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公開番号2024180274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024045344
出願日2024-03-21
発明の名称電子機器、制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/52 20230101AFI20241219BHJP(電気通信技術)
要約【課題】電子機器の動作状態に応じて冷却能力を可変に制御できる技術を実現する。
【解決手段】動画および音声の記録が可能な電子機器は、前記電子機器を冷却する冷却手段と、前記冷却手段の動作モードを設定する設定手段と、前記冷却手段の動作モードに基づいて前記冷却手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、音声の記録中である場合は、前記設定手段により設定された前記冷却手段の動作モードに設定し、音声の記録中ではない場合は、前記冷却手段の動作モードを前記冷却手段の冷却能力が最大の駆動状態に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動画および音声の記録が可能な電子機器であって、
前記電子機器を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段の動作モードを設定する設定手段と、
前記冷却手段の動作モードに基づいて前記冷却手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
音声の記録中である場合は、前記設定手段により設定された前記冷却手段の動作モードに設定し、
音声の記録中ではない場合は、前記冷却手段の動作モードを前記冷却手段の冷却能力が最大の駆動状態に設定することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、動画の記録中であり音声の記録中ではない場合は、前記冷却手段の動作モードを前記冷却手段の冷却能力が最大の駆動状態に設定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御手段は、動画の記録中ではなく音声の記録中である場合は、前記設定手段により設定された前記冷却手段の動作モードに設定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記設定手段は、前記電子機器が起動している状態における前記冷却手段の動作モードと、前記電子機器が起動していない状態における前記冷却手段の動作モードとを設定可能であり、
前記制御手段は、前記電子機器の状態と前記冷却手段の動作モードとに基づいて前記冷却手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記冷却手段の動作モードは、駆動状態および停止状態を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記電子機器が起動している状態における前記冷却手段の動作モードは、複数の駆動状態または停止状態を含み、
前記電子機器が起動していない状態における前記冷却手段の動作モードは、駆動状態または停止状態を含むことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子機器が起動している状態における前記冷却手段の複数の駆動状態は、前記冷却手段の冷却能力が異なる複数の駆動状態を含むことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記電子機器が起動していない状態における前記冷却手段の駆動状態は、前記冷却手段の冷却能力が最大である駆動状態を含むことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項9】
前記制御手段は、前記電子機器が起動していない状態における前記冷却手段の動作モードが駆動状態に設定されている場合は、前記冷却手段の冷却能力が最大の駆動状態に設定することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御手段は、前記電子機器が起動していない状態における前記冷却手段の動作モードが駆動状態に設定されている場合に、前記電子機器が起動していない状態に移行する要因が電源スイッチのオフである場合は、前記設定手段により設定された前記電子機器が起動していない状態における前記冷却手段の動作モードに設定し、
前記電子機器が起動していない状態に移行する要因が前記電源スイッチのオフではない場合は、前記設定手段により設定された前記電子機器が起動している状態における前記冷却手段の動作モードに設定することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器を冷却する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラなどの電子機器は、高機能化などに伴って発熱量が増大するため、電子機器の温度が閾値温度を超えた場合に電子機器の動作が制限され、閾値温度以下になるまで動作を再開できない。このため、電子機器の温度が上昇しすぎないように、また、電子機器の温度を低下させる時間を短縮するためにファンなどの冷却手段が必要となる。
【0003】
特許文献1には、電子機器が起動状態でジョブが実行された時間が所定時間以上である場合に、スタンバイ状態に移行するとファンを所定時間駆動することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-94802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、電子機器の温度や冷却の要否にかかわらず、電子機器がスタンバイ状態に移行するとファンが駆動されるので、ユーザが電子機器の冷却を優先したい場合やファンの駆動音を発生させたくない場合や消費電力を抑制したい場合などを考慮してファンを駆動させたり、停止させたりすることができない。
【0006】
また、スタンバイ状態ではファンを最大回転で駆動する一方、動画記録開始時にはファン回転数を下げることで冷却による動画記録時間の延長と録音時のファンの駆動音の低減の両立を図ることができる。この場合、録音を開始した初期の段階ではファンの回転数変更が完了するまでファンの駆動音が低減できなかったり、音声を外部装置に送信して録音する場合に最大回転で駆動されるファンの駆動音が外部装置の録音時に混入してしまう可能性がある。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、電子機器の動作状態に応じて冷却能力を可変に制御できる技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、動画および音声の記録が可能な電子機器であって、前記電子機器を冷却する冷却手段と、前記冷却手段の動作モードを設定する設定手段と、前記冷却手段の動作モードに基づいて前記冷却手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、 音声の記録中である場合は、前記設定手段により設定された前記冷却手段の動作モードに設定し、音声の記録中ではない場合は、前記冷却手段の動作モードを前記冷却手段の冷却能力が最大の駆動状態に設定する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電子機器の動作状態に応じて冷却能力を可変に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の電子機器およびアクセサリ機器の構成を示すブロック図。
本実施形態のファン設定を例示する図。
実施形態1のファンの制御処理を示すフローチャート。
実施形態1の電子機器が電源オンの状態でのファンの制御処理の第1の例を示すフローチャート。
実施形態1の電子機器が電源オフの状態でのファンの制御処理の第1の例を示すフローチャート。
実施形態1の電子機器が電源オンの状態でのファンの制御処理の第2の例を示すフローチャート。
実施形態1のファンの制御処理の第3の例を示すフローチャート。
実施形態2のファンの制御処理の第1の例を示すフローチャート。
実施形態2のファンの制御処理の第2の例を示すフローチャート。
実施形態3のファンの制御処理の第1の例を示すフローチャート。
実施形態3のファンの制御処理の第2の例を示すフローチャート。
実施形態4のファンの制御処理を示すフローチャート。
実施形態4の外部転送モードと動画撮影モードにおけるファン制御を例示する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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