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公開番号2024170502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-10
出願番号2024151249,2023063981
出願日2024-09-03,2017-08-08
発明の名称センサ及び電子機器等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類H04N 23/50 20230101AFI20241203BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 コンパクトな構成でセンサの周囲の360度方向の平面内における物体の移動を検知するセンサを提供すること
【解決手段】
特定方向に電波を出力し、出力した電波の反射波に基づき物体の移動を検知するセンサモジュール50と、出力された電波を、センサを中心とする平面の360度方向に向けて放射するアンテナ51を備える。アンテナは、電波を2方向に振り分ける円錐型の反射体68、特定方向に進む電波を透過させるスリット69と、2方向に振り分けられた電波を放射する開口部70と、開口部から放射される電波の角度を調整する第一フィン71,第二フィン72を備える。上下に設けた遮断プレート66により、垂直方向がつぶされ、水平方向に放射される電波の利得が上がる。
【選択図】 図15


特許請求の範囲【請求項1】
車両に取り付けた状態で、半天球以上の範囲を撮影する撮影手段を備え、
前記撮影手段は、前記車両の前後方向を撮影した画像が、長方形の撮影領域を有する撮像素子の長辺に沿った方向に結像するようにし、
前記撮影手段のレンズを通った光が結像するイメージサークルが、前記撮像素子の短辺方向の前記イメージサークルの周縁部分が前記撮像素子の一対の長辺の外側に位置するようにした電子機器。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記撮影手段は、前記イメージサークルが、前記撮像素子の長辺方向ではその全体が前記撮像素子の撮影領域に入るようにした請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記車両の前後方向の画像は全て前記撮像素子の撮影領域に入り、前記車両の左右方向の画像の一部は、前記撮像素子の撮影領域外になる請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記撮影手段が、前記車両に取り付けた状態で斜め上方向を撮影範囲に含むように構成され、
前記車両の左右方向の斜め上方向のエリアの少なくても一部が前記撮像素子の一対の長辺の外側に位置前記撮像素子の撮影領域外になるように構成する請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記撮像素子は、アスペクト比が3:2である請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記レンズは、垂直方向で240度または220度を撮影可能とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記撮影手段は、
前記車両の車室内の前方であって、その車両の左右方向の中央に取り付けた状態では運転席と助手席に座った人の顔が撮影エリアに入り、
助手席側に取り付けた状態では助手席に座った人の顔が撮影エリアに入り、運転席に座った人の顔は撮影エリア外になり、
運転席側に取り付けた状態では運転席に座った人の顔が撮影エリアに入り、助手席に座った人の顔は撮影エリア外になる
請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記撮像素子は、4Kまたは8Kの高解像度センサである請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばセンサ及び電子機器等に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、駐車時等においても動作するドライブレコーダーが開示されている。このドライブレコーダーは、例えば段落[0039]に、「……カメラは、通常、車両の前方を撮影するように配置されるが、この機能を用いる場合には、例えば、車内を撮影できるようにカメラを車内側に向けて配置する。また、外部にバッテリー等の電源供給手段を設け、この電源供給手段からドライブレコーダーを動作させるために必要な電力をドライブレコーダーに対して供給することにより、駐車時等の車両の電源がOFFの状態でも、ドライブレコーダーを継続的に動作させ、車内の状態を記録することができる。これにより、……例えば、駐車時に不審者が車内に侵入した際でも、車内を監視することができる」ことが記載され、例えば、段落[0069]に、上記の駐車時に動作する機能のため「例えば、加速度センサに加えて動体を検出するための動体センサを設け、車両やドライブレコーダーに対する衝撃を検出して映像及び音声を記録すると共に、車内を移動する人物等を検出して映像及び音声を記録してもよい。」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-102800
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の動体を検出するセンサの検知範囲は、例えば車室内などの特定方向を向いた比較的狭い範囲となっている。従って、例えば、センサを基準に平面の全周囲の検知範囲内における物体の移動等を検知したいという要求には対応できない。また、係る全周囲の検知範囲に対する物体検知は、特定方向を向いた検知範囲のセンサを複数配置し、その複数のセンサが異なる方向を検知するようにしており、一つのセンサで全周囲に対する検知をすることはできなかった。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、この課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題も開示されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)放射した電波に基づき物体を検出するセンサであって、特定方向に電波を出力する出力手段と、その出力された前記電波を、前記センサを中心とする平面の360度方向に向けて放射するアンテナを備えることを特徴とする。
【0007】
出力手段からは特定方向の一つに向けて電波を出力するだけでよく、アンテナでその電波の進行方向を適宜変更して360度方向に向けて電波を放射することができ、小型でコンパクトとなる。センサは、実施形態ではエリアセンサ48に対応する。電波は、実施形態では準ミリ波であるが、ミリ波や準ミリ波以外のマイクロ波などとしても良い。物体は、実施形態では人や車両などに対応する。出力手段は、実施形態ではセンサモジュール50に対応する。360度方向は、360度の全周に渡り連続して放射したり、部分的に放射されず断続的に放射したりするようにしても良い。連続して放射するほうが、検知エリアが連続するので好ましい。360度方向に放射される電波の利得、到達距離等は、全周に渡り均一でも良いし、異ならせても良く、検知したい領域の部分にあわせた放射パターンになるようにアンテナの形状等を設定すると良い。アンテナにより進路を変更しており、例えばライダーのように電波を出力する特定方向を振る機構はなく、構成が簡単となる。
【0008】
(2)前記360度方向に向けての放射は、反射・回り込みの電波の性質を使い前記特定方向に進む電波を弱め、その特定方向以外の方向に進む電波を強めることで行うとよい。電波の性質を使うことで、電波の進路を適宜変え所望の方向に電波を放射でき、構成が簡単で良い。
【0009】
(3)前記アンテナは、前記平面の方向に広がりがあり、その平面の方向と直交する方向には前記平面の方向の広がりよりも広がりが小さい検知領域を構成するように前記放射を行うとよい。平面と直交する方向の広がりを小さくすることで、相対的に平面の方向の広がりを広くし、遠くまで飛ばすことができるのでよい。直交する方向の広がりを狭くすることで、当該直交する方向の物体の移動に対してはピンポイントで検知することができるので良い。
【0010】
(4)前記アンテナは、前記出力される電波を遮る位置に配置され、前記出力手段から出力される電波の一部を反射してその進行方向を、前記特定方向と直交し相反する2方向に振り分ける反射体と、前記反射体で反射されて振り分けられた電波を、前記特定方向に対する逆方向と、前記2方向に向けて放射する放射手段を備え、前記反射体は、前記出力手段から出力する電波の一部を通過させるスリットを有し、そのスリットを通過した電波に基づき前記特定方向と同一方向に放射するようにするとよい。出力手段から出力される電波は、特定方向と同一方向には、スリットを通過して放射し、特定方向と直交する2方向と、逆方向には、反射体と放射手段により放射するので、平面の周囲に向けて放射することができる。簡単な構造のアンテナを用いて、センサの周囲に平面の方向に広がりがある検知領域を形成できる。2方向は実施形態ではセンサモジュール~出力される電波のH平面の方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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