから生体情報を取得する生体情報取得装置と、前記生体情報取得装置によって取得された生体情報に基づき、楽曲を選択して提供する選曲装置と、前記選曲装置によって提供された楽曲を出力する音楽出力装置とを備えた音楽提供システムであって、
前記音楽提供システムは、楽曲を鑑賞したユーザの生体情報の変化量を示す鑑賞効果情報を楽曲ごとに登録する鑑賞効果情報登録手段を備え、さらに、
前記生体情報取得装置によって、ユーザから取得した生体情報から、ユーザの生体情報の改善量を算出するよう構成され、かつ、前記算出された改善量と、前記鑑賞効果情報登録手段によって登録された鑑賞効果情報とを突き合わせてユーザに提供する楽曲を選曲する選曲手段とを備えたことを特徴とする音楽提供システムを提供する。
【0009】
上記第1の発明によれば、音楽提供システムは、ユーザから取得した生体情報から、ユーザの生体情報の改善量を算出するよう構成され、かつ、前記算出された改善量と、前記鑑賞効果情報登録手段によって登録された鑑賞効果情報とを突き合わせてユーザに提供する楽曲を選曲するため、ユーザの生体情報に基づき、選曲対象となる楽曲が、ユーザの生体情報に与える影響について加味した上で、その身体状況を改善するのに最適な楽曲を提供できる。これにより、ユーザの身体状況の改善のため、ユーザの生体情報に基づいて、より実効的な選曲を行うことができる。
【0010】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、
前記選曲手段は、ユーザから取得した生体情報の数値と、予め登録された理想生体情報の数値との差分を求めることで前記改善量を算出するよう構成され、さらに、前記理想生体情報の数値を、ユーザ周囲の環境要素を示す情報に基づき補正可能に設けられたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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