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公開番号
2024140310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051396
出願日
2023-03-28
発明の名称
車両用ドアハンドル装置
出願人
株式会社ユーシン
代理人
個人
主分類
E05B
85/12 20140101AFI20241003BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】操作レバーの大型化を抑制しつつ操作性を向上する。
【解決手段】車両用ドアハンドル装置10では、操作レバー30及びワイヤレバー34がベース20に回動可能に連結されている。ワイヤレバー34には、ラッチ機構52に連結されたワイヤ38の一端部が連結されている。操作レバー30が初期位置から回動方向一方側へ操作されると、ワイヤレバー34が操作レバー30の回動に連動して回動(作動)する。ここで、ワイヤレバー34が、操作レバー30から入力される操作量を増幅してワイヤ38を引っ張る。このため、車両用ドアハンドル装置10の操作性を向上するために操作レバー30に対する操作量を小さくしても、ワイヤレバー34によってワイヤ38のラッチ機構52に対する引張量(作動量)を確保することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用ドアに設けられたベースと、
前記ベースに回動可能に連結された操作レバーと、
前記ベースに設けられ、前記操作レバーの回動に連動する連動部材と、
前記連動部材とラッチ機構とを連結し、前記連動部材が作動することで前記ラッチ機構を引っ張ってラッチ状態からラッチ解除状態に切替えるワイヤと、
を備え、
前記連動部材は、前記操作レバーから入力される操作量を増幅して前記ワイヤを引っ張る車両用ドアハンドル装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記操作レバーは前記車両用ドアの上下方向を軸方向として前記ベースに回動可能に連結され、
前記連動部材は、前記操作レバーに対して前記車両用ドアの前後方向の一方側に配置され、
前記車両用ドアの厚み方向において、前記連動部材が、前記操作レバーと重なる位置に配置されている請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項3】
前記連動部材の全体が、前記操作レバーの前記厚み方向の寸法範囲内に配置されている請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項4】
前記連動部材は、前記厚み方向を軸方向として前記ベースに回動可能に連結されると共に、前記操作レバーからの操作力が入力される入力部と、前記ワイヤが連結されるワイヤ連結部と、を有しており、
前記厚み方向から見て、前記連動部材の回動軸線と前記入力部との間の距離が、前記回動軸線と前記ワイヤ連結部との間の距離よりも短い請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項5】
前記操作レバーは、前記入力部と当接可能に構成されたカム部を有しており、
前記操作レバーの回動時に前記カム部が前記入力部に当接し前記入力部が前記カム部を摺動することで、前記連動部材が作動する請求項4に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項6】
前記操作レバーと前記連動部材との間には、前記前後方向に移動可能に構成された中継部材が設けられており、
前記中継部材が前記操作レバーの回動に連動して移動することで、前記中継部材から前記入力部に前記操作力が入力されて前記連動部材が作動する請求項4に記載の車両用ドアハンドル装置。
【請求項7】
前記中継部材の全体が前記操作レバーの前記厚み方向の寸法範囲内に配置されている請求項6に記載の車両用ドアハンドル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドアハンドル装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の車両のインサイドハンドル装置(車両用ドアハンドル装置)では、操作ハンドル(操作レバー)を初期回転位置から回動させることで、操作力が、操作ハンドルに連結されたケーブル(ワイヤ)を介してドアロック装置のラッチ制御部に伝達されて、ラッチに対する解除動作が行われる。具体的には、ケーブルが、操作ハンドルの回転軸に対して偏心した位置で操作ハンドルに連結されており、操作ハンドルの回転時にケーブルがドアロック装置を引っ張ることで、操作ハンドルの操作力がラッチ制御部に伝達される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6131103号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記車両のインサイドハンドル装置において、例えば、操作ハンドルの操作量を小さくすることで、操作ハンドルの操作性を向上することができる。しかしながら、操作ハンドルの操作量を小さくすると、ケーブルのドアロック装置に対する引張量(作動量)を十分に確保することができなくなる可能性がある。一方、操作ハンドルにおいて、回転軸と、ケーブルと連結される部分と、の間の距離を長くすることで、ケーブルにおける十分な引張量(作動量)を確保することができる。しかしながら、この場合には、操作ハンドルが大型化するという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、操作レバーの大型化を抑制しつつ操作性を向上することができる車両用ドアハンドル装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、車両用ドアに設けられたベースと、前記ベースに回動可能に連結された操作レバーと、前記ベースに設けられ、前記操作レバーの回動に連動する連動部材と、前記連動部材とラッチ機構とを連結し、前記連動部材が作動することで前記ラッチ機構を引っ張ってラッチ状態からラッチ解除状態に切替えるワイヤと、を備え、前記連動部材は、前記操作レバーから入力される操作量を増幅して前記ワイヤを引っ張る車両用ドアハンドル装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、操作レバーの大型化を抑制しつつ操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る車両用ドアハンドル装置が適用された車両を模式的に示す車幅方向外側から見た側面図である。
図1に示される車両のサイドドアの車室内側から見た側面図である。
図2に示される車両用ドアハンドル装置を拡大して示す拡大図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車幅方向外側から見た側面図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車幅方向内側斜め後方側から見た分解斜視図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車幅方向外側斜め後方側から見た分解斜視図である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車両上側から見た断面図(図3の7-7線断面図)である。
図3に示される車両用ドアハンドル装置の車両後側から見た断面図(図3の8-8線断面図)である。
第2実施形態に係る車両用ドアハンドル装置を模式的に示す車幅方向内側から見た側面図である。
図9に示される車両用ドアハンドル装置の車両上側から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、図1~図8を用いて、第1実施形態に係る車両用ドアハンドル装置10について説明する。図1及び図2に示されるように、車両用ドアハンドル装置10は、車両(自動車)Vにおける車両用ドアとしてのサイドドア50に設けられており、サイドドア50は、車両Vの車幅方向両側部にそれぞれ配置されている。なお、図面において適宜示される矢印UP、矢印FR、矢印INは、それぞれ車両Vの車両上側、車両前側、車幅方向内側(車室内側)を示している。以下の説明において、上下、前後の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両上下方向、車両前後方向を示すものとする。
【0010】
以下、車両Vの右側部に設けられたサイドドア50を用いて、車両用ドアハンドル装置10について説明する。サイドドア50では、その前端部が、図示しないヒンジ機構によって上下方向を軸方向として車両Vの車体に回動可能に連結されており、サイドドア50の開閉時には、サイドドア50が前端部を中心として回動される。そして、サイドドア50の閉状態において、サイドドア50の厚み方向が車幅方向と一致し、サイドドア50の前後方向が車両Vの前後方向と一致している。
(【0011】以降は省略されています)
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