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公開番号
2024175878
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093957
出願日
2023-06-07
発明の名称
検査システムおよびプログラム等
出願人
株式会社ユピテル
,
株式会社ユピテル鹿児島
代理人
個人
主分類
G01R
31/00 20060101AFI20241212BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検査する物へ順番に実行させる複数の検査項目を容易に行うなど、従来よりも優れたシステムを提供すること。
【解決手段】少なくとも一つの検査対象を検査する検査システムであって、検査対象となる検査する物へ、複数の検査項目を順次実行させる。一例として、複数の検査項目に用いる複数の機器(例えば、ホーン150~157)を配列し、検査する物を各機器と対向する位置に移動させることにより、各機器が動作を開始する構成とする。他の例として、複数の検査対象について、検査する物と複数の検査項目とを特定する、予め作成された各検査対象に対応する複数の検査定義ファイルのうち、一つの検査対象に対応する検査定義ファイルに基づいて、検査する物と複数の検査項目とを示す検査用画面を生成して表示する機能と、検査用画面に表示された複数の検査項目を順次実行させる機能とを備える構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つの検査対象を検査する検査システムであって、
前記検査対象となる検査する物へ、複数の検査項目を順次実行させる検査システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記複数の検査項目に用いる複数の機器を配列し、前記検査する物を各機器と対向する位置に移動させることにより、前記各機器が動作を開始する構成を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
前記検査する物は、無線信号を受信する基板を備える部材であり、
各機器は、異なる無線信号を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の検査システム。
【請求項4】
前記少なくとも一つの検査対象は、複数であり、
前記検査する物と前記複数の検査項目とを特定する、予め作成された各検査対象に対応する複数の検査定義ファイルのうち、一つの検査対象に対応する検査定義ファイルに基づいて、前記検査する物と前記複数の検査項目とを示す検査用画面を生成して表示する機能と、前記検査用画面に表示された前記複数の検査項目を順次実行させる機能とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項5】
前記複数の検査定義ファイルは、前記各検査対象について、前記複数の検査項目と、前記複数の検査項目を実行する順番を特定する情報と、を有し、
前記検査用画面を生成して表示する機能は、前記一つの検査定義ファイルが有する前記複数の検査項目を前記順番に並べた情報を前記検査用画面に表示する
ことを特徴とする請求項4に記載の検査システム。
【請求項6】
前記検査用画面を生成して表示する機能は、前記複数の検査項目の実行に関する指示を受ける複数の操作ボタンを前記検査用画面に表示し、
前記複数の検査項目を順次実行させる機能は、前記複数の操作ボタンの押下に基づいて、前記複数の検査項目を実行させる
ことを特徴とする請求項4または5に記載の検査システム。
【請求項7】
前記複数の操作ボタンは、前記複数の検査項目の全体を実行させる操作ボタンと、前記複数の検査項目それぞれを個別に実行させる操作ボタンとを有し、
前記複数の検査項目を順次実行させる機能は、押下された操作ボタンに基づいて、前記複数の検査項目のうち、少なくとも一つの検査項目を実行させる
ことを特徴とする請求項6に記載の検査システム。
【請求項8】
前記複数の操作ボタンは、前記複数の検査項目の実行を次に進める進行ボタンを有し、
前記複数の検査定義ファイルは、前記複数の検査項目について、検査結果に対する調整を要する調整検査と、検査結果を確認して次の検査へ進む確認検査とのいずれかを示す検査種別と、前記確認検査の検査結果と照合する規定値とを有し、
前記複数の検査項目を順次実行させる機能は、前記調整検査では、前記検査結果を前記検査用画面に表示し、前記進行ボタンが押下されるまで待ち、前記確認検査では、前記規定値を用いて前記確認検査の検査結果を判定し、規定値内の判定では次の前記検査項目へ進み、規定値外の判定ではエラーを表示する
ことを特徴とする請求項6に記載の検査システム。
【請求項9】
前記検査用画面を生成して表示する機能は、実行中の前記検査項目を前記検査用画面に表示する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の検査システム。
【請求項10】
前記検査用画面は、少なくとも一つの検査項目を実行させた検査結果を表示する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の検査システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、検査システムおよびプログラム等に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より商品等の生産等の現場では各種の検査が行われている。例えば、計測機器等から発せられる無線信号を検出して報知する検出器が知られている(例えば、特許文献1)。例えば、このような機器では作製後に、動作時の特性を最適化する調整や無線信号の検出確認等の検査を実施する。例えば、検査は複数の検査項目を順番に実行して行うが、機器に応じて個別のシステムを構築するため、多くの時間を要し、改善することが望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平05‐275934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、例えば、検査する物へ順番に実行させる複数の検査項目を容易に行うなど、従来よりも優れたシステムを提供すること等を目的とする。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明のシステムの一態様は、
少なくとも一つの検査対象を検査する検査システムであって、
前記検査対象となる検査する物へ、複数の検査項目を順次実行させるとよい。
このようにすると、検査する物へ順次に実行させる複数の検査項目を容易に行うことができる。特に前記検査対象となる検査する物へ、複数の検査項目を順番に実行させる機能を備えるとよい。このようにすれば、検査する物へ順番に実行させる複数の検査項目を容易に行うことができる。
【0007】
「検査対象」は、例えば、「検査する物」と、「複数の検査項目」との、少なくともいずれかより特定するとよい。
検査対象は、例えば、検査する物と複数の検査項目との少なくとも一方が異なる場合には、異なる検査対象とする。一例として、検査する物を、無線信号を受信する無線信号基板とするとき、複数の検査項目が、受信する無線信号を調整する調整検査の場合と、無線信号の受信を確認する確認検査の場合とは、検査する物が同じであっても複数の検査項目が異なるため、検査対象としては異なるものするとよい。また、検査する物は、例えば、検査する物を無線信号基板とするとき、バージョンが異なるもの、製品名が異なるもの等を検査する物が異なるものとして設定し(取り扱い)、異なる検査対象として設けてもよい。検査対象は、ユーザが任意に定義することができる。
検査は信号があらかじめ設定された正常な状態にあるかを検査する構成とするとよい。
【0008】
(2)前記複数の検査項目に用いる複数の機器を配列し、前記検査する物を各機器と対向する位置に移動させることにより、前記各機器が動作を開始する構成を有するとよい。
このようにすると、簡単な手段を用いて複数の検査項目を順次に実行することができる。例えば、一つの機器において、複数の機能を切り替える仕組みを構築することなく検査を実行することができる。これにより、検査システムの開発に要する時間を削減することができる。
【0009】
配列は、例えば、移動の方向に沿って行うとよい。配列は、例えば、円盤上に配列して移動を当該円盤回転させて行うようにするとよい。配列は、特に、直線上に配列して移動を当該直線上に行うとよい。
対向する位置への移動は、例えば、自動で行う構成としてもよいが、手動で行う構成とするとよい。また、対向する位置への移動は、例えば、検査するものの側を固定した位置に配置し、機器側を移動させるようにしてもよいが、機器側を固定した位置に配置し、検査するものの側を移動させるようにするとよい。対向する位置への移動は、特に複数の機器うちの一部の機器側を固定した位置としてもよいが、すべての機器側を固定した位置に配置し、検査するものの側をそれらすべての機器側の各位置へ移動させるように構成するとよい。
検査する物を各機器と対向する位置に移動させることにより、各機器が動作を開始する構成としては、検査する物がある機器と対向する位置から他の機器と対向する位置に向けて移動されていることを検出したことに応じて当該他の機器が動作を開始する構成としてもよいが、検査する物が複数の機器中の特定の機器と対向する位置にあることを検出したことに応じて各機器が動作を開始する構成とするとよい。
【0010】
(3)前記検査する物は、無線信号を受信する基板を備える部材であり、
各機器は、異なる無線信号を出力するとよい。
このようにすると、一つの機器を用いて無線信号を切り替えるときに必要となる切替機能を構築することなく複数の検査項目を実行することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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