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公開番号
2025001625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2024012085
出願日
2024-01-30
発明の名称
ギター演奏用ピック
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
G10D
3/173 20200101AFI20241225BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】指が容易にはめられて持続的に安定して楽に用いることができ、外観が美麗であるギター演奏用ピックを提供する。
【解決手段】全体的に一定の厚さで形成され、ギター弦を弾く演奏部11が形成されたベース10と、ベースの上部に突出形成され、指がはめられるように形成された指はめリング20が備わったギター演奏用ピック1であって、ベースに連結される連結部が最も厚さが厚く形成され、上部に行くほど厚さが減少しながら形成され、最上部で厚さが最も薄く形成される柱部と、柱部で厚さが最も薄い部分から延びて形成され、厚さが再び増加して先端部23で厚さが最も厚く形成されてはめられた指の上面をカバーするカバー部22と、を含み、カバー部は、指が挿入される入り口20aの指はめリングの面積が指が抜ける指はめリングの出口の面積より大きく形成されて指がはめられ、はめられた指の一定の位置で指はめリングが固定される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
全体的に一定の厚さで形成され、一側にギター弦を弾く演奏部が形成されたベースと、前記ベースの上部に突出形成され、ギター演奏のために指がはめられるように形成された指はめリングが備わったギター演奏用ピックにおいて、
前記指はめリングは、
前記演奏部の後方の一側で前記ベースの上部に突出して前記ベースと一体に形成され、前記ベースに連結される連結部が最も厚さが厚く形成され、上部に行くほど厚さが減少しながら形成され、最上部で厚さが最も薄く形成される柱部と;
前記柱部で厚さが最も薄い部分から延びて形成され、厚さが再び増加して先端部で厚さが最も厚く形成されてはめられた指の上面をカバーするカバー部;とを含み、
前記カバー部は、
指が挿入される入り口の指はめリングの面積が指が抜ける指はめリングの出口の面積より大きく形成されて指がはめられ、はめられた指の一定の位置で前記指はめリングが固定されるようになったことを特徴とするギター演奏用ピック。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記指はめリングが全体的に前記入り口から前記出口側に所定角度傾いて形成されることにより、前記入り口と前記出口の面積差を生じさせたことを特徴とする請求項1に記載のギター演奏用ピック。
【請求項3】
前記入り口から前記出口側に所定角度傾いて形成されることにより、前記入り口の正面で前記指はめリングの底面を見せて形成されたことを特徴とする請求項2に記載のギター演奏用ピック。
【請求項4】
前記指はめリングの先端部は、前記ベースと分離して形成され、
前記先端部は、前記ベースの上面に対向するように備わったことを特徴とする請求項1に記載のギター演奏用ピック。
【請求項5】
前記指はめリングの上部には、前記指はめリングの上部に延びて形成された装飾部材が備わったことを特徴とする請求項1に記載のギター演奏用ピック。
【請求項6】
前記装飾部材の上面は平らに形成され、
前記装飾部材と前記指はめリングの間には、前記装飾部材と前記指はめリングを一体となるように連結する一体連結部が形成され、
前記一体連結部は、ラウンドで形成されたことを特徴とする請求項5に記載のギター演奏用ピック。
【請求項7】
前記装飾部材は、四角形または丸型に形成されたことを特徴とする請求項5に記載のギター演奏用ピック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギター演奏用ピックに関するものとして、より詳しくは、指に容易にはめられ、持続的に安定して楽に用いることができ、外観が美麗に改善されたギター演奏用ピックに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ギター演奏用ピック(Pick)は、ギター(Guitar)という楽器を演奏する際に用いるものとして、ギター弦を弾いて演奏する小片をいう。
このようなピックは、通常は薄い板からなり、親指と人差し指で握ってスイング運動をするが、把持力が弱い場合は、指からピックが滑ったり、滑りを抑制するために過度の力を加えて握ったりするために使用の不便なことがあった。
【0003】
なお、ちゃんと演奏を行うためにはピックを正確な位置で把持しなければならないが、特に熟練が少ないギター演奏者の場合、ピックを把持する時ごとにピックの把持位置が変わって熟練が遅くなったり、演奏がろくに行われなかったりする問題点があった。
【0004】
このような問題点を改善した先行特許文献1として、韓国登録特許第10-1376327号(2014年03月13日登録)には、「グリップ感が向上したギター用ピック」がある。
先行特許文献1のグリップ感が向上したギター用ピックは、ギターの弦を接触により弾くことができるように先端部(top)に該当する接触部分から幅が徐々に拡張されるように延びたメインボディーと、このメインボディーの接触部分の反対側でメインボディーを包みながらメインボディーより厚さが厚く形成された把持部を備えてなる。
【0005】
このように構成された先行特許文献1のグリップ感が向上したギター用ピックは、滑り止め機能があるため、親指と人差し指を用いて把持時より少ない力で弦を弾く作業をすることができ、重心が把持部側に撓むことによりピッキング作業が容易な長所がある。
先行特許文献1のグリップ感が向上したギター用ピックは、前記メインボディーは合成樹脂素材で形成されており、前記把持部はゴム素材で形成されているため、異種素材からなって製造が容易ではなく、製造コストの上昇の問題点がある。
【0006】
このような先行特許文献1の問題点を改善したものが先行特許文献2として、韓国登録特許第10-2382878号(2022年03月31日登録)の「ギター演奏用ピック」がある。
図1乃至図4においては、前述した先行特許文献2のギター演奏用ピックの構成図が示されている。
図1乃至図4を参照すれば、先行特許文献2のギター演奏用ピック100は、ギター弦を直接弾く演奏部110と、その演奏部110の一側に形成されて指で把持する把持部120とを含んで構成される。
【0007】
その際、前記演奏部110に比べて相対的に把持部120の厚さが厚く形成されるように演奏部110と把持部120の間に段差101が全面と背面にそれぞれ形成される。
そして、前記演奏部110に比べて相対的に把持部120の厚さが厚く形成され、前記把持部120の全面には把持部120が把持される際、親指で把持が行われるように親指の把持位置を確認させてくれる親指位置部121が形成され、前記把持部120の背面には把持部120が把持される際、人差し指で把持が行われるように人差し指の把持位置を確認させてくれる人差し指位置部122が形成される。
【0008】
なお、前記親指位置部121と人差し指位置部122は、図4に示したように把持される親指と人差し指の要部の形通りに一定の深さで窪みをつけて親指と人差し指が挿入されることができるように引き込み溝で形成される。
前記引き込み溝の深さとその形態は、親指または人差し指が挿入された後、滑らないほどの深さであれば、特定の寸法と形態に限定されない。
そして、前記親指位置部121と人差し指位置部122の引き込み溝は、互いに直交するように形成される。即ち、前記引き込み溝は、親指位置部121が平行に形成されると、人差し指位置部122は、殆ど垂直になるように形成される。従って、自然なピック100の把持が可能である。
【0009】
なお、把持部120の少なくとも一面には、親指または人差し指をはめることができるはめリング130が備わる。
そして、前記把持部120の全面に親指をはめることができるようにはめリング130が形成されている。
ところが、これは一実施例に過ぎず、人差し指もはめられるように把持部120の背面にも前記はめリング130を備えることができることはもちろんである。
【0010】
このようなはめリング130は、殆ど半円の形になることができ、前記把持部120及び演奏部110とプラスチック射出成形により1つの素材として一体に形成(または製造)されることができる。
そして、前記はめリング130は、図4に示すように演奏部110に隣接した一側は閉鎖され、前記把持部120の先端部の他側は開放され、開放された他側の先端部は把持部120の表面で一定の距離h離隔して形成され、上方に突出し、ラウンド形で突出したラウンド突出部131が形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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