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公開番号
2024172768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090723
出願日
2023-06-01
発明の名称
プローブ
出願人
株式会社日本マイクロニクス
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
1/06 20060101AFI20241205BHJP(測定;試験)
要約
【課題】コーナ部が円弧形状とされた開口部を備えるガイドプレートを用いる場合でも正確に位置決めすることが可能なプローブを提供する。
【解決手段】長尺形状を有するフット部1と、フット部1の一端に連結され、第1の方向に延在し、第1の板厚t1を有する平板形状の支持部材2と、一端が支持部材2に連結され、フット部1の長手方向に向けて延在するアーム部材3と、アーム部材3の他端に連結され、第1の方向に延在し、第1の板厚t1を有する平板形状の先端部材4と、先端部材4から第1の方向に向けて突起する接触部6を備える。支持部材2の外辺部、及び先端部材4の外辺部に、第1の方向に沿って第1の板厚よりも幅狭の突起部5A、5Bが形成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺形状を有するフット部と、
前記フット部の一端に連結され、第1の方向に延在し、第1の板厚を有する平板形状の支持部材と、
一端が前記支持部材に連結され、前記フット部の長手方向に向けて延在するアーム部材と、
前記アーム部材の他端に連結され、前記第1の方向に延在し、前記第1の板厚を有する平板形状の先端部材と、
前記先端部材から前記第1の方向に向けて突起する接触部と、
を備え、
前記支持部材の外辺部、及び前記先端部材の外辺部に、前記第1の方向に沿って前記第1の板厚よりも幅狭の突起部が形成されている
プローブ。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記接触部の厚さ方向の中心は、前記突起部の厚さ方向の中心と一致している
請求項1に記載のプローブ。
【請求項3】
前記突起部は、前記接触部と同一の材質で形成されている
請求項1または2に記載のプローブ。
【請求項4】
前記先端部材に形成される突起部は、前記接触部と連結している
請求項3に記載のプローブ。
【請求項5】
前記突起部は、前記第1の方向に向けて断続的に形成されている
請求項1または2に記載のプローブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気的接続装置に用いるプローブに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
集積回路などの被検査体の検査に、被検査体に接触させるプローブを有する電気的接続装置が用いられている。電気的接続装置を用いた検査では、プローブの一方の端部を被検査体の電極端子に接触させる。プローブの他方の端部は、電気的接続装置の回路基板に配置された接続端子と電気的に接続される。接続端子は、テスタなどの検査装置と電気的に接続されている。プローブを介して、被検査体と検査装置との間で信号を送受信することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
プローブは、プローブ固定用の固定治具を用いて既定の位置に収納する。固定治具は、それぞれ長方形状の開口部が形成された平板形状の第1ガイドプレート、及び第2ガイドプレートを備えている。
【0004】
第1ガイドプレート及び第2ガイドプレートは、初期状態において開口部が一致するように積層して配置されている。開口部は、プローブの断面よりも、若干大きいサイズとされている。
【0005】
このため、初期状態においては開口部内にプローブを容易に挿入することができる。開口部内にプローブを挿入した後に、第1ガイドプレートを面方向にスライドさせる。詳細には、第1ガイドプレートを長方形状をなす開口部の長辺方向、及び短辺方向に若干距離だけスライドさせる。各開口部の内面により、プローブの4つの面を拘束し、プローブを所望の位置に固定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-63782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上述した第1ガイドプレート、及び第2ガイドプレートに形成される開口部は、コーナ部が直角ではなく円弧形状に形成されている。即ち、各ガイドプレートの製造時において、開口部のコーナ部を直角に形成することが難しく、余儀なく円弧形状となってしまう。
【0008】
このため、第1ガイドプレートをスライドさせた場合に、プローブの4つの面を開口部の内面に正確に接触させて拘束することが難しく、プローブを正確に位置決めすることができないという問題があった。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、コーナ部が円弧形状とされた開口部を備えるガイドプレートを用いる場合でも、正確に位置決めすることが可能なプローブを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様に係るプローブは、長尺形状を有するフット部と、前記フット部の一端に連結され、第1の方向に延在し、第1の板厚を有する平板形状の支持部材と、一端が前記支持部材に連結され、前記フット部の長手方向に向けて延在するアーム部材と、前記アーム部材の他端に連結され、前記第1の方向に延在し、前記第1の板厚を有する平板形状の先端部材と、前記先端部材から前記第1の方向に向けて突起する接触部と、を備え、前記支持部材の外辺部、及び前記先端部材の外辺部に、前記第1の方向に沿って前記第1の板厚よりも幅狭の突起部が形成されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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