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公開番号
2024179435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098288
出願日
2023-06-15
発明の名称
車両下部構造
出願人
日産自動車株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約
【課題】車体の補強にかける質量を抑えることができる車両下部構造を提供する。
【解決手段】本発明の車両下部構造は、車室の床面を構成するフロアパネルと、フロアパネルの下側の左右に配置された一対のサイドメンバ14と、フロアパネルの下側に一対のサイドメンバの間に配置されるバッテリ20と、を有する。車両下部構造はさらに、車両に車幅方向からの入力があった場合に、車両に対して入力の方向にバッテリを相対移動させる相対移動手段60を有する。
【選択図】図4A
特許請求の範囲
【請求項1】
車両下部構造であって、
車室の床面を構成するフロアパネルと、
前記フロアパネルの下側の左右に配置された一対のサイドメンバと、
前記フロアパネルの下側に前記一対のサイドメンバの間に配置されるバッテリと、
車両に車幅方向からの入力があった場合に、前記車両に対して前記入力の方向に前記バッテリを相対移動させる相対移動手段と、を有する車両下部構造。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記バッテリを相対移動させる方向に第1消音器を有し、
前記車両に車幅方向からの前記入力があった場合に、前記バッテリが相対移動することによって前記第1消音器を圧壊することによって前記バッテリの衝突エネルギーを吸収する、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記第1消音器よりも小さい第2消音器をさらに有し、
前記第2消音器は前記第1消音器よりも車両後方に配置されている、請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記バッテリの下方に前記バッテリを支持するフレームをさらに有し、
前記フレームは前記サイドメンバに固定される左右一対の第1メンバと、
前記サイドメンバの左右を繋ぐ前後一対の第2メンバと、を有し
前記フレームは前記バッテリと破断可能に取り付けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記フレームは、前記前後一対の第2メンバの間に前記サイドメンバの左右を繋ぎ、且つ前記バッテリの下方に位置する第3メンバを有し、
前記第3メンバは、前記車両に車幅方向からの前記入力があった場合に、車両下方或いは車両前後方向に湾曲することを特徴とする、請求項4に記載の車両下部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関及び走行用モータを有する車両に適用される車両下部構造として、消音器を衝撃吸収材として機能させる技術が知られている(特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に開示された車両下部構造は、車両の幅方向において左右一対のサイドメンバの間に、バッテリと消音器とが並んで配置されている。消音器側(例えば車両の右側)からの入力に対して、右側のサイドメンバに固定された第1衝撃吸収部材とバッテリとの間に消音器を挟み込んで衝撃を吸収することが開示されている。消音器とは反対側(例えば車両の左側)からの入力(説明の便宜上、「バッテリ側の入力」という)に対して、左側のサイドメンバに固定された第2衝撃吸収部材によって衝撃を吸収することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-39452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された車両下部構造において、消音器は、バッテリ側の衝撃を吸収する機能を発揮しない。バッテリ側の衝撃を吸収するため、第2衝撃吸収部材を設けている。
【0006】
しかしながら、バッテリが車体に固定されているため、衝撃源である物体の侵入をバッテリ損傷が発生しない位置に抑える必要がある。このため、第2衝撃吸収部材の強度を高めなければならない。車体の補強のために、第2衝撃吸収部材にかける質量が増加するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、車体の補強にかける質量を抑えることができる車両下部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の車両下部構造は、車室の床面を構成するフロアパネルと、前記フロアパネルの下側の左右に配置された一対のサイドメンバと、前記フロアパネルの下側に前記一対のサイドメンバの間に配置されるバッテリと、を有する。車両下部構造はさらに、前記車両に車幅方向からの入力があった場合に、前記車両に対して前記入力の方向に前記バッテリを相対移動させる相対移動手段を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の車両下部構造によれば、車両に車幅方向からの入力があった場合、相対移動手段は、車両に対して入力の方向にバッテリを相対移動させる。バッテリを相対移動させることによって、車体の変形量を増やし、エネルギー吸収量を増やすことができる。その結果、車体の補強にかける質量を抑えることができる。さらに、バッテリへの入力を逃がすことができるため、バッテリ損傷の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
車両の底面を模式的に示す図である。
バッテリと、バッテリを支持するサブフレーム(フレーム)とを分離して示す斜視図である。
車両の要部を示す底面図である。
図3Aの3B-3B線に沿う端面図である。
図3Aの3C-3C線に沿う端面図である。
車両に車幅方向からの入力があった後における車両の要部を示す底面図である。
図4Aの4B-4B線に沿う端面図である。
図4Aの4C-4C線に沿う端面図である。
変形例1の相対移動手段を有する車両の要部を示す底面図であって、図4Aに相当する図である。
図5Aの5B-5B線に沿う端面図であって、図4Cに相当する図である。
変形例2の相対移動手段を有する車両の要部を示す底面図であって、図4Aに相当する図である。
図6Aの6B-6B線に沿う端面図であって、図4Cに相当する図である。
変形例3の相対移動手段を有する車両の要部を示す底面図であって、図4Aに相当する図である。
図7Aの7B-7B線に沿う端面図であって、図4Cに相当する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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