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公開番号
2024172404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090107
出願日
2023-05-31
発明の名称
ドラムパッチ及び打面の保護方法
出願人
ローランド株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
G10D
13/10 20200101AFI20241205BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】打面から剥がれることを抑制できるドラムパッチ及びそのドラムパッチを用いた打面の保護方法を提供すること。
【解決手段】シート状に形成されるドラムパッチ1がドラム100の打面106aに接着される。被打撃領域R1に向けて延びる第1スリット10及び第2スリット20がドラムパッチ1の外縁に形成されるため、かかる外縁部分において比較的柔軟な変形が可能となる。これにより、被打撃領域R1が打撃された場合に、ドラムパッチ1の外縁部分が打面106aから浮き上がるような変形を各スリット10,20によって吸収できる。よって、打面106aからドラムパッチ1が剥がれることを抑制できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ドラムの打面に接着可能なシート状に形成されるドラムパッチであって、
打撃を受ける被打撃領域に向けて延びるスリットが外縁に形成されることを特徴とするドラムパッチ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記被打撃領域が複数の前記スリットによって取り囲まれることを特徴とする請求項1記載のドラムパッチ。
【請求項3】
前記スリットは、第1スリットと、その第1スリットよりも長さが長い第2スリットと、から少なくとも構成されることを特徴とする請求項2記載のドラムパッチ。
【請求項4】
前記第1スリットよりも前記第2スリットの数が少ないことを特徴とする請求項3記載のドラムパッチ。
【請求項5】
前記スリットの長手方向に延びる縁には、前記スリットの幅方向における内側または外側に凸となる湾曲形状の湾曲部が形成されることを特徴とする請求項1記載のドラムパッチ。
【請求項6】
前記スリットの幅方向内側に凸となる湾曲形状の前記湾曲部と、前記スリットの幅方向外側に凸となる湾曲形状の前記湾曲部と、が前記スリットの長手方向に交互に並んでいることを特徴とする請求項5記載のドラムパッチ。
【請求項7】
前記スリットは、前記被打撃領域を放射状に取り囲むことを特徴とする請求項2記載のドラムパッチ。
【請求項8】
前記被打撃領域を取り囲む複数の貫通孔を備え、
前記被打撃領域の外周回りの方向において、前記スリットと前記貫通孔とが異なる位置に形成されることを特徴とする請求項2記載のドラムパッチ。
【請求項9】
複数の前記被打撃領域の各々が複数の前記スリットによって取り囲まれることを特徴とする請求項2記載のドラムパッチ。
【請求項10】
前記スリットの長手方向に延びる縁同士を接続する前記スリットの先端縁が円弧状であることを特徴とする請求項1記載のドラムパッチ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドラムパッチ及び打面の保護方法に関し、特に、打面から剥がれることを抑制できるドラムパッチ及びそのドラムパッチを用いた打面の保護方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ドラムの打面にシート状のドラムパッチを貼り付けることにより、打撃時に生じる打音を調整したり、打撃時の衝撃から打面を保護したりする技術がある(例えば、特許文献1)。この種のドラムパッチは、打面に接着剤などによって接着されることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第5986196号(例えば、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術では、打撃時の衝撃によってドラムパッチが打面から剥がれ易いという問題点があった。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、打面から剥がれることを抑制できるドラムパッチ及びそのドラムパッチを用いた打面の保護方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明のドラムパッチは、ドラムの打面に接着可能なシート状に形成されるドラムパッチであって、打撃を受ける被打撃領域に向けて延びるスリットが外縁に形成される。
【0007】
本発明の打面の保護方法は、シート状に形成されるドラムパッチを用いたドラムの打面の保護方法であって、打撃を受ける被打撃領域に向けて延びるスリットが外縁に形成された前記ドラムパッチを前記打面に接着する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のドラムパッチが取り付けられたドラムの斜視図である。
第1実施形態のドラムパッチの正面図である。
第2実施形態のドラムパッチの正面図である。
(a)は、第3実施形態のドラムパッチの正面図であり、(b)は、第4実施形態のドラムパッチの正面図である。
(a)は、第5実施形態のドラムパッチの正面図であり、(b)は、第6実施形態のドラムパッチの正面図である。
第7実施形態のドラムパッチの正面図である。
第8実施形態のドラムパッチの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、第1実施形態のドラムパッチ1について説明する。図1は、第1実施形態のドラムパッチ1が取り付けられたドラム100の斜視図であり、図2は、ドラムパッチ1の正面図である。なお、図1では、ドラムパッチ1の一部を破断して図示している。
【0010】
図1に示すように、ドラムパッチ1が取り付けられるドラム100は、円筒状のシェル101の軸方向端部の開口部分をヘッド102で塞いだ打楽器(バスドラム)である。ヘッド102は、合成樹脂製のフィルムを用いて円盤状に形成され、円環状のフープ103によってシェル101に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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