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公開番号
2024176834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095656
出願日
2023-06-09
発明の名称
体動訓練システム、訓練方法及び訓練アプリケーション
出願人
株式会社モダンビル管理
代理人
個人
主分類
F41G
3/26 20060101AFI20241212BHJP(武器)
要約
【課題】射撃競技その他のスポーツ競技において、極度の緊張感やストレスの下でも訓練どおりの動作の緩急やリズムを再現できるような技術を体得させ、実戦に即した訓練を可能にする。
【解決手段】 競技者P1の体動を訓練するためのシステムであって、競技者P1の身体の一部若しくは装着者が携帯する器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する装着センサー21と、装着センサー21が検出した加速度若しくは角速度、又はこれらの変化に応じて変化する音響信号を生成する音響信号生成部113と、音響信号生成部113で生成された音響信号に基づいて音響を出力する出力インターフェース102とを備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装着者の体動を訓練するためのシステムであって、
前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した加速度若しくは角速度、又はこれらの変化に応じて変化する音響信号を生成する音響信号生成部と、
前記音響信号生成部で生成された音響信号に基づいて、音響を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする体動訓練システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記音響信号生成部は、前記検出手段による加速度若しくは角速度のそれぞれの変化に対応して、音量、音程、若しくは音色が変化するように前記音響信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の体動訓練システム。
【請求項3】
前記音響信号生成部で生成された音響信号は、無線通信手段を通じて、前記出力手段に送出され、
前記無線通信手段は、アナログ信号を用いて前記音響信号を伝送する
ことを特徴とする請求項1に記載の体動訓練システム。
【請求項4】
前記検出手段は、
前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられた発光体と、
前記発光体からの光が投影されるスクリーンと、
前記スクリーンに投影された光跡を記録し、その記録された光跡に基づいて、前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する光跡解析手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の体動訓練システム。
【請求項5】
前記検出手段は、前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられ、自機に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出するセンサー手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の体動訓練システム。
【請求項6】
装着者の体動を訓練するための方法であって、
装着者の身体の一部、若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられた検出手段が、前記身体の一部又は前記器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する検出ステップと、
前記検出手段が検出した加速度若しくは角速度、又はこれらの変化に応じて、変化する音響信号を、音響信号生成部が生成する音響信号生成ステップと、
前記音響信号生成部で生成された音響信号に基づいて、出力手段が音響を出力する出力ステップと
を含むことを特徴とする体動訓練方法。
【請求項7】
前記音響信号生成ステップにおいて前記音響信号生成部は、前記検出手段による加速度若しくは角速度のそれぞれの変化に対応して、音量、音程、若しくは音色が変化するように前記音響信号を生成することを特徴とする請求項6に記載の体動訓練方法。
【請求項8】
前記出力ステップにおいて、
前記音響信号生成部が生成した音響信号は、無線通信手段を通じて、前記出力手段に送出され、前記無線通信手段は、アナログ信号を用いて前記音響信号を伝送する
ことを特徴とする請求項6に記載の体動訓練方法。
【請求項9】
前記検出ステップでは、
前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられた発光体からの光をスクリーンに投影し、そのスクリーンに投影された光跡を、光跡解析手段が、記録するとともに、その記録された光跡に基づいて前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する
ことを特徴とする請求項6に記載の体動訓練方法。
【請求項10】
前記検出ステップでは、前記装着者の身体の一部若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられたセンサー手段が、自機に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出することを特徴とする請求項9に記載の体動訓練方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレー射撃等の射撃訓練その他の競技のトレーニングにおいて、装着者の体動の再現性を向上させる訓練システム、訓練方法及び訓練アプリケーションに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に再現性が要求される競技は種々あり、その一つとしてクレー射撃などの射撃競技が挙げられる。このクレー射撃は、散弾銃を用いて、空中に射出される標的(クレー)を撃ち壊していくスポーツ競技であり、正確な射撃技術と速い反射神経が求められる。射撃手は、クレーが射出される瞬間に反応して銃を構え、クレーを追いかけて正確に撃ち落とす必要があり、風向きや風速、標的の射出角度、高度などの条件が常に変化することから、射撃手は状況に応じて素早く反応し、適切な射撃技術を使い分ける必要がある。
【0003】
従来、射撃訓練のための装置として、レーザ光を発射するレーザ銃を用いて射撃のシミュレーションを行う装置がある。例えば、特許文献1には、レーザ光を発射するレーザ銃を用意し、レーザ光を検知する標的板を設け、その標的板にレーザ光線が命中すると、被弾状態を報告する標的装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平09-042893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、レーザー銃を使用した射撃訓練は、実際の銃を使用した実射訓練と比較して、環境や条件が異なるため、完全に実際の射撃シーンを再現すること困難である。また、レーザー銃は実弾を使用しないため、反動がなく、実際の射撃の感覚を完全には再現できず、正確な射撃技術を習得するには限界がある。
【0006】
したがって、射撃訓練では、銃に実弾を装填するとともに、静止標的或は飛翔標的等の標的に照準を合わせて実弾を発射するという、所謂、実射訓練を行うのが理想的である。このような実射訓練は、実射を繰り返すことによって実際に即したより正確で高度な射撃技法を修得することができるという利点がある。
【0007】
ところで、実際のクレー射撃競技では、極度の緊張感やストレスの下での射撃となることから、そのような状況下でも訓練どおりの動作を再現できるような技術を体得する必要がある。しかしながら、通常の単なる実射訓練では、極度の緊張感やストレス下でも動作の緩急やリズムを再現できるまでの技術は身につかないため、実戦に即した訓練を行うことができないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、射撃競技その他のスポーツ競技において、極度の緊張感やストレスの下でも訓練どおりの動作の緩急やリズムを再現できるような技術を体得させ、実戦に即した訓練を可能にする体動訓練システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、装着者の体動を訓練するためのシステムであって、
前記装着者の身体の一部、若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられ、前記身体の一部又は前記器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した加速度若しくは角速度、又はこれらの変化に応じて変化する音響信号を生成する音響信号生成部と、
前記音響信号生成部で生成された音響信号に基づいて、音響を出力する出力手段と
を備える。
【0010】
また、本発明は、装着者の体動を訓練するための方法であって、
(1)装着者の身体の一部、若しくは前記装着者が携帯する器具に取り付けられた検出手段が、前記身体の一部又は前記器具に作用する加速度若しくは角速度、又はこれらの変化を検出する検出ステップと、
(2)前記検出手段が検出した加速度若しくは角速度、又はこれらの変化に応じて、変化する音響信号を、音響信号生成部が生成する音響信号生成ステップと、
(3) 前記音響信号生成部で生成された音響信号に基づいて、出力手段が音響を出力する出力ステップと
を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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