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公開番号
2024134455
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044771
出願日
2023-03-20
発明の名称
射撃訓練システム
出願人
株式会社日立国際電気
代理人
個人
主分類
F41G
3/26 20060101AFI20240926BHJP(武器)
要約
【課題】 実弾の射撃訓練で、訓練者に標的が射撃対象か否かを瞬時に識別させ、訓練成果を評価及び管理できる射撃訓練システムを提供する。
【解決手段】 標的を現出させる複数の標的装置3と、標的装置3を制御する制御装置1とを有し、実弾を用いて射撃訓練を行う際に、制御装置1には標的装置3と無線通信を行う無線通信部2が接続され、標的装置3は、標的となる標的板31の第1面又は第2面を現出させる駆動部32と、標的板31への弾の通過を検出する検出器33と、駆動部32への制御データを無線通信部2から受信し、検出器33での検出データを無線通信部2に送信する無線中継部34とを有し、制御装置1は、駆動部32への制御データを生成して、無線通信部2を介して無線中継部34に送信させ、無線中継部34からの検出データを、無線通信部2を介して受信して標的装置単位に検出データを管理する射撃訓練システムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
標的を現出させる複数の標的装置と、前記標的装置を制御する制御装置とを有し、実弾を用いて射撃訓練を行う射撃訓練システムであって、
前記制御装置には前記標的装置と無線通信を行う無線通信部が接続され、
前記標的装置は、標的となる標的板の第1面又は第2面を現出させる駆動部と、前記標的板への弾の通過を検出する検出器と、前記駆動部への制御データを前記無線通信部から受信し、前記検出器での検出データを前記無線通信部に送信する無線中継部とを有し、
前記制御装置は、前記駆動部への制御データを生成して、前記無線通信部を介して前記無線中継部に送信させ、前記無線中継部からの検出データを、前記無線通信部を介して受信して標的装置単位に前記検出データを管理することを特徴とする射撃訓練システム。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、射撃訓練の内容に応じて当該射撃訓練の特定時間における前記駆動部への制御データの組を予め生成しておき、前記特定時間に合わせて当該制御データを、前記無線通信部を介して前記無線中継部に送信し、前記無線中継部からの前記制御データに基づいて前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1記載の射撃訓練システム。
【請求項3】
前記制御装置は、表示部に、前記標的装置毎に特定の時間枠内での現出を帯状で表示させ、当該帯状内に第1面又は第2面を表示し、前記特定の時間枠内で弾の通過があれば、当該弾の通過時間に対応する位置にマークを表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の射撃訓練システム。
【請求項4】
前記制御装置は、表示部に、前記検出器での検出データの弾の通過位置の情報と標的板の現出の時間の情報に基づき、第1面又は第2面について、前記標的板に実弾が当たったか否かを判定して、当該標的を模した図に着弾を表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の射撃訓練システム。
【請求項5】
前記制御装置は、標的の中心位置を変化させると、当該標的を模した図で中心位置が変更になり、当該図において着弾を表示させることを特徴とする請求項4記載の射撃訓練システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、実弾を用いた射撃訓練システムに係り、特に、訓練者に標的を瞬時に識別させて、射撃訓練の成果を管理する射撃訓練システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来の射撃訓練システムは、射場に納入され、訓練の準備から訓練の実施、訓練の評価までを行うシステムである。
訓練の手段は、実弾を用いる場合と、実弾を模したレーザーを用いる場合がある。
レーザーの場合は、安全性が高く、扱い易く、弾の消費がないため、以前はレーザーを用いることが多かったが、最近は、より実戦に近い訓練をするため、実弾を用いた訓練も増えている。
【0003】
射撃訓練には射撃対象となるものと、射撃してはならないものを判断する訓練があり、例えば、敵がペイントされた標的(射撃対象となるもの)と一般人(射撃してはならないもの)がペイントされた標的を用意し、これらの標的を混ぜ、訓練中に何度も起き上がり(現出)と倒れる(隠れ)を繰り返し、現出時に射撃者に瞬時に判断させることが行われる。
【0004】
従来の標的装置では、特に実弾訓練の場合、標的にペイントされている対象が変化しないため、訓練中に訓練者が配置を覚えてしまい、時間経過と共に有効な状況判断ができなくなっていた。
【0005】
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2011-058756号公報「標的装置」(特許文献1)がある。
特許文献1には、標的装置が現出する時点で敵味方の識別を訓練者に判断させるものであるが、レーザーを用いた訓練を想定しているため、実弾を用いた訓練では表示部が破壊されてしまうものとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-058756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来の射撃訓練システムでは、実弾を用いた射撃訓練で、標的を訓練者に瞬時に識別させる訓練を適正に行わせて訓練成果を評価及び管理できるものとはなっていないという問題点があった。
【0008】
尚、特許文献1には、実弾の射撃訓練で、訓練者に瞬時に標的を識別させる訓練を適正に行わせて、訓練成果を評価及び管理する構成の記載がない。
【0009】
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、実弾の射撃訓練で、訓練者に瞬時に標的を識別させる訓練を適正に行わせて、訓練成果を評価及び管理できる射撃訓練システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、標的を現出させる複数の標的装置と、標的装置を制御する制御装置とを有し、実弾を用いて射撃訓練を行う射撃訓練システムであって、制御装置には標的装置と無線通信を行う無線通信部が接続され、標的装置が、標的となる標的板の第1面又は第2面を現出させる駆動部と、標的板への弾の通過を検出する検出器と、駆動部への制御データを無線通信部から受信し、検出器での検出データを無線通信部に送信する無線中継部とを有し、制御装置が、駆動部への制御データを生成して、無線通信部を介して無線中継部に送信させ、無線中継部からの検出データを、無線通信部を介して受信して標的装置単位に検出データを管理することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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