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公開番号2024171363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088316
出願日2023-05-30
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人KEYes株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E05B 41/00 20060101AFI20241205BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】電子錠を用いた管理の利便性を向上させる。
【解決手段】本願に係る情報処理システムは、外部からの指示に応じて施解錠を実行する携帯可能な電子錠を含む情報処理システムであって、前記電子錠の状況を示す状況情報を取得する取得部と、前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記電子錠の施解錠状態の登録に関する登録条件を満たす場合、前記電子錠の施解錠状態を示す情報を登録する登録処理を実行する登録部と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
外部からの指示に応じて施解錠を実行する携帯可能な電子錠を含む情報処理システムであって、
前記電子錠の状況を示す状況情報を取得する取得部と、
前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記電子錠の施解錠状態の登録に関する登録条件を満たす場合、前記電子錠の施解錠状態を示す情報を登録する登録処理を実行する登録部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
ユーザが携帯する携帯端末との近距離無線通信により施解錠可能な前記電子錠と、前記携帯端末とを含む情報処理システムであって、
前記取得部は、
前記電子錠と前記携帯端末との通信可否を示す前記状況情報を取得し、
前記登録部は、
前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記携帯端末と通信可能であることを含む前記登録条件を満たす場合、前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記取得部は、
前記携帯端末が前記電子錠の施解錠を指示したことを示す指示情報を取得し、
前記登録部は、
前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記登録条件を満たす場合、前記携帯端末が前記電子錠に指示した施解錠状態を示す情報を登録する前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記取得部は、
前記電子錠の配置予定位置である第１位置を示す配置情報を取得し、
前記登録部は、
前記携帯端末が前記電子錠の施解錠を指示した際の前記携帯端末の位置である第２位置、及び前記電子錠の位置である第３位置のうち少なくとも１つが、前記配置情報が示す前記第１位置と所定の位置関係があることを含む前記登録条件を満たす場合、前記携帯端末が前記電子錠に指示した施解錠状態を示す情報を登録する前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項３に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記登録部は、
前記第２位置及び前記第３位置のうち少なくとも１つが、前記配置情報が示す前記第１位置から所定の範囲内であることを含む前記登録条件を満たす場合、前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項４に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記登録部は、
前記登録条件を満たした状態で前記ユーザによる前記携帯端末に対する前記施解錠の実行を指示する操作が行われた場合、前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項３～５のいずれか１つに記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記取得部は、
センサにより検知されたセンサ情報を前記電子錠の状況を示す前記状況情報として取得し、
前記登録部は、
前記センサにより検知された前記センサ情報が示す前記電子錠の状況が前記登録条件を満たす場合、前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項８】
前記取得部は、
画像センサにより検知された画像情報を前記電子錠の状況を示す前記状況情報として取得し、
前記登録部は、
前記画像センサにより検知された前記画像情報が示す前記電子錠の状況が前記登録条件を満たす場合、前記登録処理を実行する
ことを特徴とする請求項７に記載の情報処理システム。
【請求項９】
外部からの指示に応じて施解錠を実行する携帯可能な電子錠の状況を示す状況情報を取得する取得工程と、
前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記電子錠の施解錠状態の登録に関する登録条件を満たす場合、前記電子錠の施解錠状態を示す情報を登録する登録処理を実行する登録工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項１０】
外部からの指示に応じて施解錠を実行する携帯可能な電子錠の状況を示す状況情報を取得する取得手順と、
前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記電子錠の施解錠状態の登録に関する登録条件を満たす場合、前記電子錠の施解錠状態を示す情報を登録する登録処理を実行する登録手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、近距離無線通信等の通信機能により施解錠可能な電子錠が知られている。例えば、電子錠の近傍に位置するユーザ端末との間の近距離無線通信により施解錠が行われる電子錠に関する技術が提供されている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６９７１００２号公報
特開２０１９－０５３５２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述の従来技術は、工業用機械の作業の開始や終了等の作業ステータスを含む作業状況情報を記憶するが、情報の収集の点については改善の余地がある。例えば、上記の従来技術では、工業用機械のステータスの情報は収集可能であるものの、電子錠の情報収集の点については考慮されておらず改善の余地がある。そのため、電子錠の情報を適切に収集することで電子錠の状態を容易に確認可能にし、電子錠を用いた管理の利便性を向上させることが望まれている。
【０００５】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電子錠を用いた管理の利便性を向上させる情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願に係る情報処理システムは、外部からの指示に応じて施解錠を実行する携帯可能な電子錠を含む情報処理システムであって、前記電子錠の状況を示す状況情報を取得する取得部と、前記状況情報が示す前記電子錠の状況が前記電子錠の施解錠状態の登録に関する登録条件を満たす場合、前記電子錠の施解錠状態を示す情報を登録する登録処理を実行する登録部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
実施形態の一態様によれば、電子錠を用いた管理の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図２は、実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係るユーザ端末の構成例を示す図である。
図４は、実施形態に係る登録情報記憶部の一例を示す図である。
図５は、実施形態に係る電子錠の構成例を示す図である。
図６は、実施形態に係る解錠時の処理の一例を示す図である。
図７は、実施形態に係る施錠時の処理の一例を示す図である。
図８は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本願に係る情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態（以下、「実施形態」と呼ぶ）について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号及び名称が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
【００１０】
＜１．実施形態＞
まず、実施形態に係る情報処理システム１の構成について説明した後、情報処理システム１が実行する処理の例について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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