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公開番号
2024176556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095145
出願日
2023-06-09
発明の名称
作業支援システム、ヘッドマウントディスプレイ、および、作業支援方法
出願人
三菱電機エンジニアリング株式会社
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約
【課題】モニタを用いずに、作業を支援することを可能とする。
【解決手段】機種ごとの、1つ以上の作業箇所の座標であって、基準位置に対する相対的な座標を示す情報が含まれる設定情報を取得する設定情報取得部101と、基準位置を特定する基準位置特定部102と、機種を特定する機種特定部103と、作業者の視線の位置を検出する視線位置検出部104と、設定情報取得部101により取得された設定情報、基準位置特定部102により特定された基準位置、および、機種特定部103により特定された機種に基づく現在の作業箇所と、視線位置検出部104により検出された視線の位置との位置関係に基づいて、視線の位置が正常であるかを判定する視線位置判定部106と、視線位置判定部106により視線の位置が正常ではないと判定された場合、ヘッドマウントディスプレイ1が有する画面上に、当該正常ではない旨を示す表示を行う作業状況報知部108とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機種ごとの、1つ以上の作業箇所の座標であって、基準位置に対する相対的な座標を示す情報が含まれる設定情報を取得する設定情報取得部と、
基準位置を特定する基準位置特定部と、
機種を特定する機種特定部と、
作業者の視線の位置を検出する視線位置検出部と、
前記設定情報取得部により取得された設定情報、前記基準位置特定部により特定された基準位置、および、前記機種特定部により特定された機種に基づく現在の作業箇所と、前記視線位置検出部により検出された視線の位置との位置関係に基づいて、視線の位置が正常であるかを判定する視線位置判定部と、
前記視線位置判定部により視線の位置が正常ではないと判定された場合、ヘッドマウントディスプレイが有する画面上に、当該正常ではない旨を示す表示を行う作業状況報知部と
を備えた作業支援システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
作業箇所は、締め付け対象である箇所である
ことを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
【請求項3】
トルクアップ信号を取得する信号取得部を備え、
前記作業状況報知部は、前記信号取得部によりトルクアップ信号が取得された際に、前記視線位置判定部により視線の位置が正常ではないと判定された場合、前記ヘッドマウントディスプレイが有する画面上に、作業箇所が正しくない可能性がある旨を示す表示を行う
ことを特徴とする請求項2記載の作業支援システム。
【請求項4】
前記作業状況報知部は、前記設定情報取得部により取得された設定情報、前記基準位置特定部により特定された基準位置、および、前記機種特定部により特定された機種に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイが有する画面上に、現在の作業箇所を示す表示を行う
ことを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
【請求項5】
前記視線位置判定部により視線の位置が正常であると判定された場合、当該視線の位置が示された画像を取得し、当該画像を送信する画像送信部と、
前記画像送信部により送信された画像を取得し、当該画像を記憶装置に保存する画像保存部とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
【請求項6】
締め付け作業が完了した場合、トレーサビリティデータが含まれる作業ログを作成し、当該作業ログを送信する作業ログ送信部と、
前記作業ログ送信部により送信された作業ログを取得し、当該作業ログを記憶装置に保存するログ保存部とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
【請求項7】
機種ごとの、1つ以上の作業箇所の座標であって、基準位置に対する相対的な座標を示す情報が含まれる設定情報を取得する設定情報取得部と、
基準位置を特定する基準位置特定部と、
機種を特定する機種特定部と、
作業者の視線の位置を検出する視線位置検出部と、
前記設定情報取得部により取得された設定情報、前記基準位置特定部により特定された基準位置、および、前記機種特定部により特定された機種に基づく現在の作業箇所と、前記視線位置検出部により検出された視線の位置との位置関係に基づいて、視線の位置が正常であるかを判定する視線位置判定部と、
前記視線位置判定部により視線の位置が正常ではないと判定された場合、自機が有する画面上に、当該正常ではない旨を示す表示を行う作業状況報知部と
を備えたヘッドマウントディスプレイ。
【請求項8】
設定情報取得部が、機種ごとの、1つ以上の作業箇所の座標であって、基準位置に対する相対的な座標を示す情報が含まれる設定情報を取得するステップと、
基準位置特定部が、基準位置を特定するステップと、
機種特定部が、機種を特定するステップと、
視線位置検出部が、作業者の視線の位置を検出するステップと、
視線位置判定部が、前記設定情報取得部により取得された設定情報、前記基準位置特定部により特定された基準位置、および、前記機種特定部により特定された機種に基づく現在の作業箇所と、前記視線位置検出部により検出された視線の位置との位置関係に基づいて、視線の位置が正常であるかを判定するステップと、
作業状況報知部が、前記視線位置判定部により視線の位置が正常ではないと判定された場合、ヘッドマウントディスプレイが有する画面上に、当該正常ではない旨を示す表示を行うステップと
を有する作業支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業者による作業を支援する作業支援システム、ヘッドマウントディスプレイ、および、作業支援方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、作業者による作業を支援する作業支援システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
一方、トルクレンチを用いた締め付け作業では、締め付けのバランスをとる必要があるため、複数の締め付け対象である箇所に対して、締め付けを行う順番が決められている。そこで、締め付け作業を支援する従来の締め付け作業支援システムでは、トルクレンチの端部にARマーカが取り付けられ、締め付け作業が行われる領域を撮影するカメラと、締め付け作業に関する表示を行うモニタとが設けられている。そして、この締め付け作業支援システムでは、カメラにより撮影された画像から、ARマーカの位置を検出し、当該ARマーカの位置が現在の締め付け対象である箇所に位置しているかを判定することで、締め付けの良否を判定する。ここで、締め付け作業支援システムは、上記締め付けが誤っていると判定した場合には、モニタ上に当該締め付けが誤っている旨を示す表示を行う。そして、締め付け作業支援システムは、締め付けを行う順番に従って、上記の判定を繰り返すことで、指定された締め付け対象である箇所に対し、指定された順番で、締め付け作業が行われたかを判定することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-61566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来の締め付け作業支援システムでは、モニタを用いて締め付け作業の支援を行っている。しかしながら、この場合、作業者は、モニタを確認しつつ、締め付け作業を行う必要があるため、煩雑である。また、締め付け作業以外の作業の支援を行う従来の作業支援システムについても同様のことがいえる。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モニタを用いずに、作業を支援することが可能となる作業支援システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る作業支援システムは、機種ごとの、1つ以上の作業箇所の座標であって、基準位置に対する相対的な座標を示す情報が含まれる設定情報を取得する設定情報取得部と、基準位置を特定する基準位置特定部と、機種を特定する機種特定部と、作業者の視線の位置を検出する視線位置検出部と、設定情報取得部により取得された設定情報、基準位置特定部により特定された基準位置、および、機種特定部により特定された機種に基づく現在の作業箇所と、視線位置検出部により検出された視線の位置との位置関係に基づいて、視線の位置が正常であるかを判定する視線位置判定部と、視線位置判定部により視線の位置が正常ではないと判定された場合、ヘッドマウントディスプレイが有する画面上に、当該正常ではない旨を示す表示を行う作業状況報知部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、上記のように構成したので、モニタを用いずに、作業を支援することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る締め付け作業支援システムの構成例を示す図である。
実施の形態1に係るヘッドマウントディスプレイの構成例を示す図である。
実施の形態1に係るサーバの構成例を示す図である。
実施の形態1に係る締め付け作業支援システムの動作例を示すタイムチャートである。
実施の形態1に係る締め付け作業支援システムの動作例を示す図である。
実施の形態1に係る締め付け作業支援システムの動作例を示す図である。
図7A、図7Bは、実施の形態1に係るヘッドマウントディスプレイおよびサーバのハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る締め付け作業支援システムの構成例を示す図である。すなわち、以下では、作業支援システムが、作業者に対して、トルクレンチ4を用いた締め付け作業を支援するための締め付け作業支援システムである場合を示す。
この締め付け作業支援システムは、図1に示すように、ヘッドマウントディスプレイ1、サーバ2、受信機3、および、トルクレンチ4を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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