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公開番号
2024172452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090181
出願日
2023-05-31
発明の名称
中子除去装置
出願人
株式会社五十鈴製作所
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B22D
29/00 20060101AFI20241205BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】被打撃物に打撃力を効果的に作用させること。
【解決手段】ハンマチゼル168の打撃部168bに凹部167を設ける。これにより、打撃部168bによって、押し湯部90a,90a,90a,90aを打撃する際に、打撃部168bと押し湯部90a,90a,90a,90aとの間で滑りが発生することを良好に抑制することができる。この結果、ハンマチゼル168を介した打撃力を押し湯部90a,90a,90a,90aに効果的に作用させることができる。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
被打撃物を打撃する打撃装置であって、
中空部を有する本体部と、
前記中空部の延在方向に摺動可能に該中空部に配置されたピストンと、
長手方向の一端に凹部を有すると共に、前記ピストンの摺動に基づき前記長手方向に摺動可能なよう少なくとも一部が前記中空部に配置されたチゼルと、
を備える打撃装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記チゼルは、雄ネジを有する軸部と、前記雄ネジにネジ係合可能な第1雌ネジを有する打撃部と、前記雄ネジにネジ係合可能な第2雌ネジを有する緩み防止ナットと、を有しており、
前記第1雌ネジは、開口部に第1テーパー面を有しており、
前記緩み防止ナットは、軸線方向の一方側に向かって突出する突出部と、前記緩み防止ナットを径方向および前記軸線方向に貫通する一条のスリットと、を有しており、
前記突出部は、前記第1テーパー面に当接可能な第2テーパー面を有しており、
前記第2テーパー面は、前記第1テーパー面の内径以上の外径を有している
請求項1に記載の打撃装置。
【請求項3】
中子を有する鋳造成形体から前記中子を除去する中子除去装置であって、
請求項1または2に記載の打撃装置を備え、
前記チゼルの前記長手方向の一端によって前記鋳造成形体を打撃することにより、前記鋳造成形体から前記中子を除去する
中子除去装置。
【請求項4】
前記チゼルの異常を検知可能な検知部をさらに備える
請求項3に記載の中子除去装置。
【請求項5】
前記検知部は、基台と、第1状態と第2状態との間で揺動可能に前記基台に支持された揺動体と、前記基台と前記揺動体とに接続されたバネと、前記揺動体の揺動を検出可能な揺動検出部と、を有しており、
前記揺動体は、前記チゼルが当接可能な第1当接部を有しており、
前記バネは、前記揺動体を前記第1状態に維持可能であると共に前記第2状態にある前記揺動体を前記第1状態に復帰可能なバネ力を有している
請求項4に記載の中子除去装置。
【請求項6】
前記第1当接部は、前記チゼルが進入可能な貫通孔を有している
請求項5に記載の中子除去装置。
【請求項7】
ロボットアームを有するロボットをさらに備え、
前記打撃装置は、前記ロボットアームに固定されている
請求項3に記載の中子除去装置。
【請求項8】
前記鋳造成形体は、前記チゼルの前記長手方向の一端が当接可能な第2当接部を有しており、
前記第2当接部は、押し湯である
請求項3に記載の中子除去装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被打撃物を打撃する打撃装置およびこれを備える中子除去装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開平7-314125号公報(特許文献1)には、中空部を有する本体部と、当該中空部の延在方向に摺動可能に当該中空部に配置されたピストンと、中空部の延在方向に摺動可能に当該中空部内に少なくとも一部が配置されたチゼルと、本体部とチゼルとを連結するチゼルスプリングと、を備える打撃装置が記載されている。
【0003】
当該打撃装置は、中空部に供給される加圧エアによってピストンを押圧すると共に、押圧された当該ピストンの押圧力を利用してチゼルを押し出すことで、当該チゼルを介して被打撃物に打撃を与える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-314125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、チゼルと、被打撃物のチゼルが当接する当接部と、が面接触可能な場合には、チゼルからの打撃力が被打撃物に効果的に作用するが、チゼルと当接部とが面接触困難な場合、例えば、当接部に凸部が存在する場合などでは、打撃の際に、チゼルと当接部との間で滑りが生じるなどして、チゼルの打撃力が被打撃物に効果的に作用しない場合が生じる。上述した公報に記載の打撃装置は、この点について何ら言及がなく、打撃力を効果的に作用させるという点において、なお改良の余地がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、打撃力の効果的な作用に資する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の中子除去装置は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0008】
本発明に係る打撃装置の好ましい形態によれば、被打撃物を打撃する打撃装置が構成される。当該打撃装置は、中空部を有する本体部と、当該中空部の延在方向に摺動可能に当該中空部に配置されたピストンと、長手方向の一端に凹部を有するチゼルと、を備えている。そして、チゼルは、ピストンの摺動に基づき長手方向に摺動可能なように少なくとも一部が中空部に配置されている。
【0009】
本発明によれば、チゼルが、当該チゼルの長手方向の一端、即ち、被打撃部に当接可能な端部に、凹部を有するため、被打撃物のチゼルが当接する部分に凸部が存在するような場合であっても、チゼルが被打撃部を打撃する際に、凹部が凸部に係合して、チゼルと被打撃部との間で滑りが発生することを抑制することができる。これにより、チゼルの打撃力を被打撃物に効果的に作用させることができる。
【0010】
本発明に係る打撃装置の更なる形態によれば、チゼルは、雄ネジを有する軸部と、雄ネジにネジ係合可能な第1雌ネジを有する打撃部と、雄ネジにネジ係合可能な第2雌ネジを有する緩み防止ナットと、を有している。第1雌ネジは、開口部に第1テーパー面を有している。緩み防止ナットは、軸線方向の一方側に向かって突出する突出部と、緩み防止ナットを径方向および軸線方向に貫通する一条のスリットと、を有している。突出部は、第1テーパー面に当接可能な第2テーパー面を有している。そして、第2テーパー面は、第1テーパー面の内径以上の外径を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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