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公開番号
2024179692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098732
出願日
2023-06-15
発明の名称
印刷装置、その制御方法及び印刷システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ログイン機能が有効かどうかによらず留め置き印刷を実行可能にする。
【解決手段】印刷システムにおいて、印刷サーバは、印刷ジョブの保留状態の解除を要求する機能を印刷装置が有するとの判定に基づいて、印刷ジョブを保留状態で保持する保持部と、印刷装置からの要求又は印刷装置とは異なる装置からの要求に基づいて、印刷ジョブの保留状態を解除する解除部と、保留状態が解除された印刷ジョブを印刷装置へ送信する送信部と、を備える。印刷装置は、ユーザを印刷装置にログインさせるログイン部と、ログイン機能を有効にするか否かと、印刷装置が解除要求機能を有することを通知するか否かを設定するための設定部と、通知する設定にされていることに基づいて、印刷サーバに通知する通知部と、印刷ジョブの保留状態が解除された後に、印刷サーバから印刷ジョブを取得する取得部と、取得された印刷ジョブに従って印刷を実行する印刷部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷サーバ及び印刷装置を含む印刷システムであって、
前記印刷サーバは、
印刷ジョブの保留状態の解除を前記印刷サーバに要求する解除要求機能を前記印刷装置が有するとの判定に基づいて、前記印刷ジョブを保留状態で保持する保持手段と、
前記印刷装置からの要求又は前記印刷装置とは異なる装置からの要求に基づいて、前記印刷ジョブの保留状態を解除する解除手段と、
保留状態が解除された前記印刷ジョブを前記印刷装置へ送信する送信手段と、を備え、
前記印刷装置は、
ユーザを前記印刷装置にログインさせるログイン機能を提供するログイン手段と、
前記ログイン機能を有効にするかどうかと、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知するかどうかとを設定するための設定手段と、
前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知すると設定されていることに基づいて、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知する通知手段と、
前記印刷ジョブの保留状態が解除された後に、前記印刷サーバから前記印刷ジョブを取得する取得手段と、
前記取得された印刷ジョブに従って印刷を実行する印刷手段と、を備える、印刷システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記通知手段は、前記ログイン機能を有効にするかどうかの設定によらず、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知しないと設定されていることに基づいて、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知しない、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項3】
前記取得手段は、前記印刷装置にログイン中のユーザに関連付けられた印刷ジョブの情報を前記印刷サーバからさらに取得する、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項4】
前記保持手段は、前記解除要求機能を前記印刷装置が有しないとの判定に基づいて、前記印刷ジョブを保留状態で保持しない、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項5】
前記印刷装置は、前記印刷装置が取得可能な印刷ジョブがあるかどうかを前記印刷サーバに問い合わせる問い合わせ手段をさらに備え、
前記印刷サーバは、前記印刷装置とは異なる装置からの要求に基づいて前記印刷ジョブの保留状態が解除された場合に、前記問い合わせ手段からの問い合わせに対して、前記印刷装置が取得可能な印刷ジョブがあることを応答する応答手段をさらに備える、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項6】
前記印刷ジョブの保留状態を解除するための前記要求を送信する前記装置は、ユーザを前記装置にログインさせるログイン機能を有する、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項7】
前記通知手段は、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを、インターネットプリンティングプロトコルに準拠するメッセージを用いて前記印刷サーバに通知する、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項8】
印刷装置であって、
ユーザを前記印刷装置にログインさせるログイン機能を提供するログイン手段と、
前記ログイン機能を有効にするかどうかと、印刷サーバによって保持されている印刷ジョブの保留状態の解除を前記印刷サーバに要求する解除要求機能を前記印刷装置が有することを前記印刷サーバに通知するかどうかとを設定するための設定手段と、
前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知すると設定されていることに基づいて、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知する通知手段と、
前記印刷ジョブの保留状態が解除された後に、前記印刷サーバから前記印刷ジョブを取得する取得手段と、
前記取得された印刷ジョブに従って印刷を実行する印刷手段と、を備える、印刷装置。
【請求項9】
コンピュータを請求項8に記載の印刷装置の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項10】
印刷装置の制御方法であって、
ユーザを前記印刷装置にログインさせるログイン機能を提供するログイン工程と、
前記ログイン機能を有効にするかどうかと、印刷サーバによって保持されている印刷ジョブの保留状態の解除を前記印刷サーバに要求する解除要求機能を前記印刷装置が有することを前記印刷サーバに通知するかどうかとを設定するための設定工程と、
前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知すると設定されていることに基づいて、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知する通知工程と、
前記印刷ジョブの保留状態が解除された後に、前記印刷サーバから前記印刷ジョブを取得する取得工程と、
前記取得された印刷ジョブに従って印刷を実行する印刷工程と、を有する、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、その制御方法及び印刷システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、クラウド経由で印刷ジョブを投入し、印刷装置に印刷ジョブを送信するクラウドプリントサービスが普及し始めている(特許文献1)。一部のクラウドプリントサービスは、印刷ジョブを保留状態で保持し、ユーザからの追加の指示に応じて印刷装置に印刷を実行させる印刷方式を実行可能である。このような印刷方式は、留め置き印刷と呼ばれうる。一部の印刷装置は、印刷サーバに保持された印刷ジョブの保留状態を解消することを要求するプルプリント機能を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-133489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の印刷装置は、ログイン機能を有しており、ログイン機能が有効である場合に限り、プルプリント機能を有効にするものがある。このような印刷装置では、ログイン機能を有効にしない限り、留め置き印刷を実行できない。本発明の一部の側面によれば、ログイン機能が有効かどうかによらず留め置き印刷を実行可能にするための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の実施形態によれば、印刷サーバ及び印刷装置を含む印刷システムであって、前記印刷サーバは、印刷ジョブの保留状態の解除を前記印刷サーバに要求する解除要求機能を前記印刷装置が有するとの判定に基づいて、前記印刷ジョブを保留状態で保持する保持手段と、前記印刷装置からの要求又は前記印刷装置とは異なる装置からの要求に基づいて、前記印刷ジョブの保留状態を解除する解除手段と、保留状態が解除された前記印刷ジョブを前記印刷装置へ送信する送信手段と、を備え、前記印刷装置は、ユーザを前記印刷装置にログインさせるログイン機能を提供するログイン手段と、前記ログイン機能を有効にするかどうかと、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知するかどうかとを設定するための設定手段と、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知すると設定されていることに基づいて、前記印刷装置が前記解除要求機能を有することを前記印刷サーバに通知する通知手段と、前記印刷ジョブの保留状態が解除された後に、前記印刷サーバから前記印刷ジョブを取得する取得手段と、前記取得された印刷ジョブに従って印刷を実行する印刷手段と、を備える、印刷システムが提供される。
【発明の効果】
【0006】
上記実施形態により、ログイン機能が有効かどうかによらず留め置き印刷が実行可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一部の実施形態の印刷システムの構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態のコンピュータのハードウェア構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の印刷装置のハードウェア構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態のバッジリリースの動作例を説明するシーケンス図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態の印刷ジョブのリストの変化例を説明する図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態で表示される画面例を説明する模式図。
一部の実施形態のモバイルリリースの動作例を説明するシーケンス図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態の印刷ジョブのリストの変化例を説明する図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態で使用されるメッセージ例を説明する図。
一部の実施形態の印刷装置の動作例を説明するフロー図。
一部の実施形態で表示される画面例を説明する模式図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
[印刷システムの構成例]
図1を参照して、一部の実施形態に係る印刷システム100の構成例について説明する。印刷システム100は、例えば、印刷サーバ101と、情報処理装置102と、印刷装置103と、印刷装置104と、モバイル端末105とを含む。印刷システム100の各構成要素の個数は図1の例に限られない。例えば、印刷システム100は、印刷装置103と印刷装置104との一方を含まなくてもよい。また、印刷システム100は、図1に示されていない構成要素を有していてもよい。
【0010】
印刷システム100の各構成要素は、ネットワーク106に接続されている。印刷サーバ101は、ネットワーク106を通じて、情報処理装置102と、印刷装置103と、印刷装置104と、モバイル端末105とのそれぞれと通信可能であってもよい。印刷サーバ101とこれらの他の装置との通信は、インターネットプリンティングプロトコル(IPP)に準拠するメッセージを用いて行われてもよい。ネットワーク106は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(例えば、インターネット)、セルラーネットワーク、又はこれらの任意の組み合わせであってもよく、例えばインターネットであってもよい。ネットワーク106は、無線区間を含んでもよいし、有線区間を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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