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公開番号
2024170246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023087304
出願日
2023-05-26
発明の名称
配送ロボット
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60P
1/44 20060101AFI20241129BHJP(車両一般)
要約
【課題】人の手を使わずに配送ロボットから配送物を移動させることができる配送ロボットを得る。
【解決手段】配送ロボット10の本体部12が、走行方向前側に走行すると車軸74が回転してギヤ78及びギヤ82を介して搬送軸80に車軸74から駆動力が伝達され、搬送軸80は、車軸74の回転方向と反対方向に回転する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動輪を備えると共に当該駆動輪が駆動されることで走行する本体部と、
配送物を収容可能な収容部と、
前記本体部と前記収容部とを連結し、駆動されることで、当該収容部を当該本体部の上側に位置させる第1状態と、当該収容部を当該第1状態の姿勢を維持した状態で当該本体部の走行方向後側に位置させる第2状態と、をとることが可能な連結部と、
前記収容部に対して回転可能に支持された車軸と、
前記車軸に連結されると共に前記第2状態において前記本体部が走行するときに回転する車輪と、
前記車軸に設けられた第1ギヤと、
前記車軸と並行に延在した状態で前記収容部に対して回転可能に支持された第1搬送軸と、
前記第1搬送軸に設けられると共に前記第1ギヤと係合された第2ギヤと、
前記第1搬送軸と並行に延在した状態で当該第1搬送軸の前記走行方向前側又は後側に配置されると共に前記収容部に対して回転可能に支持された第2搬送軸と、
前記第1搬送軸に設けられた第1プーリと、
前記第2搬送軸に設けられた第2プーリと、
前記第1プーリ及び前記第2プーリに巻き掛けられると共に前記配送物を支持可能な搬送ベルトと、
を有する配送ロボット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配送ロボットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、配送ロボットに関する発明が開示されている。この配送ロボットは、注文品(配送物)を収納部に収納した状態で目標の部屋まで走行するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-18717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献に記載の発明では、使用者が配送ロボットから注文品を取り出す必要がある。つまり、上記特許文献に記載の発明は、人の手を使わずに配送ロボットから配送物を移動させることができない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、人の手を使わずに配送ロボットから配送物を移動させることができる配送ロボットを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る配送ロボットは、駆動輪を備えると共に当該駆動輪が駆動されることで走行する本体部と、配送物を収容可能な収容部と、前記本体部と前記収容部とを連結し、駆動されることで、当該収容部を当該本体部の上側に位置させる第1状態と、当該収容部を当該第1状態の姿勢を維持した状態で当該本体部の走行方向後側に位置させる第2状態と、をとることが可能な連結部と、前記収容部に対して設けられると共に前記第2状態において前記本体部が走行するときに回転する車輪と、前記車輪に連結されると共に前記収容部に対して回転可能に支持された車軸と、前記車軸に設けられた第1ギヤと、前記車軸と並行に延在した状態で前記収容部に対して回転可能に支持された第1搬送軸と、前記第1搬送軸に設けられると共に前記第1ギヤと係合された第2ギヤと、前記第1搬送軸と並行に延在した状態で当該第1搬送軸の前記走行方向前側又は後側に配置されると共に前記収容部に対して回転可能に支持された第2搬送軸と、前記第1搬送軸に設けられた第1プーリと、前記第2搬送軸に設けられた第2プーリと、前記第1プーリ及び前記第2プーリに巻き掛けられると共に前記配送物を支持可能な搬送ベルトと、を有している。
【0007】
請求項1に記載の本発明によれば、駆動輪を備えた本体部と、配送物を収容可能な収容部と、本体部と収容部とを連結する連結部とを備えている。そして、連結部は、駆動されることで、収容部を本体部の上側に位置させる第1状態をとることができる。このため、本発明では、第1状態において収容部に配送物を収容し、駆動輪を駆動させて本体部を走行させることで配送物を配送することができる。
【0008】
ところで、本体部を配送物の受取場所まで走行させた後、配送物を収容部から移動させることができなければ人の手によって配送物を収容部から取り出す必要がある。
【0009】
ここで、本発明では、連結部が、収容部を第1状態の姿勢を維持した状態で本体部の走行方向後側に位置させる第2状態をとることができる。
【0010】
また、本発明では、収容部に対して回転可能に車軸が支持されており、この車軸には車輪が連結されている。さらに、車軸には第1ギヤが設けられている。そして、第2状態において本体部が走行すると車輪が車軸及び第1ギヤと共に回転する。
(【0011】以降は省略されています)
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