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公開番号
2024170098
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023087067
出願日
2023-05-26
発明の名称
ソール及び履物
出願人
株式会社ゴールドウイン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A43B
13/14 20060101AFI20241129BHJP(履物)
要約
【課題】足裏のアーチ形状を保持しやすいソールを提供する。
【解決手段】ソール10は、互いに直交する上下方向V、前後方向L及び幅方向Wを有し、弾性変形可能な上層14と、上層14より硬度が高く、上層14の下側に設けられた下層16と、を備える。上層14は着用者の足を受ける足受け部18を有する。下層16は足受け部18に対応した足受け対応部28と、足受け対応部28の周縁に設けられた、足受け対応部28の表面から上方へ突出した周縁部30と、を有する。周縁部30は、足の土踏まずに対応する前後方向Lの位置であって、幅方向Wの内側に設けられた内側周縁部38と、幅方向Wの外側に設けられた外側周縁部40と、を含む。内側周縁部38の上下方向Vの長さH1は、外側周縁部40の上下方向Vの長さH2より大きい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに直交する上下方向、前後方向及び幅方向を有し、
弾性変形可能な上層と、
前記上層より硬度が高く、前記上層の下側に設けられた下層と、を備えたソールであって、
前記上層は、着用者の足を受ける足受け部を有し、
前記下層は、
前記足受け部に対応した足受け対応部と、
前記足受け対応部の周縁に設けられた、前記足受け対応部の表面から上方へ突出した周縁部と、を有し、
前記周縁部は、前記足の土踏まずに対応する前記前後方向の位置であって、
前記幅方向の内側に設けられた内側周縁部と、
前記幅方向の外側に設けられた外側周縁部と、を含み、
前記内側周縁部の前記上下方向の長さは、前記外側周縁部の前記上下方向の長さより大きい、ソール。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記足受け部の前記足と接する表面の高さは、前記内側周縁部の高さより高い、請求項1に記載のソール。
【請求項3】
前記内側周縁部の前記上下方向の長さH1と、前記外側周縁部の前記上下方向の長さH2との比(H1/H2)は2~4である、請求項1又は2に記載のソール。
【請求項4】
前記周縁部は、前記足の指の付け根からつま先に対応した前記足受け対応部の周縁に設けられたつま先周縁部を有し、
前記つま先周縁部の前記上下方向の長さは、前記外側周縁部の前記上下方向の長さより大きく、前記内側周縁部の前記上下方向の長さより小さい、請求項1又は2に記載のソール。
【請求項5】
前記周縁部は、前記足の踵に対応した前記足受け対応部の周縁に設けられた踵周縁部を有し、
前記踵周縁部の前記上下方向の長さは、前記外側周縁部の前記上下方向の長さ以下である、請求項1又は2に記載のソール。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のソールを備えた、履物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソール及び履物に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
靴底は、足への負担を軽減するため、多層構造としたものが知られている。例えば、特許文献1は、上層と比較して相対的に硬い弾性材料を利用した第一層と、下層である第一層と比較して相対的に柔らかい弾性材料を利用した第二層と、からなり、第一層は、足裏の周縁部に対応する外縁部全周が足裏の央部に対応する足受部よりも高い多層構造のインソールを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-028323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のインソールは、上下方向の変形量が十分ではないため、着用者の足裏のアーチ形状を十分に保持することが困難である、という問題があった。
本発明は、足裏のアーチ形状を保持しやすいソールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様のソールは、互いに直交する上下方向、前後方向及び幅方向を有し、弾性変形可能な上層と、前記上層より硬度が高く、前記上層の下側に設けられた下層と、を備えたソールであって、前記上層は、着用者の足を受ける足受け部を有し、前記下層は、前記足受け部に対応した足受け対応部と、前記足受け対応部の周縁に設けられた、前記足受け対応部の表面から上方へ突出した周縁部と、を有し、前記周縁部は、前記足の土踏まずに対応する前記前後方向の位置であって、前記幅方向の内側に設けられた内側周縁部と、前記幅方向の外側に設けられた外側周縁部と、を含み、前記内側周縁部の前記上下方向の長さは、前記外側周縁部の前記上下方向の長さより高い、ソールである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、足裏のアーチ形状を保持しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るソールの正面図である。
一実施形態に係るソールの図1におけるII-II線端面図である。
一実施形態に係るソールの左側面図である。
一実施形態に係るソールの右側面図である。
一実施形態に係るソールの図1におけるV-V線端面図である。
一実施形態に係るソールの図1におけるVI-VI線端面図である。
一実施形態に係るソールの図1におけるVII-VII線端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態は、以下の態様に関する。
[態様1]
互いに直交する上下方向、前後方向及び幅方向を有し、
弾性変形可能な上層と、
前記上層より硬度が高く、前記上層の下側に設けられた下層と、を備えたソールであって、
前記上層は、着用者の足を受ける足受け部を有し、
前記下層は、
前記足受け部に対応した足受け対応部と、
前記足受け対応部の周縁に設けられた、前記足受け対応部の表面から上方へ突出した周縁部と、を有し、
前記周縁部は、前記足の土踏まずに対応する前記前後方向の位置であって、
前記幅方向の内側に設けられた内側周縁部と、
前記幅方向の外側に設けられた外側周縁部と、を含み、
前記内側周縁部の前記上下方向の長さは、前記外側周縁部の前記上下方向の長さより大きい、ソール。
【0009】
上層は弾性変形可能であり、下層より硬度が低いので、下層に比べ変形しやすい。下層は、上層より硬度が高いので、着用者の自重によって変形しにくい。そうすると、ソールは、足の幅方向の内側の方が足の幅方向の外側より高く保持しやすい。したがってソールは、土踏まずの高さを保持しやすいので、足裏のアーチ形状を保持しやすい。
【0010】
[態様2]
前記足受け部の前記足と接する表面の高さは、前記内側周縁部の高さより高い、態様1に記載のソール。
足受け部の表面は、内側周縁部より高いので、着用者の自重によって変形する自由度が高い。内側周縁部の高さは外側周縁部の高さより高いので、足受け部は足の幅方向の内側より外側の方が着用者の自重によって変形しやすい。したがって、ソールは、着用者の自重によって着用者の足の裏に沿って変形し、土踏まずの高さを保持しやすいので、足裏のアーチ形状を保持しやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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