TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024179190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023097839
出願日
2023-06-14
発明の名称
情報処理装置、その制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】アプリケーションが出力するファイルを一旦ファイル変換してから印刷を行うか、または、そのままファイルを印刷するかを都度ユーザが設定することを不要とすること。
【解決手段】アプリケーションが出力した第1形式ファイルを第2形式ファイルにファイル変換する変換部と、印刷デバイスからファイル変換の有効、無効を示す情報を含む印刷設定に関する印刷設定情報を読み取る読取部と、読み取られた印刷設定情報に含まれるファイル変換の有効、無効を示す情報に応じてアプリケーションが出力したファイルを変換部によりファイル変換するか否かを切り替える切り替え部と、切り替え部におけるファイル変換するか否かの切り替え態様に応じて、アプリケーションから出力されたファイル、または、当該ファイルを変換したファイルのいずれかに基づいて生成された印刷データを印刷デバイスに送信する送信部と、備えたことを特徴とする。
【選択図】 図13
特許請求の範囲
【請求項1】
所要の情報を通信可能に接続された印刷デバイスを動作可能な情報処理装置であって、
アプリケーションが出力した第1形式ファイルを第2形式ファイルにファイル変換する変換部と、
前記印刷デバイスからファイル変換の有効、無効を示す情報を含む印刷設定に関する印刷設定情報を読み取る読取部と、
前記読取部により読み取られた印刷設定情報に含まれるファイル変換の有効、無効を示す情報に応じて前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部によりファイル変換するか否かを切り替える切り替え部と、
前記切り替え部におけるファイル変換するか否かの切り替え態様に応じて、前記アプリケーションから出力されたファイル、または、当該ファイルを変換したファイルのいずれかに基づいて生成された印刷データを前記印刷デバイスに送信する送信部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記送信部は、
前記切り替え部がファイル変換する側に切り替えられている場合、前記アプリケーションから出力されたファイルを前記変換部により変換したファイルに基づいて生成された印刷データを前記印刷デバイスに送信する一方、
前記切り替え部がファイル変換しない側に切り替えられている場合、前記変換部によるファイル変換を行わずに、前記アプリケーションから出力されたファイルに基づいて生成された印刷データを前記印刷デバイスに送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記切り替え部は、
前記読取部により読み取られた印刷設定情報に含まれるファイル変換の有効を示す情報に応じて、前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部により変換するように切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記切り替え部は、
前記読取部により読み取られた印刷設定情報に含まれるファイル変換の無効を示す情報に応じて、前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部により変換を行わずにそのまま出力させるように切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記読取部により読み取られた印刷設定情報を保持する保持部を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記切り替え部は更に、
前記保持部に保持されている印刷設定情報に基づいて、前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部によりファイル変換するか否かを切り替えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記読取部により読み取られた印刷設定情報に含まれるファイル変換の有効、無効を示す情報を反映した情報を表示部の表示画面に表示するUI部を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記UI部は更に、
前記アプリケーションが出力したファイルが前記第2形式ファイルでない場合、ファイル変換の有効、無効を設定する設定項目を前記表示部の表示画面にグレーアウトして表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
OSにインストールされた標準ドライバの基本機能を拡張する拡張機能を提供する印刷設定拡張アプリケーションを利用して印刷デバイスを動作可能な情報処理装置であって、
前記印刷デバイスからファイル変換の有効、無効を示す情報を含む、前記基本機能と拡張機能とを示す能力情報を取得する取得部と、
アプリケーションが出力した第1形式ファイルを第2形式ファイル形式にファイル変換する変換部と、
前記取得部により取得された能力情報に含まれるファイル変換の有効、無効を示す情報に応じて、前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部により変換するか否かを切り替える切り替え部と、
前記切り替え部におけるファイル変換するか否かの切り替え態様に応じて、前記アプリケーションから出力されたファイル、または、当該ファイルを前記変換部により変換されたファイルのいずれかに基づいて生成された印刷データを前記印刷デバイスに送信する送信部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
前記取得部により取得された能力情報は、設定項目と当該設定項目に対して設定可能な項目内容となる属性値とそのデフォルト値で構成され、前記設定項目の一つにファイル変換の有効、無効の設定項目が含まれることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所要の情報を通信可能に接続された印刷デバイスを動作可能な情報処理装置、その制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、IPP(Internet Printing Protocol)のような業界標準プロトコルを使用してプリント・通信を行う「汎用プリンタドライバ(ローカルプリンタドライバ)」が提案されている。また、クラウドプリントサーバと通信する「汎用プリンタドライバ(クラウドプリンタドライバ)」も提案されている。「汎用プリンタドライバ」は、複数種類のプリンタベンダーのプリンタと通信することが可能である。ユーザはベンダー固有のプリンタドライバをインストールしなくても、PC等に接続されたプリンタやクラウドプリントサーバに印刷データを送信して印刷を実行することができる。
【0003】
従来、「汎用プリンタドライバ」を使用した印刷においては、アプリケーションが出力するファイルを一度「XPS(XML Paper Specification)形式」にXPS(登録商標)変換する。次いで、XPS形式に変換されたものを「PDF(Portable Document Format)形式」にPDF変換してプリンタに送信している(特許文献1参照。)。
【0004】
一方で、PCで動作するアプリケーションにはダイレクトにPDF形式のファイルを出力するアプリケーションが存在する。現在、アプリケーションがダイレクトにPDF形式等のファイルを出力できる場合、PDF形式ファイル等をXPS形式に変換する工程を省いている。つまり、アプリケーションの出力するPDF形式ファイル等をそのままプリンタに送信することが検討されている。PDF形式のファイル等をそのまま印刷することが実現された場合、次述のことが想定される。つまり、ユーザは従来のように先ず一旦XPS形式へ変換してから印刷することを採用するか、あるいは、PDF形式のものをダイレクトに印刷することを採用するかを選択する。そのためには「汎用プリンタドライバ」の印刷設定画面で選択することが想定される。
【0005】
つまり、「汎用プリンタドライバ」によって、PDF形式でのダイレクト印刷が実現された場合、ユーザによってはプリンタ毎にダイレクト印刷を採用するか、あるいは一旦XMLファイル形式に変換した上での印刷を採用するかを切り替え設定する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-46741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、例えば低性能CPUを備えたプリンタでアプリケーションが生成したPDFをそのまま処理する場合、PDFに含まれる「透過オブジェクト」の解析処理(透過処理)において印刷時間を要してしまう場合がある。このため、ユーザは印刷速度を考慮して低性能CPUを備えるプリンタに対しては、XPS形式への変換によって「透過処理」を避けたPDF形式での印刷を行うケースが想定される。一方、高性能CPU性能を備えるプリンタにおいては画質向上等のため「透過処理」を避けずにアプリケーションが生成したPDF形式のファイルをそのまま印刷すること(以下「PDFパススルー」)が想定される。このように、プリンタ毎に印刷のためにファイル変換態様を切り替えるケースが想定される。このことはユーザにとっては非常に煩わしいことになる。
【0008】
本発明の目的は、印刷デバイスに合わせてアプリケーションが出力するファイルを一旦ファイル変換して印刷を行うか、または、そのままのファイルを印刷するかを都度ユーザが設定することを不要とした情報処理装置などを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、所要の情報を通信可能に接続された印刷デバイスを動作可能な情報処理装置であって、アプリケーションが出力した第1形式ファイルを第2形式ファイルにファイル変換する変換部と、前記印刷デバイスからファイル変換の有効、無効を示す情報を含む印刷設定に関する印刷設定情報を読み取る読取部と、前記読取部により読み取られた印刷設定情報に含まれるファイル変換の有効、無効を示す情報に応じて前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部によりファイル変換するか否かを切り替える切り替え部と、前記切り替え部におけるファイル変換するか否かの切り替え態様に応じて、前記アプリケーションから出力されたファイル、または、当該ファイルを変換したファイルのいずれかに基づいて生成された印刷データを前記印刷デバイスに送信する送信部と、備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の他の態様は、OSにインストールされた標準ドライバの基本機能を拡張する拡張機能を提供する印刷設定拡張アプリケーションを利用して印刷デバイスを動作可能な情報処理装置であって、前記印刷デバイスからファイル変換の有効、無効を示す情報を含む、前記基本機能と拡張機能とを示す能力情報を取得する取得部と、アプリケーションが出力した第1形式ファイルを第2形式ファイル形式にファイル変換する変換部と、前記取得部により取得された能力情報に含まれるファイル変換の有効、無効を示す情報に応じて、前記アプリケーションが出力したファイルを前記変換部により変換するか否かを切り替える切り替え部と、前記切り替え部におけるファイル変換するか否かの切り替え態様に応じて、前記前記アプリケーションから出力されたファイル、または、当該ファイルを前記変換部により変換されたファイルのいずれかに基づいて生成された印刷データを前記印刷デバイスに送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
露光ヘッド
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
1日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
駆動装置及び駆動方法
2日前
キヤノン株式会社
駆動装置及び駆動方法
2日前
キヤノン株式会社
補助装置及び記録装置
1日前
キヤノン株式会社
印刷データを送信する方法
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
露光装置および画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
露光装置および画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
画像記録装置およびその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
撮像システム、方法及びプログラム
1日前
キヤノン株式会社
電子機器、制御方法およびプログラム
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、制御方法及びプログラム
2日前
キヤノン株式会社
接合装置、接合方法及び物品の製造方法
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、制御方法及びプログラム
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置、制御方法、並びにプログラム
1日前
キヤノン株式会社
細胞剥離システムおよび細胞培養システム
1日前
キヤノン株式会社
印刷装置、その制御方法及び印刷システム
1日前
キヤノン株式会社
印刷装置、その制御方法及び印刷システム
1日前
キヤノン株式会社
通信装置、基地局、制御方法、プログラム
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置、その制御方法及びプログラム
1日前
キヤノン株式会社
画像処理装置及びその制御方法とプログラム
1日前
続きを見る
他の特許を見る