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公開番号
2024175891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093974
出願日
2023-06-07
発明の名称
作業能力の判定方法及び作業能力判定装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/372 20210101AFI20241212BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】判定対象者の脳波を用いた能力の判定に当たって精度の高い判定結果を提供することを可能とする。
【解決手段】脳活動強度、或いは、脳活動容積で表される特徴脳部位の脳活動量と作業能力との関係性に関する脳活動情報、特徴脳部位の脳活動と時間的に同期する連結関係にある連結関係部位の脳活動量から算出される特徴脳部位の脳活動との連結性と作業能力との関係性に関する連結性情報のいずれか一方、または、両方を記憶部から取得し(ST4)、作業能力を判定する判定対象者の特徴脳部位の脳活動量と連結関係部位についての連結性のいずれか一方、または、両方を取得し、脳活動情報に対する判定対象者の特徴脳部位の脳活動量、連結性情報に対する判定対象者の連結関係部位における連結性のいずれか一方、または、両方を用いて判定対象者の作業能力を判定する(ST6)。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
脳活動強度、或いは、脳活動容積で表される特徴脳部位の脳活動量と作業能力との関係性に関する脳活動情報、前記特徴脳部位の脳活動と時間的に同期する連結関係にある連結関係部位の脳活動量から算出される前記特徴脳部位の脳活動との連結性と作業能力との関係性に関する連結性情報のいずれか一方、または、両方を記憶部から取得し、
作業能力を判定する判定対象者の前記特徴脳部位の脳活動量と前記連結関係部位についての前記連結性のいずれか一方、または、両方を取得し、
前記脳活動情報に対する前記判定対象者の前記特徴脳部位の脳活動量、前記連結性情報に対する前記判定対象者の前記連結関係部位における前記連結性のいずれか一方、または、両方を用いて前記判定対象者の作業能力を判定することを特徴とする作業能力の判定方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記判定対象者の作業能力の判定に当たって、前記判定対象者の前記特徴脳部位の脳活動量と前記脳活動情報における前記特徴脳部位の脳活動量との比較、或いは、前記判定対象者の前記連結関係部位における前記連結性と前記連結性情報における連結性との比較に基づいて前記判定対象者の作業能力の高低を判定することを特徴とする請求項1に記載の作業能力の判定方法。
【請求項3】
前記判定対象者の前記特徴脳部位の脳活動量と前記連結関係部位における前記連結性のいずれか一方、または、両方は、脳活動計測装置によって取得されることを特徴とする請求項1に記載の作業能力の判定方法。
【請求項4】
前記脳活動計測装置による前記判定対象者の前記脳活動量と前記連結性のいずれか一方、または、両方の計測は、イメージ提示装置によって前記判定対象者に対して運転のイメージが提示された場合に行われることを特徴とする請求項3に記載の作業能力の判定方法。
【請求項5】
前記特徴脳部位は、下前頭回であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の作業能力の判定方法。
【請求項6】
前記特徴脳部位である下前頭回は、左下前頭回であることを特徴とする請求項5に記載の作業能力の判定方法。
【請求項7】
前記特徴脳部位の前記脳活動と前記連結関係にある前記部位は、左側頭部、左海馬傍回、左上頭頂小葉の少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の作業能力の判定方法。
【請求項8】
脳活動強度、或いは、脳活動容積で表される特徴脳部位の脳活動量と作業能力との関係性に関する脳活動情報、前記特徴脳部位の脳活動と時間的に同期する連結関係にある連結関係部位の脳活動量から算出される前記特徴脳部位の脳活動との連結性と作業能力との関係性に関する連結性情報のいずれか一方、または、両方を記憶する記憶部と、
作業能力を判定する判定対象者の前記特徴脳部位の脳活動量、前記連結関係部位における前記連結性のいずれか一方、または、両方を取得して、前記脳活動情報と前記判定対象者の特徴脳部位の脳活動量との比較、前記連結性情報と前記判定対象者の前記連結関係部位における前記連結性のいずれか一方、または、両方を用いて前記判定対象者の作業能力を判定するコントローラと、
を備えることを特徴とする作業能力判定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、作業能力の判定方法及び作業能力判定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、実車での運転や自動車運転シミュレータを使用することなく、後頭部視覚野等で検出したγ帯域の脳波活動強度を記録し、その最大値と、予め実験により定めた運転能力との関係式により、判定対象者の運転能力を判定する自動車運転能力判定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6472709号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、脳波の周波数帯域活動強度は、例えば、目をつぶる、眠くなるといった判定対象者の内的要因や、音や視覚等による外部からの刺激に基づく外的要因によって、変化する可能性がある。このように脳波の周波数帯域活動強度が運転能力以外の要因でも変化することになると、結果として判定精度は低くなってしまう。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、判定対象者の脳波を用いた能力の判定に当たって精度の高い判定結果を提供することが可能な解作業能力の判定方法及び作業能力判定装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施の形態における作業能力の判定方法は、脳活動強度、或いは、脳活動容積で表される特徴脳部位の脳活動量と作業能力との関係性に関する脳活動情報、特徴脳部位の脳活動と時間的に同期する連結関係にある連結関係部位の脳活動量から算出される特徴脳部位の脳活動との連結性と作業能力との関係性に関する連結性情報を記憶部から取得し、作業能力を判定する判定対象者の特徴脳部位の脳活動量と連結関係部位についての連結性を取得し、脳活動情報に対する判定対象者の特徴脳部位の脳活動量、連結性情報に対する判定対象者の連結関係部位における連結性を用いて判定対象者の作業能力を判定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明はこのような構成を採用したことから、判定対象者の脳波を用いた能力の判定に当たって精度の高い判定結果を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態における作業能力判定装置の内部構成を示すブロック図である。
作業経験の多寡による脳における活動部位を示す模式図である。
特徴脳部位の脳活動と連結関係にある連結関係部位を示す模式図である。
本発明の実施の形態における作業能力判定装置による作業能力の判定の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の形態における作業能力判定装置による作業能力の判定の別の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の形態における作業能力判定装置による作業能力の判定の別の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態における作業能力判定装置1の内部構成を示すブロック図である。作業能力判定装置1は、判定対象者の作業能力の習熟を定量化して判定するために用いられる装置である。作業能力判定装置1は、記憶部11と、コントローラ12と、情報提供部13と、脳活動検出部14と、を備え、各部はバスBを介して情報のやり取りを行う。
(【0011】以降は省略されています)
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