TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024177770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096101
出願日
2023-06-12
発明の名称
車両用導風構造
出願人
株式会社豊田自動織機
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20241217BHJP(車両一般)
要約
【課題】空気を案内する導風ガイドのシール性を維持して空力性能の低下を抑制できる車両用導風構造が必要とされている。
【解決手段】車両用の導風構造10は、ロアバンパ11を有する。導風構造10は、ロアバンパ11の後方に配設されかつ開口12aを備えるロアグリル12を有する。導風構造10は、ロアグリル12の開口12aの後方に配置される導風ガイド13を有する。導風ガイド13の第1端部14が車体2に固定される。導風ガイド13の第2端部15が自由端でかつロアグリル12に接触する。ロアグリル12には、第2端部15の風下側となる開口12aから離れた側に起立して第2端部15の風下側への移動を規制する規制部16が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用導風構造であって、
バンパと、
前記バンパの後方に配設されかつ開口を備えるグリルと、
前記グリルの前記開口の後方に配置される導風ガイドを有し、
前記導風ガイドの第1端部が車体に固定され、
前記導風ガイドの第2端部が自由端でかつ前記グリルまたは前記バンパに接触し、
前記グリルまたは前記バンパには、前記第2端部の風下側となる前記開口から離れた側に起立して前記第2端部の前記風下側への移動を規制する規制部が設けられる車両用導風構造。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用導風構造であって、
前記規制部は、前記グリルまたは前記バンパと一部材である車両用導風構造。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両用導風構造であって、
前記導風ガイドの前記第2端部は、前記グリルまたは前記バンパの後面に沿いかつ前記第2端部の先端が前記規制部に向いている前記車両用導風構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば熱交換器に冷却風を導く車両用導風構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車体前面の外周部に沿って設けられた開口から流入する空気を、例えばラジエータ、インタークーラ等の車体内部に設けられた熱交換器へ導く導風構造を備えた車両が提供されている。例えば特許文献1には、サイドグリルに設けられた開口から車幅方向中央側の熱効果器に向けて空気の流れを導く導風構造が記載されている。例えば特許文献2には、フロントグリルに設けられた開口から後方の熱効果器に向けて空気の流れを導く導風構造が記載されている。
【0003】
従来の導風構造の例を図10に示す。導風構造50は、例えば車体の下部前面を形成するロアバンパ51と、ロアバンパ51の後方に配設されかつ開口52aを備えるロアグリル52を有する。導風構造50は、ロアグリル52の開口52aの後方に配置される導風ガイド53を有する。導風ガイドは、例えば比較的軟質な板状に形成される。
【0004】
導風ガイド53の後端である第1端部54は、例えばラジエータを支持するブラケット等に連結され、車体に固定される。導風ガイド53の前端である第2端部55は、ロアバンパ51の後面51aまたはロアグリル52の後面52bに対して後方から面接触している。これにより導風ガイド53の第2端部55と、ロアバンパ51の後面51aまたはロアグリル52の後面52bとの間の隙間を埋めてシールされた状態を維持できる。また、導風ガイド53の第2端部55を固定しないことで、万一、ロアバンパ51またはロアグリル52が変形した場合でも導風ガイドの破損を抑制できる。そのためロアグリル52の開口52aから熱交換器へ導風する構造を維持できる。
【0005】
しかしながら、例えば車両走行時に風速の速い風がロアグリル52の開口52aから導風構造50へ進入する。この時、導風ガイド53は、風圧によって第1端部54を支点として風下側へ押される。そのため図で仮想線で示すように、導風ガイド53の第2端部55と、ロアバンパ51の後面51aまたはロアグリル52の後面52bとの間に隙間が生じてしまう。これにより空力性能が悪化してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-110399号公報
特開2012-144125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、空気を案内する導風ガイドのシール性を維持して空力性能の低下を抑制できる車両用導風構造が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の1つの特徴によると車両用導風構造は、バンパを有する。車両用導風構造は、バンパの後方に配設されかつ開口を備えるグリルを有する。車両用導風構造は、グリルの開口の後方に配置される導風ガイドを有する。導風ガイドの第1端部が車体に固定される。導風ガイドの第2端部が自由端でかつグリルまたはバンパに接触する。グリルまたはバンパには、第2端部の風下側となる開口から離れた側に起立して第2端部の風下側への移動を規制する規制部が設けられる。
【0009】
したがって導風ガイドがグリルの開口から進入した空気から風圧を受ける際、導風ガイドの第2端部は、グリルまたはバンパの後面に沿った風下側(左右方向)へと移動しようとする。あるいは導風ガイドの第2端部は、グリルまたはバンパから後方へ離間する風下側へ移動しようとする。しかしながら導風ガイドの第2端部は、規制部によって左右方向および後方の風下側への移動が規制される。そのため導風ガイドの第2端部と、グリルまたはバンパの後面との間に隙間が生じることを抑制でき、シール性を維持できる。これによりグリルの開口から導風ガイドを介して熱交換器等へと風をスムーズに案内でき、空力性能の低下を抑制できる
【0010】
本開示の他の特徴によると規制部は、グリルまたはバンパと一部材である。したがって部品点数を増やすことなく規制部を設けることができる。これにより材料費の増加を抑制して、車両用導風構造の製造コストを抑制できる。また、導風構造を組付ける工数の増加を抑制できる。これにより車両用導風構造の組付性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社豊田自動織機
燃料供給装置
3日前
株式会社豊田自動織機
エンジンマウントの制御装置および制御方法
4日前
トヨタ自動車株式会社
電極活物質粒子、電極合材、及びリチウムイオン電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電極合材、リチウムイオン電池、及びリチウムイオン電池の製造方法
3日前
個人
車両
2か月前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
24日前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
10日前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
4か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
マツダ株式会社
車両
17日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
4か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
3か月前
続きを見る
他の特許を見る