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公開番号
2024173334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091688
出願日
2023-06-02
発明の名称
検出装置およびその製造方法
出願人
太陽誘電株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
27/00 20060101AFI20241205BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検出感度を向上させることが可能な検出装置を提供する。
【解決手段】検出装置は、導電層と、前記導電層上に設けられた絶縁層12と、前記絶縁層上に設けられたグラフェン膜14と、前記グラフェン膜に電気的に接続されたソース電極20およびドレイン電極22と、前記グラフェン膜上に設けられ、金属、金属酸化物または金属と金属酸化物との混合物からなるナノ粒子が集合した複数の集合体16と、を備え、前記複数の集合体の間の複数の領域18において、前記グラフェン膜が露出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
導電層と、
前記導電層上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層上に設けられたグラフェン膜と、
前記グラフェン膜に電気的に接続されたソース電極およびドレイン電極と、
前記グラフェン膜上に設けられ、金属、金属酸化物、または金属と金属酸化物との混合物からなるナノ粒子が集合した複数の集合体と、
を備え、
前記複数の集合体の間の複数の領域において、前記グラフェン膜が露出する検出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域と前記複数の集合体とが接する線の長さは同じ単位系における前記少なくとも1つの領域の平面面積の10倍以上である請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記グラフェン膜における前記複数の集合体の被覆率は3%以上かつ90%以下である請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記ソース電極と前記ドレイン電極との間における前記グラフェン膜の前記ソース電極と前記ドレイン電極との配列方向における幅は5μm以下である請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項5】
前記ソース電極と前記ドレイン電極との間における前記グラフェン膜の前記配列方向に直交する方向における幅は5μm以下である請求項4に記載の検出装置。
【請求項6】
前記ソース電極と前記ドレイン電極との間における前記グラフェン膜の前記ソース電極と前記ドレイン電極との配列方向における幅は200nm以下である請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項7】
前記ソース電極と前記ドレイン電極との間における前記グラフェン膜の前記配列方向に直交する方向における幅は200nm以下である請求項6に記載の検出装置。
【請求項8】
前記ナノ粒子は、錫、錫酸化物、または錫と錫酸化物との混合物からなる請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項9】
前記ソース電極に対し前記導電層に加える電圧を変化させたときに前記ソース電極と前記ドレイン電極との間を流れる電流が極小となる電圧値をCNPとしたとき、基準気体中のCNPの値と検出気体中のCNPの値との差に基づき、前記検出気体中の特定の分子を検出する検出器を備える請求項1または2に記載の検出装置。
【請求項10】
導電層と、前記導電層上に設けられた絶縁層と、前記絶縁層上に設けられたグラフェン膜と、前記グラフェン膜に電気的に接続されたソース電極およびドレイン電極と、を備えるトランジスタを準備し、
前記グラフェン膜の表面に敷き詰められた金属ナノ粒子を形成し、
前記金属ナノ粒子を熱処理することで、金属、金属酸化物、または金属と金属酸化物との混合物からなるナノ粒子が集合した集合体を形成し、前記集合体の間において前記グラフェン膜を露出させる検出装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検出装置およびその製造方法に関し、例えばグラフェン膜を有する検出装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
チャネル上に絶縁層を介し、ナノ粒子が堆積されたグラフェン膜を設けて、チャネルに接触するソース電極とドレイン電極との間を流れる電流に基づき、検出気体中の特定の分子を検出することが知られている(例えば特許文献1)。グラフェン膜に接触するソース電極とドレイン電極との間を流れる電流に基づき、検出気体中の特定の分子を検出することが知られている(例えば特許文献2)。SnO
2
ナノ粒子が設けられたグラフェン膜を用いて検出気体中の特定の分子を検出することが知られている(例えば非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/002854号
特開2018-163146号公報
【非特許文献】
【0004】
Z. Zhang et al. “Hydrogen gas sensor based on metal oxide nanoparticles decorated graphene transistor”, Nanoscale, 2015, 7, 10078-10084
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1および非特許文献1では、グラフェン膜にナノ粒子を設けることで、検出感度が向上することが記載されている。しかしながら、検出感度は十分ではない。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、検出感度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、導電層と、前記導電層上に設けられた絶縁層と、前記絶縁層上に設けられたグラフェン膜と、前記グラフェン膜に電気的に接続されたソース電極およびドレイン電極と、前記グラフェン膜上に設けられ、金属、金属酸化物、または金属と金属酸化物との混合物からなるナノ粒子が集合した複数の集合体と、を備え、前記複数の集合体の間の複数の領域において、前記グラフェン膜が露出する検出装置である。
【0008】
上記構成において、前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域と前記複数の集合体とが接する線の長さは同じ単位系における前記少なくとも1つの領域の平面面積の10倍以上である構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記グラフェン膜における前記複数の集合体の被覆率は3%以上かつ90%以下である構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間における前記グラフェン膜の前記ソース電極と前記ドレイン電極との配列方向における幅は5μm以下である構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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