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公開番号
2024178037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096527
出願日
2023-06-12
発明の名称
光学装置、制御システム、及び移動装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20241217BHJP(光学)
要約
【課題】構造を複雑化することなく、鏡筒がレンズを高精度で保持することが可能な光学装置を提供する。
【解決手段】第1レンズ及び第2レンズと、第1レンズ及び第2レンズを保持する鏡筒と、を有し、鏡筒は、第1レンズを保持する第1保持部と、第2レンズを保持する第2保持部とを備え、第1レンズの第1非有効面と第2レンズの第2非有効面とは互いに当接しており、第2レンズは、第2保持部により保持される第1領域と、第2非有効面を含む第2領域とを備え、第2領域の外径の最大値が、第1領域の外径の最大値よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1レンズ及び第2レンズと、
前記第1レンズ及び前記第2レンズを保持する鏡筒と、を有し、
前記鏡筒は、前記第1レンズを保持する第1保持部と、前記第2レンズを保持する第2保持部とを備え、
前記第1レンズの第1非有効面と前記第2レンズの第2非有効面とは互いに当接しており、
前記第2レンズは、前記第2保持部により保持される第1領域と、前記第2非有効面を含む第2領域とを備え、
前記第2領域の外径の最大値が、前記第1領域の外径の最大値よりも大きいことを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第1領域は、径方向において前記鏡筒に対して離間していることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記第1レンズは、前記第1保持部により保持され前記第1非有効面を含む第4領域と、外径が前記第4領域の外径よりも小さい第3領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記第2レンズの前記第2領域の外径の最大値をAとし、前記第1レンズの前記第4領域の外径の最大値をBとしたとき、
A/B>1.03
とすることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第1レンズの前記第3領域と前記第4領域の間を保持する保持部材を有することを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項6】
前記保持部材が前記第1レンズを保持する位置は、前記第1レンズの有効領域外であることを特徴とする請求項5に記載の光学装置。
【請求項7】
前記第2レンズの前記第2非有効面の位置における外径は、前記第1レンズの前記第1非有効面の位置における外径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項8】
前記第1保持部は、前記第2レンズを保持しないことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項9】
前記第1レンズは、複数のレンズのうち光軸方向において最も物体側に位置することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項10】
前記第1レンズは、複数のレンズのうち光軸方向において最も物体側のレンズに隣接するレンズであることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置、制御システム、及び移動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年ドライバーを補助する運転支援システムや、自動運転への応用のため車載用カメラの需要が増えている。車載カメラは気温、日射、昼夜、地域など様々な要因により環境温度が大きく変わるため、デジタルカメラやスマートフォンカメラなどより、広範囲への環境温度対応が求められる。
【0003】
車載カメラの中でもレンズを鏡筒内に収納するレンズユニットの環境温度に対する課題としては、レンズと鏡筒で材質が異なることで、線膨張係数に差が生じ、高低温環境下と組み立て時の状態で鏡筒のレンズ保持の状態が異なるといった課題がある。例えばレンズの材料の線膨張係数が、鏡筒の材料の線膨張係数より小さい場合、組み立て環境より高温になった時、レンズの径方向、スラスト方向ともに隙間が大きくなる。逆に組み立て環境下より低温環境下ではレンズの径方向、スラスト方向ともに隙間が埋まる。鏡筒は光学性能を担保するため、レンズと鏡筒間の隙間は少なくなることが望ましい。しかしながら組み立て環境下でレンズと鏡筒間を隙間なく埋めるように設定してしまうと、温度が変わった場合に、レンズが鏡筒に締め付けられて変形や破損してしまう可能性がある。特に車載カメラの鏡筒には金属や樹脂材料の中でも材料強度の高い材質が用いられることが多く、レンズの破損や変形の可能性が高い。
【0004】
一方で前述のように鏡筒はレンズを高精度で保持することが期待される。1つの手段として複数のレンズ外径を同径にすることで、レンズを保持する鏡筒内壁の同軸加工精度を向上することが考えられる。しかしながら画角などの光学性能の要求から、一部のレンズは同径で保持できない場合がある。このような場合は一部のレンズだけが異径になり他のレンズに対して径方向に突出してしまうことになる。またこの突出部を押え環などで保持する場合、有効光線に干渉しないよう押え環を配置するため、レンズに段形状の保持部材収納部を作ることがある。このような形状を採用した場合、同径で保持していないレンズの押え環で保持されている保持部が特に変形しやすい形状となってしまうことがある。
【0005】
このような課題に対して特許文献1では、押え環とレンズの間に弾性部材を挟んで、応力を吸収させる方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許2010-85715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、弾性部材を挟むことで部品点数の増加や組み立ての複雑化を招くといった課題があり、鏡筒がレンズを高精度で保持することができない場合もある。
【0008】
そこで、本発明では、構造を複雑化することなく、鏡筒がレンズを高精度で保持することが可能な光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての光学装置は、第1レンズ及び第2レンズと、前記第1レンズ及び第2レンズを保持する鏡筒と、を有し、前記鏡筒は、前記第1レンズを保持する第1保持部と、前記第2レンズを保持する第2保持部とを備え、前記第1レンズの第1非有効面と前記第2レンズの第2非有効面とは互いに当接しており、前記第2レンズは、前記第2保持部により保持される第1領域と、前記第2非有効面を含む第2領域とを備え、前記第2領域の外径の最大値が、前記第1領域の外径の最大値よりも大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、構造を複雑化することなく、鏡筒がレンズを高精度で保持することが可能な光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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