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公開番号
2024178571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023096795
出願日
2023-06-13
発明の名称
露光装置および画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
B41J
2/447 20060101AFI20241218BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】基板に過度な力が掛かることに起因する基板の発光素子が実装された部分の撓みの影響を最小限に抑える。
【解決手段】感光体を露光する露光装置であって、感光体の軸線方向に延伸した長手形状をなす基板と、前記基板の一方の面に実装され、前記基板の長手方向に並べられた複数の発光素子と、前記発光素子から出射された光を感光体に集光するレンズアレイと、前記基板と前記レンズアレイを保持する保持体と、前記基板の前記発光素子が実装された面とは反対側の面に設けられ、前記発光素子に電気的に接続され、接離可能に接触された接触端子を通して前記発光素子の発光を制御する信号を入力する接点と、を備え、前記接点は、前記基板の表裏面において前記基板の前記発光素子が実装された領域に重ならない位置に配置されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体を露光する露光装置であって、
感光体の軸線方向に延伸した長手形状をなす基板と、
前記基板の一方の面に実装され、前記基板の長手方向に並べられた複数の発光素子と、
前記発光素子から出射された光を感光体に集光するレンズアレイと、
前記基板と前記レンズアレイを保持する保持体と、
前記基板の前記発光素子が実装された面とは反対側の面に設けられ、前記発光素子に電気的に接続され、接離可能に接触された接触端子を通して前記発光素子の発光を制御する信号を入力する接点と、を備え、
前記接点は、前記基板の表裏面において前記基板の前記発光素子が実装された領域に重ならない位置に配置されている、ことを特徴とする露光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記基板の前記発光素子が実装された面とは反対側の面に実装され、前記発光素子に電気的に接続され、ケーブルが抜き差し可能に接続されるコネクタを備え、
前記接点は、前記基板の長手方向において前記コネクタよりも端部側に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
【請求項3】
前記コネクタは、前記基板の長手方向において中央よりも一端側に偏って配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
【請求項4】
前記接点は、前記基板の長手方向において、前記コネクタとの間の距離よりも、前記基板の前記接点を設けた側の端部との間の距離が短い位置に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
【請求項5】
前記接点は、前記コネクタを介して前記発光素子に電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
【請求項6】
前記基板は前記発光素子に信号を供給するための配線を有し、
前記接点は、前記コネクタに接続された、前記発光素子の発光を制御する制御信号を供給する配線に接続された接点を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
【請求項7】
前記基板は前記発光素子に信号を供給するための配線を有し、
前記接点は、前記コネクタに接続された、前記発光素子の発光を制御する電源を供給する配線に接続された接点を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
【請求項8】
前記基板の前記発光素子が実装された面とは反対側の面に実装され、前記発光素子に電気的に接続され、前記発光素子の発光を制御するICを備え、
前記接点は、前記基板の長手方向において前記ICよりも端部側に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
【請求項9】
前記コネクタは、前記ICを介して前記発光素子に電気的に接続され、
前記接点は、前記コネクタを介して前記発光素子に電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項8に記載の露光装置。
【請求項10】
前記接点は、前記基板の長手方向の一方の端部に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光体を露光する露光装置および露光装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置としては、LEDアレイおよびレンズアレイを備えた露光装置から、感光体の表面に静電潜像を形成し、その静電潜像にトナーを付着させてトナー像を現像するものが普及している(特許文献1)。
【0003】
従来の露光装置において、LEDアレイが搭載された基板は、接着剤を介してレンズホルダに接着されている。また、LEDアレイが搭載された基板と、画像形成装置の本体制御部との電気的な接続は、フレキシブルフラットケーブル(以下、FFCとも称する)を用いて行われている。LEDアレイが搭載された基板にはコネクタが実装されており、この基板に実装されたコネクタに、FFCが抜き差し可能に接続されることで、画像形成装置の本体制御部と電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-62853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の露光装置においては、画像形成装置に露光装置を組み込む前に、工具を用いて基板の位置や光量等を調整している。その際、画像形成装置と同様にFFCを用いて、基板と工具とを電気的に接続して、基板の位置や光量等の調整を行っている。
【0006】
しかし、LEDアレイが搭載された基板は長尺であるため、FFCの抜き差し時に基板に掛かる力によって、基板のLEDアレイが実装された部分に撓みが生じてしまう可能性があった。特に基板の表裏面においてLEDアレイの実装領域にコネクタが重なっていると、基板のLEDアレイの実装領域に過度な力が掛かり、基板のLEDアレイが実装された部分に、より大きな撓みが生じてしまう可能性があった。
【0007】
そこで本発明の目的は、基板に過度な力が掛かることに起因する基板のLEDアレイが実装された部分の撓みの影響を最小限に抑えることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、感光体を露光する露光装置であって、感光体の軸線方向に延伸した長手形状をなす基板と、前記基板の一方の面に実装され、前記基板の長手方向に並べられた複数の発光素子と、前記発光素子から出射された光を感光体に集光するレンズアレイと、前記基板と前記レンズアレイを保持する保持体と、前記基板の前記発光素子が実装された面とは反対側の面に設けられ、前記発光素子に電気的に接続され、接離可能に接触された接触端子を通して前記発光素子の発光を制御する信号を入力する接点と、を備え、前記接点は、前記基板の表裏面において前記基板の前記発光素子が実装された領域に重ならない位置に配置されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、基板に過度な力が掛かることに起因する基板の発光素子が実装された部分の撓みの影響を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)、(b)、(c)実施例に係る基板の説明図
画像形成装置の概略断面図
画像形成装置が備える光プリントヘッドの概略斜視図
(a)、(b)、(c)基板を示す図、(d)、(e)レンズアレイを示す図
(a)、(b)比較例の基板の反りを模式的に表した図
(a)、(b)実施例の基板の反りを模式的に表した図
実施例に係る基板のコネクタとチェックパッドの部分を拡大して表した図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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