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公開番号2024178776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097173
出願日2023-06-13
発明の名称調光ガラス制御システム
出願人株式会社スポットライフ
代理人個人
主分類H05B 47/11 20200101AFI20241218BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】明るさに基づいて調光ガラスのON・OFF制御を行う場合、ユーザーの意図する切替制御を実現すると共に、頻繁な切替制御を防止する。
【解決手段】明るさの計測結果と明るさ閾値とを比較する比較手段と、調光ガラス部が透明な状態であり、かつ、計測結果が明るさ閾値より大の場合、調光ガラス部が不透明に状態変化するべきとの判定を行い、調光ガラス部が不透明な状態であり、かつ、計測結果が明るさ閾値より小の場合、調光ガラス部が透明に状態変化するべきとの判定を行う判定手段と、状態変化するべきとの判定が行われる場合、所定時間の計時を開始するタイマー手段と、タイマー手段による計時終了時点における判定手段による判定結果を調光ガラス部に通知する通知手段と、を有し、タイマー手段が、計時中に、判定手段によって状態変化するべきとの判定が行われるとき、所定時間の計時をリセットする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ON・OFF制御により透明・不透明と状態変化する調光フィルムを板ガラスで挟み込んでなる調光ガラス部と、前記調光ガラス部付近に設置され、前記調光ガラス部付近の明るさを計測するセンサー部と、前記センサー部の計測結果に基づいて、前記調光ガラス部に対しON・OFF制御を行うコントローラー部と、を含む調光ガラス制御システムであって、
前記コントローラー部が、
前記計測結果と前記調光ガラス部の透明・不透明を切り替えるための明るさ閾値とを比較する比較手段と、
前記調光ガラス部が透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より大の場合、前記調光ガラス部が不透明に状態変化するべきとの判定を行い、前記調光ガラス部が不透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より小の場合、前記調光ガラス部が透明に状態変化するべきとの判定を行う判定手段と、
前記状態変化するべきとの判定が行われる場合、所定時間の計時を開始するタイマー手段と、
前記タイマー手段による計時終了時点における前記判定手段による判定結果を前記調光ガラス部に通知する通知手段と、を有し、
前記タイマー手段が、前記計時中に、前記判定手段によって前記状態変化するべきとの判定が行われるとき、前記所定時間の計時をリセットすることを特徴とする調光ガラス制御システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
ON・OFF制御により透明・不透明と状態変化する調光フィルムを板ガラスで挟み込んでなる調光ガラス部と、前記調光ガラス部付近に設置され、前記調光ガラス部付近の明るさを計測するセンサー部と、を含む調光ガラス制御システムにおける、前記センサー部の計測結果に基づいて、前記調光ガラス部に対しON・OFF制御を行うコントローラー部であって、
前記計測結果と前記調光ガラス部の透明・不透明を切り替えるための明るさ閾値とを比較する比較手段と、
前記調光ガラス部が透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より大の場合、前記調光ガラス部が不透明に状態変化するべきとの判定を行い、前記調光ガラス部が不透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より小の場合、前記調光ガラス部が透明に状態変化するべきとの判定を行う判定手段と、
前記状態変化するべきとの判定が行われる場合、所定時間の計時を開始するタイマー手段と、
前記タイマー手段による計時終了時点における前記判定手段による判定結果を前記調光ガラス部に通知する通知手段と、を有し、
前記タイマー手段が、前記計時中に、前記判定手段によって前記状態変化するべきとの判定が行われるとき、前記所定時間の計時をリセットすることを特徴とするコントローラー部。
【請求項3】
ON・OFF制御により透明・不透明と状態変化する調光フィルムを板ガラスで挟み込んでなる調光ガラス部と、前記調光ガラス部付近に設置され、前記調光ガラス部付近の明るさを計測するセンサー部と、前記センサー部の計測結果に基づいて、前記調光ガラス部に対しON・OFF制御を行うコントローラー部と、を含む調光ガラス制御システムにおける調光ガラス制御方法であって、
前記コントローラー部において、
比較手段が、前記計測結果と前記調光ガラス部の透明・不透明を切り替えるための明るさ閾値とを比較するステップと、
判定手段が、前記調光ガラス部が透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より大の場合、前記調光ガラス部が不透明に状態変化するべきとの判定を行い、前記調光ガラス部が不透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より小の場合、前記調光ガラス部が透明に状態変化するべきとの判定を行うステップと、
タイマー手段が、前記状態変化するべきとの判定が行われる場合、所定時間の計時を開始するステップと、
通知手段が、前記タイマー手段による計時終了時点における前記判定手段による判定結果を前記調光ガラス部に通知するステップと、を含み、
前記タイマー手段が、前記計時中に、前記判定手段によって前記状態変化するべきとの判定が行われるとき、前記所定時間の計時をリセットすることを特徴とする調光ガラス制御方法。
【請求項4】
ON・OFF制御により透明・不透明と状態変化する調光フィルムを板ガラスで挟み込んでなる調光ガラス部と、前記調光ガラス部付近に設置され、前記調光ガラス部付近の明るさを計測するセンサー部と、を含む調光ガラス制御システムにおける、前記センサー部の計測結果に基づいて、前記調光ガラス部に対しON・OFF制御を行うコントローラー部において行われる制御方法であって、
比較手段が、前記計測結果と前記調光ガラス部の透明・不透明を切り替えるための明るさ閾値とを比較するステップと、
判定手段が、前記調光ガラス部が透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より大の場合、前記調光ガラス部が不透明に状態変化するべきとの判定を行い、前記調光ガラス部が不透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より小の場合、前記調光ガラス部が透明に状態変化するべきとの判定を行うステップと、
タイマー手段が、前記状態変化するべきとの判定が行われる場合、所定時間の計時を開始するステップと、
通知手段が、前記タイマー手段による計時終了時点における前記判定手段による判定結果を前記調光ガラス部に通知するステップと、を含み、
前記タイマー手段が、前記計時中に、前記判定手段によって前記状態変化するべきとの判定が行われるとき、前記所定時間の計時をリセットすることを特徴とする制御方法。
【請求項5】
コンピューターに、請求項4に記載の方法を実行させるための制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
調光ガラスの透明・不透明の制御を行う技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
建物に設置される透明なガラスや窓は、内外部問わず見通しが良く、室内を広く感じさせてくれる。一方、人には他人に見られたくないというニーズがあり、透明なガラスや窓では、プライバシーが保護されないと感じさせられる場面もある。他方、カーテンやブラインドは、透明なガラスや窓の長所を承継し、その短所も解決している。
しかし、そのカーテンやブラインドであっても、設置場所を取ってしまいデッドスペースを生んでしまう、開閉の操作が面倒である等の短所もある。
【0003】
その様な背景下、ON・OFF制御により透明・不透明となり、ガラスや窓と共に利用可能な調光フィルム(調光ガラス)が開発されている。例えば、特許文献1では、建物内に存在する複数のセンサから得られるセンサ情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記センサ情報に基づいて、前記建物の一部の開口部に設置された調光フィルムの透過率を制御する制御部と、を備える調光制御装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-136006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術においては、室外の明るさに基づいて、窓ガラスの透明・不透明を変化させる場合、人などの通過による光の遮断や自動車のライトなどの特殊要因による明るさの変化に基づく意図しない切替動作が起こってしまうという問題点があった。加えて、上記の従来技術においては、そのような切替動作が頻繁に起こり、関連機器の短寿命化を招いてしまうという問題点もあった。
【0006】
そこで本発明では、上記問題点を鑑み、明るさに基づいて調光ガラスのON・OFF制御を行う場合、ユーザーの意図する切替制御を実現すると共に、頻繁な切替制御に伴う関連機器の短寿命化を防止する調光ガラス制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示する調光ガラス制御システムの一形態は、ON・OFF制御により透明・不透明と状態変化する調光フィルムを板ガラスで挟み込んでなる調光ガラス部と、前記調光ガラス部付近に設置され、前記調光ガラス部付近の明るさを計測するセンサー部と、前記センサー部の計測結果に基づいて、前記調光ガラス部に対しON・OFF制御を行うコントローラー部と、を含む調光ガラス制御システムであって、前記コントローラー部が、前記計測結果と前記調光ガラス部の透明・不透明を切り替えるための明るさ閾値とを比較する比較手段と、前記調光ガラス部が透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より大の場合、前記調光ガラス部が不透明に状態変化するべきとの判定を行い、前記調光ガラス部が不透明な状態であり、かつ、前記計測結果が前記明るさ閾値より小の場合、前記調光ガラス部が透明に状態変化するべきとの判定を行う判定手段と、前記状態変化するべきとの判定が行われる場合、所定時間の計時を開始するタイマー手段と、前記タイマー手段による計時終了時点における前記判定手段による判定結果を前記調光ガラス部に通知する通知手段と、を有し、前記タイマー手段が、前記計時中に、前記判定手段によって前記状態変化するべきとの判定が行われるとき、前記所定時間の計時をリセットすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
開示する調光ガラス制御システムは、明るさに基づいて調光ガラスのON・OFF制御を行う場合、ユーザーの意図する切替制御を実現すると共に、頻繁な切替制御に伴う関連機器の短寿命化を防止する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る調光ガラス制御システムの全体概要を説明する図である。
本実施の形態に係る調光ガラス部の概要を説明する図である。
本実施の形態に係るセンサー部の概要を説明する図である。
本実施の形態に係る調光ガラス制御システムの機能ブロック図である。
本実施の形態に係る調光ガラス制御システムの動作概要を説明するための図である。
本実施の形態に係る判定手段、タイマー手段及び通知手段の処理を説明するための図である。
本実施の形態に係る判定手段、タイマー手段及び通知手段の処理を説明するための図である。
本実施の形態に係る判定手段、タイマー手段及び通知手段の処理を説明するための図である。
本実施の形態に係る判定手段、タイマー手段及び通知手段の処理を説明するための図である。
本実施の形態に係るコントローラー部のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る調光ガラス制御システムによる処理例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る調光ガラス制御システムの動作原理)
(【0011】以降は省略されています)

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