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公開番号2025126707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024023086
出願日2024-02-19
発明の名称ホルスター
出願人有限会社佐野機工
代理人個人
主分類F41C 33/02 20060101AFI20250822BHJP(武器)
要約【課題】 サイズや形状等が多少異なる複数機種の拳銃をがたつきことなく保持可能なホルスターを提供すること。
【解決手段】 拳銃のグリップ以外を収納するホルスター本体と、当該ホルスター本体内に挿入された拳銃のトリガーガードの銃口側と当接する位置に設けた前面バネ式凸部と、トリガーガードが当接した状態にあって、トリガーガードの幅に合わせて伸縮する一対の側面バネ式凸部と、トリガーガードの銃口側内面と係合する係合爪とそれを解除する解除レバーと係合爪と解除レバーとの間にある枢軸とを有するラッチ装置とを備え、拳銃が挿入されたときに、前面バネ式凸部と係合爪とがトリガーガードの銃口側部分を挟み付けるとともに、一対の側面バネ式凸部がトリガーガードの幅に合わせて側面を両側から挟み付けることにより、トリガーガードの大きさや形状が多少異なる機種でもがたつきなく保持する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
トリガーとトリガーガードとを有する拳銃を収納するホルスターであって、
前記拳銃のグリップ以外を収納するホルスター本体と、
当該ホルスター本体に挿入された前記拳銃の前記トリガーガードの銃口側と当接する位置に設けた前面バネ式凸部と、
当該前面バネ式凸部に前記トリガーガードが当接した状態において、当該トリガーガードの両側面を挟む位置にあって、当接する前記トリガーガードの幅に合わせて伸縮する一対の側面バネ式凸部と、
前記トリガーガードの銃口側内面と係合し前記拳銃が抜かれる方向への移動を阻止する係合爪と当該係合を解除する解除レバーと前記係合爪と前記解除レバーとの間にある枢軸とを有するラッチ装置とを備え、
前記拳銃が挿入されたときに、前記前面バネ式凸部と前記係合爪とが前記トリガーガードの銃口側部分を挟み付けるとともに、一対の前記側面バネ式凸部が前記トリガーガードの幅に合わせて伸縮して側面を両側から挟み付けることを特徴とするホルスター。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記トリガーガードが前記前面バネ式凸部と当接しているとき、当該トリガーガードの底面と当接して、当該底面からの圧力に応じて伸縮する底面バネ式凸部をさらに前記ホルスター本体の内面に有する
ことを特徴とする請求項1に記載のホルスター。
【請求項3】
前記側面バネ式凸部は収納対象機種の拳銃が収納された状態での前記トリガーの先端よりも銃口側に位置し、かつ前記底面バネ式凸部は前記側面バネ式凸部よりもホルスター本体の開口部側に位置する
ことを特徴とする請求項2に記載のホルスター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はホルスターに関し、特にホルスター内に拳銃を固定するラッチ装置を備えたホルスターに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ラッチ装置を備えたホルスターとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがあった。図12は、特許文献1に記載された従来のホルスターを示すものである。
【0003】
図12に示すホルスターは迅速に拳銃を解除するラッチ装置を有するものであって、そのラッチ装置は拳銃を保持するための係止面45を有する係合端部42と指押しボタン端部44とを有するレバー43を備えていた。その係合端部42はトリガーガードと係合することによってホルスター内の拳銃を保持するための係合面45を有していた。外壁47は拳銃がホルスターに挿入できる距離を制限することによって係合端部を拳銃のトリガーに触れることから防いでいた。支持壁48とガイド壁49によって、レバーに対する横方向の動きを制限することによってトリガーガードとロック面の位置合わせが容易になっていた。迅速な解除操作は、指押しボタン端部44が押されたときにバネ式の舌部41がロックポイントを越えて外方へ動かすことによってなされていた。
【0004】
これにより、ホルスターは拳銃を挿入しているときは抜けないように保持し、抜出すときは迅速に拳銃をホルスター40から取り出すことができた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第5918784号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ホルスターは携行者が激しく動いたとしても、少しのがたつきもなく拳銃を保持する必要があるため、拳銃の機種ごとに専用のホルスターを製作する必要があるという課題を有していた。
【0007】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされ、その目的とするところは、サイズ等が多少異なる機種の拳銃であっても、拳銃が内部でがたつくことなく保持可能なホルスターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のホルスターは、トリガーとトリガーガードとを有する拳銃を収納するものであって、拳銃のグリップ以外を収納するホルスター本体と、当該ホルスター本体に挿入された拳銃のトリガーガードの銃口側と当接する位置に設けた前面バネ式凸部と、当該前面バネ式凸部にトリガーガードが当接した状態において、当該トリガーガードの両側面を挟む位置にあって、当接するトリガーガードの幅に合わせて伸縮する一対の側面バネ式凸部、トリガーガードの銃口側内面と係合し拳銃が抜かれる方向への移動を阻止する係合爪と当該係合を解除する解除レバーと係合爪と解除レバーとの間にある枢軸とを有するラッチ装置とを備え、拳銃が挿入されたときに、前面バネ式凸部と係合爪とがトリガーガードの銃口側部分を挟み付けるとともに、一対の側面バネ式凸部がトリガーガードの幅に合わせて伸縮して側面を両側から挟み付けることを特徴とする。
【0009】
これによれば、本発明のホルスターは拳銃を抜き差し方向、左右方向、抜き差し方向を中心軸とする回転方向のすべての動きを規制するので、形状や大きさが多少異なる複数の機種の拳銃でもホルスター本体により上下方向の動きを規制された拳銃であればどの方向にもがたつくことなく、固定することができる。
また、前面バネ式凸部と側面バネ式凸部が伸縮するので、トリガーガードの大きさや形状が多少異なる機種でも、トリガーガードを挟み付けて固定できるので、収納された拳銃をがたつくことなく保持することが可能である。
【0010】
また、本発明のホルスターは、トリガーガードが前面バネ式凸部と当接しているとき、当該トリガーガードの底面と当接して、当該底面からの圧力に応じて伸縮する底面バネ式凸部をさらにホルスター本体の内面に有する。
(【0011】以降は省略されています)

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