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公開番号
2024175883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093964
出願日
2023-06-07
発明の名称
分散体組成物
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/04 20060101AFI20241212BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、粉体の分散性に優れる分散体組成物、および、べたつきがなく、使用感に優れた当該分散体組成物を含む化粧料を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る分散体組成物は、(A)金属酸化物粉体、(B)アミノ変性シリコーン、(C)イソステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸および乳酸からなる群から選択される1種または2種以上のカルボン酸、および、(D)液状油分を含み、前記(B)成分に対する前記(C)成分の配合質量比[(C)/(B)]が0.01~0.7であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)金属酸化物粉体、
(B)アミノ変性シリコーン、
(C)イソステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸および乳酸からなる群から選択される1種または2種以上のカルボン酸、および
(D)液状油分、
を含有し、
前記(B)成分に対する前記(C)成分の配合質量比[(C)/(B)]が0.01~0.7である、分散体組成物。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記(A)成分に対する前記(B)成分の配合質量比[(B)/(A)]が0.01~0.4である、請求項1に記載の分散体組成物。
【請求項3】
前記(D)成分がシリコーン油を含む、請求項1に記載の分散体組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の分散体組成物を含む乳化組成物。
【請求項5】
水中油型乳化組成物である、請求項4に記載の乳化組成物。
【請求項6】
請求項1に記載の分散体組成物を含む化粧料。
【請求項7】
前記(C)成分の配合量が、化粧料全量に対して0.01~0.8質量%である、請求項6に記載の化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体の分散性に優れ、使用感が良好な分散体組成物および当該分散体組成物を含む化粧料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
紫外線散乱剤や顔料等の粉体は、日焼け止め効果やメークアップ効果を持たせることを目的として化粧料に汎用される。粉体を含む化粧料は、あらかじめ油性成分に粉体を均一に分散させた組成物を得、その後水性成分等を含む化粧料基剤と混合することによって製造されることが多い。
【0003】
粉体を含む化粧料において、粉体の分散状態を良くし、経時安定性を向上する技術として、あらかじめ油性成分に粉体とともに各種分散剤を添加し、ビーズミル等の高い破砕力を有する媒体撹拌ミルで処理することによって分散体組成物を調製し、この分散体組成物を化粧料基剤と混合して製造することが提案されている(特許文献1)。
【0004】
しかしながら、粉体はその母核の粒子径が小さくなるほど基剤と混合する際に凝集しやすいという問題が知られている。また、特許文献1において分散剤として用いられるアミノ変性シリコーンは粉体の分散性を向上する効果に優れるが、配合量が多くなるとべたつきが強くなる傾向があった。
よって、紫外線散乱剤等の粒子径が小さい粉体を均一に分散した分散体組成物を得るために、高濃度のアミノ変性シリコーンを用いるとべたつくなどの使用感が悪くなるという問題が生じていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2012/157694号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、紫外線散乱剤等の粉体の分散性に優れる分散体組成物、および、べたつきがなく、使用感に優れた当該分散体組成物を含む化粧料を提供することを目的とする。
【0007】
発明者等は、前記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、粉体を含む油性成分に、従来より分散剤として用いられるアミノ変性シリコーンと特定のカルボン酸とを併用して添加することにより、粉体の分散状態が良好な分散体組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、
(A)金属酸化物粉体、
(B)アミノ変性シリコーン、
(C)イソステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸および乳酸からなる群から選択される1種または2種以上のカルボン酸、および
(D)液状油分、
を含有し、
前記(B)成分に対する前記(C)成分の配合質量比[(C)/(B)]が0.01~0.7である、分散体組成物を提供する。
さらに、本発明は、前記分散体組成物を含む化粧料を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、上記構成とすることにより、粉体の分散性に優れ、使用感の良好な分散体組成物を得ることができる。本発明によれば、粉体の分散状態を向上するために必要とされるアミノ変性シリコーンの配合量を少なくすることが可能であるので、アミノ変性シリコーンに起因するべたつきを回避することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る分散体組成物は、(A)金属酸化物粉体、(B)アミノ変性シリコーン、(C)特定のカルボン酸、および(D)液状油分を含むことを特徴とする。以下、本発明の組成物を構成する各成分について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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