TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024175232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023092833
出願日2023-06-06
発明の名称電子制御装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20241211BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電子制御装置の筐体を小型化する。
【解決手段】電子制御装置が、プリント基板1を収容する筐体2のケース3を有する。また、筐体2を他部材に固定するブラケット6が設けられている。ブラケット6は、板状の平板部6aと、平板部6aから貫通孔7内に延びる接続部6bと、接続部6bからブラケット6の長手方向に突出し、筐体2の内部側から貫通孔7の孔縁に係り合わされる第1爪部6cおよび第2爪部6dとを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板を収容する筐体を備え、ブラケットを介して他部材に固定される電子制御装置であって、
前記筐体は、前記ブラケットに隣接する壁部を貫通してなる貫通孔を有し、
前記ブラケットは、板状の平板部と、該平板部から前記貫通孔内に延びる接続部と、該接続部から前記ブラケットの長手方向に突出し、前記筐体の内部側から前記貫通孔の孔縁に係り合わされる爪部とを有することを特徴とする電子制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記基板の両面のうち前記ブラケットとは反対側に位置する面に実装された電子部品と、前記ブラケット側に位置する面と前記ブラケットの前記接続部および前記爪部との間に設けられ、前記電子部品から発生する熱を前記ブラケットに伝達する放熱材とをさらに備えることを特徴とする電子制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記貫通孔は、前記筐体の壁部の中央部に形成されており、
前記ブラケットは、前記筐体の壁部の両側部よりも外方へそれぞれ延び、前記壁部とオーバーラップしない第1非オーバーラップ部および第2非オーバーラップ部を有し、
前記第1非オーバーラップ部および前記第2非オーバーラップ部は、前記他部材に前記ブラケットを固定する固定部材が挿入される固定穴をそれぞれ有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記貫通孔は、前記筐体の壁部の中央部に形成されており、
前記ブラケットは、前記筐体の壁部の一方の側部よりも外方へ延び、前記壁部とオーバーラップしない第1非オーバーラップ部を有し、
前記第1非オーバーラップ部は、前記他部材に前記ブラケットを固定する固定部材が挿入される固定穴を有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項5】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記貫通孔は、前記筐体の壁部の1つの角部寄りの位置に形成されており、
前記ブラケットは前記貫通孔を介して前記壁部に取り付けられていることを特徴とする電子制御装置。
【請求項6】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記ブラケットは、前記壁部の1つの角部を横切る向きで前記貫通孔を介して前記壁部に取り付けられていることを特徴とする電子制御装置。
【請求項7】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記筐体は、該筐体からの前記ブラケットの脱落を抑制する脱落抑制部を有し、該脱落抑制部は、前記壁部から立ち上がる立ち上がり部と、該立ち上がり部から前記ブラケット側に突出し、前記ブラケットの前記平板部の両面のうち前記壁部に隣接しない側の面に当接する当接部とを有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項8】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記爪部は、前記ブラケットの長手方向において前記接続部から扇状に延びることを特徴とする電子制御装置。
【請求項9】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記筐体は、前記壁部と対向し、第2貫通孔を有する第2壁部をさらに有し、
前記ブラケットは、前記平板部から折り曲げられた折り曲げ部と、該折り曲げ部から折り曲げられ、前記平板部と対向する第2平板部とをさらに備え、
前記第2平板部は、前記第2壁部の前記第2貫通孔内に延びる第2接続部と、該第2接続部から前記ブラケットの長手方向に突出し、前記筐体の内部側から前記第2壁部の前記第2貫通孔の孔縁に係り合わされる爪部とを有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項10】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記壁部は、前記基板と直交するように延びる前記ブラケットの側壁部であることを特徴とする電子制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子制御装置として、例えば以下の特許文献1に記載された電子制御装置が知られている。
【0003】
特許文献1に記載の電子制御装置は、基板を収容する筐体を有しており、該筐体の側面には、ブラケットを取り付ける一対の爪部が突出形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-60968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の電子制御装置では、一対の爪部が筐体の側面から突出形成されているので、筐体が大型化してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、従来の実情に鑑みて案出されたもので、小型の筐体を有した電子制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、電子制御装置の筐体が、ブラケットに隣接する壁部を貫通してなる貫通孔を有し、ブラケットが、板状の平板部と、平板部から貫通孔内に延びる接続部と、接続部からブラケットの長手方向に突出し、筐体の内部側から貫通孔の孔縁に係り合わされる爪部とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子制御装置の筐体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ブラケットが取り付けられた状態の第1の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
図1の線A-Aに沿って切断した第1の実施形態の電子制御装置およびブラケットの断面図である。
第1の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
(a)はブラケットの平面図、(b)は(a)の線B-Bに沿って切断したブラケットの断面図、(c)は(a)の線C-Cに沿って切断したブラケットの断面図である。
(a)は一方の面側から見たブラケットの斜視図、(b)は他方の面側から見たときのブラケットの斜視図である。
(a)は挿入前のブラケットおよび電子制御装置を示す説明図、(b)はブラケットの挿入工程を示す工程図、(c)はブラケットが取り付けられた状態の電子制御装置を示す説明図である。
第2の実施形態の電子制御装置およびブラケットの断面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第3の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第4の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第5の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
(a)はブラケットが取り付けられた状態の第6の実施形態の電子制御装置を示す平面図、(b)は(a)の矢視方向Bから見たときの第6の実施形態の電子制御装置の側面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第7の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
ブラケットが挿入された直後の第7の実施形態の電子制御装置の平面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第8の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
第8の実施形態の電子制御装置およびブラケットの斜視図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第9の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
図16の線D-Dに沿って切断した第9の実施形態の電子制御装置の概略的な断面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第10の実施形態の電子制御装置の平面図である。
第11の実施形態の電子制御装置およびブラケットの断面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第12の実施形態の電子制御装置の平面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第13の実施形態の電子制御装置の平面図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第14の実施形態の電子制御装置の平面図である。
第14の実施形態の電子制御装置の平面図である。
第14の実施形態のブラケットの斜視図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第15の実施形態の電子制御装置の平面図である。
第15の実施形態のブラケットの斜視図である。
ブラケットが取り付けられた状態の第16の実施形態の電子制御装置の斜視図である。
第16の実施形態のブラケットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る電子制御装置の各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この電子制御装置は、例えば自動車等(エンジンコントロールユニット等)に適用されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
誘導加熱装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
15日前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1日前
シャープ株式会社
電子装置
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
17日前
株式会社明治ゴム化成
磁性体部品
12日前
タニコー株式会社
加熱調理器
1日前
株式会社ルミカ
発光具
15日前
株式会社ルミカ
発光具
15日前
日本特殊陶業株式会社
配線基板
12日前
トキコーポレーション株式会社
疑似負荷装置
1か月前
サクサ株式会社
結束バンドの固定構造
1か月前
三菱電機株式会社
電子機器
2日前
日本特殊陶業株式会社
セラミックヒータ
15日前
三菱電機株式会社
電気機器
9日前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
12日前
株式会社ミクニ
表面実装基板及び電動装置
1か月前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
12日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
8日前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
12日前
株式会社鷺宮製作所
電子装置
12日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
2日前
株式会社アイシン
押圧プレート
8日前
コーセル株式会社
絶縁カバー開閉構造
15日前
DIC株式会社
回路基板
15日前
株式会社村田製作所
実装構造体
1か月前
東京エレクトロン株式会社
基板処理装置
8日前
国立大学法人東海国立大学機構
原子線発生装置
15日前
株式会社ダイヘン
プリント基板の補強構造
15日前
三菱電機モビリティ株式会社
点灯制御装置
23日前
株式会社スポットライフ
調光ガラス制御システム
1か月前
富士電子工業株式会社
誘導加熱コイル及び塗装方法
8日前
イビデン株式会社
配線基板
8日前
東京エレクトロン株式会社
プラズマ処理装置
12日前
続きを見る