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公開番号2024179468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098340
出願日2023-06-15
発明の名称キャスタおよび小型モビリティ
出願人東洋電装株式会社
代理人個人,個人
主分類B60B 33/00 20060101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約【課題】例えば直進時や方向転換時の走行性に優れたキャスタおよび小型モビリティことを目的とする。
【解決手段】キャスタ1は、車輪4と、車輪4をその中心軸O4周りに回転可能に支持する車輪支持部5と、車輪支持部5を車輪4ごと、車輪4の中心軸O4方向と直交する方向と平行な転蛇軸O1周りに回転可能に駆動させる駆動部6と、車輪支持部5を、車輪4の中心軸O4が転蛇軸O1上に位置する第1状態と、車輪4の中心軸O4が転蛇軸O1上から外れた位置に位置する第2状態とに切り換える切換部7とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車輪と、
前記車輪をその中心軸周りに回転可能に支持する車輪支持部と、
前記車輪支持部を前記車輪ごと、該車輪の中心軸方向と直交する方向と平行な転蛇軸周りに回転可能に駆動させる駆動部と、
前記車輪支持部を、前記車輪の中心軸が前記転蛇軸上に位置する第1状態と、前記車輪の中心軸が前記転蛇軸上から外れた位置に位置する第2状態と、に切り換える切換部と、を備えることを特徴とするキャスタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記切換部は、前記車輪の中心軸と異なる位置に配置され、該車輪の中心軸と平行な切換用回転軸周りに回転可能に、前記車輪支持部を前記車輪ごと支持することを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
【請求項3】
前記第1状態で前記車輪支持部と前記駆動部とを連結して、該駆動部による前記車輪支持部の前記転蛇軸周りの回転を可能とし、前記第2状態で前記車輪支持部と前記駆動部との連結を解除して、前記駆動部から独立した前記車輪支持部の前記転蛇軸周りの回転を可能とする連結部を備えることを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
【請求項4】
前記連結部は、前記車輪支持部および前記駆動部のうちの一方に突出して設けられた凸部と、他方に設けられ、前記凸部が前記第1状態で係合し、前記第2状態で離間する凹部とを有することを特徴とする請求項3に記載のキャスタ。
【請求項5】
前記凸部は、前記車輪支持部に設けられ、
前記凹部は、前記駆動部に、前記転蛇軸周りに等間隔に複数に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のキャスタ。
【請求項6】
前記駆動部は、前記車輪支持部が前記転蛇軸周りに回転する際、前記第1状態および前記第2状態いずれの状態でも、前記転蛇軸に対する位置が不変であることを特徴とする請求項4に記載のキャスタ。
【請求項7】
前記駆動部は、モータを有し、
前記モータの回転軸は、前記第1状態および前記第2状態いずれの状態でも、前記転蛇軸と重なることを特徴とする請求項6に記載のキャスタ。
【請求項8】
前記連結部は、複数のリンクで構成されたリンク機構を有することを特徴とする請求項3に記載のキャスタ。
【請求項9】
前記駆動部は、モータを有し、
前記連結部は、前記車輪支持部および前記モータのうちの一方に設けられた第1歯車と、他方に設けられ、前記第1歯車が前記第1状態で噛合し、前記第2状態で離間する第2歯車とを有することを特徴とする請求項3に記載のキャスタ。
【請求項10】
前記駆動部は、前記車輪支持部が前記転蛇軸周りに回転する際、前記第1状態および前記第2状態いずれの状態でも、前記車輪支持部とともに前記転蛇軸周りに回転することを特徴とする請求項9に記載のキャスタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャスタおよび小型モビリティに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、荷物等を搬送するには、作業者が押したり、引いたりして搬送する搬送台車が用いられことがある。特許文献1(特許第6839027号公報)には、荷物等の被搬送物を載置可能な平板部材と、平板部材の底面の縁部に配置された複数のキャスタ(自由輪)と、平板部材の底面の中央部に配置された補助車輪(調整車輪)と、補助車輪を鉛直軸周りに回転させる回転機構(操舵用モータ)と、を備える搬送台車が開示されている。この特許文献1に記載の発明では、補助車輪は、回転機構による回転が可能な転舵可能状態と、回転機構による回転が規制される固定状態とに切り替えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6839027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、搬送台車を走行させる際、その走行条件によっては、転舵可能状態では走行が容易となるが、固定状態では走行が困難となったり、その反対に、固定状態では走行が容易となるが、転舵可能状態では走行が困難となったりする場合がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、例えば直進時や方向転換時の走行性に優れたキャスタおよび小型モビリティを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のキャスタは、車輪と、前記車輪をその中心軸周りに回転可能に支持する車輪支持部と、前記車輪支持部を前記車輪ごと、該車輪の中心軸方向と直交する方向と平行な転蛇軸周りに回転可能に駆動させる駆動部と、前記車輪支持部を、前記車輪の中心軸が前記転蛇軸上に位置する第1状態と、前記車輪の中心軸が前記転蛇軸上から外れた位置に位置する第2状態と、に切り換える切換部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、直進時や方向転換時の走行性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る電動車椅子の斜視図である。
図1に示す電動車椅子が備えるキャスタ(第1状態)の斜視図である。
図2に示すキャスタの分解斜視図である。
図2中のA-A線断面図である。
図1に示す電動車椅子が備えるキャスタ(第2状態)の斜視図である。
図5中のB-B線断面図である。
第2実施形態に係る電動車椅子が備えるキャスタ(第1状態)の斜視図である。
図7に示すキャスタの分解斜視図である。
第2実施形態に係る電動車椅子が備えるキャスタ(第2状態)の斜視図ある。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図6を参照して、第1実施形態について説明する。なお、以下では、説明の都合上、図1~図6中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う(図7~図9についても同様)。また、図1~図6中の上下方向を「鉛直方向」と言うことがある。また、鉛直方向に直交する方向を「水平方向」と言うことがある。図1は、第1実施形態に係る電動車椅子の斜視図である。図1に示す電動車椅子10は、キャスタ1によって移動可能な小型モビリティを適用したものである。ここで「小型モビリティ」とは、1人または2人乗りの車両のことであり、本実施形態では電動車椅子10である。電動車椅子10は、人が座ることができる椅子2と、椅子2を支持する電動機構部3とを備える。椅子2は、座面211を有する座板21と、座板21の後方に連結された背もたれ22と、座板21の前方に連結された足置き23と、背もたれ22の背面に連結された手押しハンドル24とを備える。電動機構部3は、4つのキャスタ1と、各キャスタ1を支持する支持板31と、支持板31と椅子2の座板21とを連結する台座部32と、台座部32内に収納された電気回路基板33およびバッテリ34とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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